2018/09/27
■iOS12のShortcutsはURLスキームの活用次第
TextwellとShortcutsを連携させるにはURLスキームを利用します。基本はWorkflowの頃と変わっていません。workflow: でShortcutsを呼び出せます。でも新しくなったことだし、新しい皮袋を用意しましょう。
URLスキーム
The Shortcuts URL scheme supports running a shortcut that’s saved in the Shortcuts Library. This fun...
基本は shortcuts:。複数形。オプションのrun-workflowはrun-shortcutに変わっています。こちらは単数形ですね。nameでレシピを指定する方法はWorkflowのまま。
他にもギャラリーを呼び出したりファイルでインポートするスキームもありますが、使う場面が思いつきません。企業でレシピを配るときでしょうか。
Textwellから転送
Textwellの文章を純正メモに転送するアクションを組んでみます。
まずMemoというShortcutsレシピを作成。下記リンクでインポートしてください。単に「メモを作成」のアクションがあるだけのレシピですが、これが有能なショートカットで、Safariから呼び出すとリンクを貼り付けることもできます。
https://www.icloud.com/shortcuts/a6acb098be94486faaa31ce03475306d
そしてTextwellにレシピを呼び出すアクションを作成します。
url="shortcuts://run-shortcut?name=Memo&x-success=textwell:&input="+T.stdin.text;
T(url);
Import Textwell ActionMemo
ほら、簡単でしょ?
Textwellに転送
次に反対方向。純正メモからTextwellに。これもShortcutsレシピを経由します。
Textwellというレシピを作成。URLスキームを使っても良いのですが、今回は別の方法で。「次の方法で開く」を使ってTextwellを指定。このアクションの本体は Open in なので、URLスキームが無いアプリでも転送先に選べるのが特徴です。
https://www.icloud.com/shortcuts/fc8c7059fa1f417b907c424311e7f8dc
URLスキームを活かす場合は「URL」と「URLを開く」を並べてください。
まとめ
iOSのアドバンテージはアプリ間の連携だと思います。Shortcutsはその連携をもっと柔軟なものにしてくれる。たとえば純正メモへの転送も「マークダウンからリッチテキストを作成」を追加すれば機能アップできる。そこがAndroidのインテントとの違いじゃないかな。