偽装結婚でフィリピン人ら２６人逮捕 背後に国際的組織の存在も
フィリピン人の女に在留資格を取らせるため結婚を偽装したとして、警視庁と福島県警は２８日までに電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いで、いずれも東京都葛飾区に住む、ブローカーで同国籍の飲食店従業員ヒラツカ・エマ・レッド容疑者（５０）と会社役員星野広之容疑者（５４）、フィリピン人の女ら計２６人を逮捕した。
警視庁は背景に日本とフィリピンにまたがる国際的な偽装結婚組織があるとみて詳しく調べている。逮捕容疑は２０１３〜１７年、フィリピン人の女と日本人の男計１０組に婚姻する意思があるように装わせ、東京都内の区役所などに虚偽の婚姻届を提出するなどした疑い。偽装結婚した男女１９人、ブローカーら７人が今回逮捕された。
[ 2018年9月29日 05:30 ]
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