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要点をざっくり
- 座間9人遺体遺棄で逮捕・起訴されて勾留中の白石隆浩被告(27)にフライデーが接見しています。
- フライデーの記者に指で丸を作り、「お金さえくれればなんでも話します」と語ったそうです。
- そして、フライデーが3万円の差し入れをして白石被告が話したこととは・・・。
フライデーの記者が白石被告に接見
「座間9人遺体遺棄事件」で逮捕・起訴され、八王子市の高尾警察署に拘留されている、白石隆浩被告(27)。
高尾警察署
ここの留置場に拘留されています。
参照:警察庁HP 写真はイメージ
今の白石被告の姿は先日記事にしたように、上下グレーのスエットで髪を伸ばしメガネに無精髭とのことです。
この接見は1日一社のみと限定されており、フライデーの記者が接見した9月21日もフライデー以外のマスコミが接見を申し込んだようですが、なぜかフライデーが指名を受けたそうです。
こうなると、売れっ子のスターですね。
白石被告がフライデーを指名した理由
まず、フライデーの記者が自社が指名されたことを不思議に思い白石被告に聞いたところ、親指と人差し指で丸を作り、
「週刊誌の人なら金を出してくれると思って。それと、以前手紙や雑誌の差し入れをしてくれた講談社の人なら、また差し入れをしてくれると思った」
と語ったとのことです。
ただし、接見では事件について聞くことは禁止されているそうです。
それで留置場での生活を記者が聞くと
「留置場での食事は、パンにジャムをつけるようなものばかりで質素で味気ない。今の人生で1番の楽しみは食事。お金があれば、より魅力的なメニューが食べれる」
と語ったそうです。
パンにジャムというのは、思ったよりいい生活だと思いますが。
自分が大量殺人犯というのは、すでにどこかにいってしまっているようです。
3万円を差し入れ9月25日に接見
白石被告は、それ以降は金をもらわないと話さないとだんまりを決め込んだそうです。
それで、フライデーが差し入れの上限額である3万円を差し入れたところ、9月25日にまた接見に応じたとのことです。
調べると、留置場での現金の差し入れの上限は3万円のようです。
https://逮捕弁護士.com/chapter9/ichiran.html
白石被告は笑みを浮かべ
「3万円が入ってきて、かなりテンションが上がりました。現金のつながりがある限りフライデーさんと会いますよ」
と語り、フライデーは今後もお金を払えば白石被告と会えることになったそうです。
差し入れの3万円で買ったもの
フライデーの記者が差し入れの現金の使い道を聞いたところ「400円で唐揚げ弁当」を買ったと答えています。
留置場には売店があって、チョコパイ、板チョコ、あんぱん、クリームパンなどが売っているそうです。
また、定期的に現金を差し入れてくれるなら、「手紙も書きます」と話したそうです。
手紙なら、ある程度事件に関しての内容が書けます。
それが殺人犯などの記事で、本人の事件に対する気持ちが手紙を通してのことが多い理由です。
また、手紙の宛先が両親になるかフライデーになるかは、値段によると話しているとのことです。
完全にフライデーは金ずるにされたようです。
白石被告の人生の心残りは
フライデーの記者が、白石被告は死刑になることは分かっているでしょうから、最後に「自分の人生の心残り」を聞いたそうです。
「やっぱり、もっと美味しいものが食べたかった。好きだった『蒙古タンメン中本』のラーメンとか。あとは、女遊びももっとしたかった。本当に普通のことですけど」
参照:食べログ
「蒙古タンメン中本」は北海道にはないので食べれませんが、食べログを見ると確かに美味しそうです。
しかし、9人も殺しておいて、美味しいものを食べるのが「普通のこと」というところがネジが外れています。
普通は、謝罪の念で食べるものも喉を通らないと思います。
さらに、反省もなく、女性を8人も殺しておいて「女遊びがしたかった」とは。
確かに白石被告にとって自分の快楽がすべてなのでしょうが、ここまでくると病気です。
しかし病的な性格でも刑事責任能力には関係ありません。
記事には書いていませんが、おそらく今後もフライデーは取材を続けると思われます。
裁判でも、白石被告は本当のことは話さないでしょう。
(司法取引でもしない限り、一円の特にもなりません)
フライデーに取材を続けて欲しい気持ちと、白石被告にお金を渡して生活を援助していいものなのか、私も複雑な気持ちです。