皆さんはいつもどんな風に頭を洗ってますか?
シャンプーって誰にレクチャーを受ける訳でもなく、いつの間にか自然に自分のスタイルが出来上がっているものですよね。
テレビや雑誌、美容師さんに簡単にレクチャーを受けた方もいるかもしれませんが、僕自身は特に意識したことはありませんでした。
今回、妻用のオリジナルシャンプーを作ったことで、担当の方にシャンプーの洗い方の基本を教えてもらったので、書きたいと思います。
- ステップ1、ブラッシング
- ステップ2、濯ぎ洗い
- ステップ3、シャンプーをつける
- ステップ4、マッサージをするように頭皮を洗う
- ステップ5、髪の長い女性は毛先に泡を馴染ませる
- ステップ6、しっかりと洗い流す
- ステップ7、タオルでの拭き取り方
- ステップ8、すぐにドライヤーをかけるのが大事
- まとめ
ポイントは濯ぎ洗い(髪のクレンジング)と拭き取りです。
ステップ1、ブラッシング
頭を洗う前にまずは髪をブラッシング。
髪についたホコリや汚れを落とし、お湯が流れやすいようになります。
基本的には後ろに流すイメージでブラッシングしましょう。
ブラッシングにお勧めのブラシは柔らかく、粒々がついたタイプ。
毛が絡まっている場合は優しく梳いて無理にひっぱたりはしないように。
ステップ2、濯ぎ洗い
洗濯機みたいですが、 シャンプーの前にしっかりとお湯ですすぎましょう。
※お湯の温度は38度前後が適温。
指を立てずに指の腹で頭皮や髪をしっかりと洗い流します。
目安は少し長く感じるかもしれませんが3分。
この工程をしっかりすることで、髪の汚れの80%は落とせます。
また、しっかりと洗い流すことによりシャンプーの使用量も減り頭皮への負担も軽減されます。
ここからが肌が弱い方へのおすすめポイント。
スタイリング剤などを使用しているときは、最初にオリーブオイルやココナッツオイルなど天然オイルを髪に馴染ませてから濯ぎましょう。
※市販のコンディショナーでも代用できるのですが、刺激物を避ける為に肌が弱い方には天然オイルがおすすめ。「クレンジング」と銘打ったものでなくても大丈夫です。
これは肌のメイクを落とす際にクレンジングで一旦化粧成分を浮かせて流すのと同様、髪のクレンジングになります。
次におこなうシャンプーの工程でシャンプーが持つ保湿成分の浸透が良くなり、整髪料を落とす為に行う余分な二度洗いで頭皮を痛めることもありません。
ステップ3、シャンプーをつける
これはご存知の方も多いかもしれませんが、シャンプーは使用前に手のひらで泡立ててから頭皮に付けていきましょう。
先に泡立てることにより、ゴシゴシこする回数が減り頭皮などの負担も軽減されます。
市販のシャンプーは刺激の強い石油系界面活性剤を使用されている場合が多いので、強い刺激を少しでも軽減するためにも泡立ては重要です。
肌の弱い方はシャンプー液が直接触れる部分のみ痒みが起こったり部分的な荒れを招きやすい為。
ステップ4、マッサージをするように頭皮を洗う
僕もしてしまいがちですが、指を立ててゴシゴシ洗うのはNG
手のひらで頭を覆うようにして指の腹で頭皮をマッサージするように動かしながら全体を洗います。
※肌の乾燥は頭皮の血行不良が影響している可能性もありますので、皮膚や頭皮の血管に血のめぐりが良くなるように働きかけます。
ステップ5、髪の長い女性は毛先に泡を馴染ませる
頭皮の次は髪です。髪全体に泡を軽く馴染ませます。
毛先は特にダメージを受けやすい部分なので、擦ったりクシは使わずに優しく扱いましょう。
ステップ6、しっかりと洗い流す
シャンプーの流し残しは頭皮トラブルの原因です。ステップ1と同様、時間をかけてしっかりと洗い流しましょう。
特に耳の裏や顔周り、襟足は流し残しが多いので十分に濯いで洗い流しましょう。
また、洗い始めは顔は上を向けてお湯が頭のてっぺんから下へ順を追って流れるイメージで洗い流してください。
※下を向いていたりお湯をかける時に頭頂部からでないと、頭頂部にシャンプー成分や汚れが残り頭皮トラブルにつながります。
ステップ7、タオルでの拭き取り方
髪は濡れている時が一番デリケートです。
キューティクルが開いた状態な為、強く擦ったり引っ張ったりしてしまうとキューティクルが失われ、切れ毛やダメージの原因にもなります。
タオルで拭くときも髪を挟み込むように優しく押さえて髪と頭皮の水分を拭き取りましょう。
水分を吸い取るのが主目的なのでマイクロファイバーや綿100%のものが適しています。
ステップ8、すぐにドライヤーをかけるのが大事
タオルで拭き取ったあとは素早くドライヤーをかけましょう。
自然乾燥とそのまま寝てしまうと今までの工程が台無しです。
まだまだ、キューティクルは開いた状態なので、ドライヤーで開いたキューティクルを閉じましょう。
頭皮から乾かして、毛先もしっかり乾かします。
出来るだけ素早くドライヤーをかけるのがポイント、ドライヤーをかけるのが遅くなればなるほど、パサつきやクセが出やすくなります。
まとめ
結構時間はかかるので最初から全部やるのは大変ですよね。
少しずつ出来るところから取り入れていくのが良いと思います。
1、髪のクレンジング(整髪剤をしっかりと落とす)を意識する
2、洗い流しは顔を上に向けて頭頂部からおこなう
3、拭き取りはゴシゴシせずに吸水を意識しておこなう
この3点だけでも変化は感じてもらえると思います。
是非お試しください!