こんにちわ、リョウスケです。
今の日本では、企業の業績もそこそこ良いそうで、日本全体が好景気の波が押し寄せています。とはいっても、私たちのような普通のサラリーマンは給料もそれほど上がっていませんので、あまり実感がない人がほとんどだと思います。
ただ、失業率は2%台を維持していますし、人手不足が深刻な業界も多くありますので、それなりにお金の循環が高いのではないかと思っています。
現在のような好景気になると、求人数に対して応募数の比率が少なくなるので、比較的転職がし易いそうで、 「キャリアアップを目指すなら今がチャンス!」と考える人も多いのかもしれません。
私の友人も通常では絶対に縁のありそうもない大企業に転職して、頑張っているくらいですからね。私の身近でも、キャリアアップに成功している人がいるくらいなので、世間でも多くの人が成功しているんでしょうね。
ただ、光があれば影もあるように、うまくいかない人も多く存在します。
私の友人(以下、K君)もその一人です。
実はキャリアアップのためではなく、色んな諸事情で退職してしまったんですけどね。まあ、彼の退職理由は、聞く限りやむを得ないような理由だったのですが、「自己都合」って形の退職でした。
K君は、当然会社を辞めてしまうと収入がなくなってしまうことに大きな不安を感じたので、辞めた直後から、積極的に就職活動を行っていたんですけど、なかなか就職が決まらなかったんです。
特に彼は40歳を既に超えているので、年齢的なものもあって、想像以上に活動がうまくいかなかったようです。
まあ彼は、結婚しているわけではなく、自分独りだけの生活費を補えばよいので、それほど大きな出費にはならないですし、経済的な責任も自分一人の分だけ背負えばよいわけですが、それでも生活をしているだけで、そこそこお金が掛かります。
しかも、「雇用保険」は、「自己都合」で退職した場合、退職直後に支払われるわけではなく、一定の待機期間(数ヶ月)があった後、ようやく支払われるそうです。
ですので、今は出費だけがかさんで、貯蓄がどんどん減っていったそうです
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先日、そんなK君を励ます(?)為に、飲みに行ったんですけど、しみじみ言ってました。
K君『いや~、なかなか就職決まらんわ。
辞める前に、きちんと次の就職先を決めてから辞めたら良かったよ。』
ところで、K君に聞いてびっくりしたんですけど、「雇用保険」って、前職の収入分位もらえるわけではなく、かなり減らされるそうですね。
実は、私も、若い頃に転職経験があるのですが、転職先を決めてから、退職しているので、「雇用保険」というものを貰ったことがないんですよ。
ちなみに、雇用保険は前年度の年収から計算されるそうで、K君の場合、17万円程度もらえるそうです。
まあ、17万円あれば、なんとか一ヶ月のやりくりやっていけるな・・・って思ったんですが、さらにびっくりしたのが、「税金」や「社会保障費」の支払額が半端ないとのこと。
特に「国民健康保険」の支払いがかなり大きいそうで、K君の場合3万円後半くらい取られるそうです。
さ、三万円ですよ!!!!!!!
当然ですが私も毎月の給料から「健康保険料」が天引きされているわけですが、会社が半分負担してくれているので、毎月3万円後半も払っておりません。
しかも、ここからさらに、「国民年金」や「住民税」とかも取られますからね。
仮に、「雇用保険」を貰えるようになったとしても、実際のいわゆる「手取り」だと、12万円くらいしか残らないみたいです。
もちろん、これは人それぞれが働いている際の年収によって計算されるものなので、人によって異なるものだと思いますが、K君はそれほど高給取りでもなければ、生活に困るほど年収が低いわけでもなく、いたって普通の年収だったんですよね。
なのでこれって、他人事じゃないですよね。
っていうか病院なんてほとんど行かないのに、「国民健康保険」で、4万円弱取られるなんて、どうかしてますよ。
しかも支払うだけ支払わされて、私達の世代が「保険」のお世話になるくらい恒例になったときは、少子高齢化の影響によって、大きく目減りされている可能性が高いです。貧乏くじ世代とはよく言ったもんです。
いずれにせよ、これが、今の日本の縮図なんでしょうね。
自分が、年を取って、「貧困老人」なんてことにならず、穏やかで経済的なゆとりを持ちながら安定・安心・安全な生活をしていくためには、今のうちに、しっかりと、資産を拡大していかなければいけませんね。
そして、「転職」をする際は、しっかりと次の会社を決定してから、「退職」すべきだと感じました。
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