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朝ドラ

半分、青い。最終話まで見た感想。半分青いとは?何だったのかを考えた

投稿日:

半分、青い。終わりました。

突っ込みどころ満載な部分は確かにありました。アンチも結構いたようですが、私は個人的に好きでしたね。

 

随所に、最終的には、律と鈴愛って・・・

と思わせる部分はありましたが、

次はどうなるんだろう?次はどうなるんだろう?

と気になりましたから。

 

「次はどうなるのだろう?」というのは【次回も見よう】の視聴者の本質の部分です。

 

このような気持ちにならない、【次も見よう要素のない】掻き立てられる部分のない作品が多い中、そういう意味では楽しめましたね。

 

この記事では、

半分、青いの良かったところと、そして、半分、青いとはなんだったのか?を考えたいと思います。

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半分、青い。の良かったところ~バブル世代の生きざま

鈴愛はバブル世代ど真ん中です。

なぜなら、若いころ、お立ち台でフリフリしていたシーンがありました。

ボディコンお立ち台世代のバブル世代です。

私はバブル世代ではありませんが、バブル世代ど真ん中の人が、自ら、バブル世代は考え方が違う

と言っていたのを聞いたことがあります。

 

そりゃそうです。

バブル全盛期を経験した人たちと、その次の世代、アラフォークライシスの人達では、数年しか経っていませんが、何気に、待遇や、ちょっとした部分の考え方も違います。

 

ココがポイント

半分、青い。はバブル世代の風を感じたドラマだった

 

鈴愛は漫画描きに夢中だったけど、バブルの雰囲気とか時代を感じました。

 

鈴愛は良い子ちゃんではない

主人公の鈴愛は決して良い子ちゃんではありません。自分の想いを貫くタイプの人です。

ここも良かったですね。朝ドラステレオタイプの良い子ちゃんは、もう見飽きたので。

鈴愛は、まっすぐな人です。

まっすぐ過ぎてそれで、人を傷つけてしまうことも多々ありました。

その鈴愛の熱さ、ストイックなところも好きでしたね。

 

半分、青い。は、時代の変遷を追っているドラマ

朝ドラでは、私は個人的に【ゲゲゲの女房】が好きなのですが、その時代独特の髪型や、ファッションなどがあります。

そういう変遷もすごく良かったですね。

今はない、ノスタルジックな気持ちになりました。

朝ドラでは、戦前戦後などは描かれてきましたが、ドストライクに、バブル世代の時代をぶつけてきたところも新鮮でした。

そして、この時代の変遷と言えば、【携帯】

携帯の変遷もドラマで描かれていました。

半分、青い。とはなんだったのか

半分、青い。とは、片方の耳の聴力を失ってしまった少女鈴愛のお話です。

 

そうなのです。

 

片方の耳の聴力を失う。

 

ここが重要なのですね。

 

しかも、その色は青なのです。

 

雨の音が半分聞こえないのです。

 

青は、悲しみを現す色なのです。

 

半分、青い。の鈴愛にとって大事な人とは?

時系列に見ていくと、

  • 母親
  • 裕子
  • 亮ちゃん
  • かんちゃん

だったのではないでしょうか。

半分、青い。だったところ

鈴愛は、片方の聴力を失って【半分、青い。】になりました。

母親の春さんは、娘の東京への巣立ちに、【半分、青い。】を感じました。

律と鈴愛は、お互いに想いあっていたのにうまくいきません。【半分、青い。】です。

裕子が漫画家を辞める時に、同士だと思っていた鈴愛は、【半分、青い。】になりました。

かんちゃんが熱を出して、自分と同じように耳が聞こえなくなるんじゃないか?と思い、鈴愛は【半分、青い。】になりました。

亮ちゃんと結婚して一緒にやりたかったけど、監督業に1位の座を奪われてしまい鈴愛は【半分、青い。】になりました。

律が大企業を辞めると知り、【半分、青い。】になりました。

春さんのガンで、鈴愛は【半分、青い。】になりました。

かんちゃんのいじめで【半分、青い。】になりました。

裕子の死で【半分、青い。】になりましたが、前までの鈴愛ではもうありません。へこたれずに強く生きると誓います。

 

たくさんの、半分、青い。が描かれていました。

 

人間の人生には、喜びだけではありません。悲しみが付随します。それを、半分、青い。では言いたかったのだと思います。

 

鈴愛にとって重要な人物の不幸もまた、描かないといけない。

 

東日本大震災きっかけに、かんちゃんが、いじめられましたが、あれは描かなくて良かったのでは?と思う人もいたかもしれませんが、実際、東日本大震災きっかけで、ある地域の子達が、いじめに遭いました。

 

それについては詳しくは言及しませんが、ニュースでも話題になりましたね。

 

そういうことを想いも集約して描いていたのでは?と私は思いましたね。

 

それと、テーマの【半分、青い。】です。

鈴愛にとって大切な人物たちの、半分、青い。を描き切ろうという脚本家北川さんの想いでしょう。

 

そして、鈴愛は、律が、大企業を辞めた時に、【半分、青い。】状態になりましたが、一緒に起業して、律と歩き始めてからは、強くなりました。

 

大事な存在の母親春さんの病気、娘のいじめ、親友の死にも、そう取り乱さずに、強く生きる鈴愛になりました。それも、表現していたと思います。

 

鈴愛を強くしたのは、まぎれもなく、律なのです。

 

半分、青い。の東日本大震災は必須

半分、青い。の東日本大震災のえがかれ方に、不満を言う人も多いですが、むしろ、これは必須、むしろ、【それありき】織り込み済みだと思いました。

バブル世代の東日本に住んでいた人達にとって、東日本大震災は、ものすごく強烈なインパクトを与えました。

地震だけでなく、津波、原発・・・

これは、鈴愛の人生に影響を及ぼさないはずもありません。

 

実際、震災後に結婚をしたカップルも増えたのも事実です。

生き方を見直した人がいたのも事実。

 

確かに、最後の1,2週で、半分、青い。の青の部分をえがいているので、見るのが辛くなる部分がありましたが、逆に言うと、それをえがきたかったのだろうと思いました。

 

それをえがきたいからこそ、随所にユーモラスを用いていたのでは?と思うのです。

 

この現代を生き抜いた人の人生で、あの、東日本大震災をえがかないというのは逆にあり得ません。

 

【ゲゲゲの女房】や【おひさま】の時と違って離婚する人が増えているのも世相を反映しているのではないでしょうか。

離婚した人も、半分、青い。を持っているすべての人に、前向きに【生きろ】というメッセージだったと思います。

 

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まとめ

朝ドラは、全ての【半分、青い。】を持っている人に贈る、【強く生きろ】というメッセージだったと思います。

永野芽郁さんの鈴愛も、ストレートでド直球で憎めない人でした。

律はそんな鈴愛を見守っていましたね。

 

人が、人と結婚するカップルになる相思相愛状態になるということは、誰か他の人の想いを青くしている部分があるなと思います。

全ての人が相思相愛にはなれません。

 

誰かの不幸の上に誰かの幸せは成り立っているような。

例えば、最終週に亮ちゃんが、鈴愛に【やり直さないか?】と言いましたが、その想いは報われなかった。

 

だからこそ、幸せを、喜びを大切に真っすぐに進めということですね。

最後が悲しかったですが、良いドラマだったと思います。

-朝ドラ

:)
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