アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

感動!フォレスト・ストーリー

2010-09-26 07:33:05 | インポート
24日は清水町で開催されているフォレスト・ストーリーを見学に行きました。
結城さんの版画作品はいろいろなところで拝見していましたが、今回は初めて出会う作品が多く、
agueさんのシルバーによる彫金作品は、繊細、かつ、おしゃれにシックで感動。わたしには手が出ない高価なものでしたが、それ相応のものです。
sayoさんの絵は、かわいい! 思わず、熊の絵のエコバックと狼の絵葉書を購入。今回の展示品のほとんどは虫にアイヌ文様が見事に描かれているものでした。それらも絵葉書になったら買いたいです。
shogoくんの切り絵も、カッコよかったです。アイヌ文様を上手に用いながら切れのあるものでした。
縄文工芸作品を作るatsushiさんのも趣がありますね。熊が立っているのは家に飾っておきたいですし、土偶ランプもほしいですね。

今回は、たまたまagueさんと sayoさんが会場におられたので少しお話できました。お二人とも東京在住とのこと(今回の5名は結城さんを除いて全員が東京在住)。若手がそれぞれのジャンルでアイヌアートを豊かに展開させているのに感動しました。今後のご活躍を祈ります。


作品をここで紹介できたらよかったのですが、写真は個人鑑賞のみでした。残念・・・・
それぞれのWEBサイトなどが分かりましたらご紹介しましょう。


夜は台湾ブヌン民族の10名が千歳に着くのでお迎えに行きました。が、乗ってるはずの便から降りて来ない。あわてて飛行会社に団体が搭乗したかを聞こうとすると、それは個人情報ゆえに答えられないと。方法はこの空港で呼出放送をするか、相手空港で呼出放送をするかぐらいだと。こちらには降りて来なかったので相手空港に確認をするべく、今回、協力してもらっている旅行会社に連絡をしようとしたら・・・いたっ! 旅行会社側がひとりの漢字名を書き間違えたため、次の便に乗って違う出口から出ていたのです。あわてました。

25日はブヌンの皆さんと白老のポロト・コタンの見学に行きました。チセでの解説はハングル・ペキン語・英語・日本語での見事な使い分け。毎回のことですが皆が笑いの渦に巻き込まれました。
事前に10名以上ですとアイヌ料理をひとり千円で用意してくれます。チェプオハウ(鮭の汁)、いなきびごはん、お団子、それに、魚料理とアイヌ伝統ハーブティー(日替)。ご飯と汁はおかわり自由。美味しく頂きました。

帰ろうとすると、ブヌンの皆さんがお礼に歌を歌ってくださると言うので、たまたま通りかかった佐々木利和さんをお呼びして、この方が今後のアイヌ政策のために重要な働きをしてくださっている方で、皆さん、権利回復のために彼のことを覚えてお祈り下さいと紹介させていただきました。それはとても大切な働きだ、是非、しっかりやっていただきたいと叱咤激励。そして、素晴らしい歌声をわたしたちにプレゼントしてくださいました。
佐々木さんは前に働いておられた民博の「友の会」の皆さんをご案内中で、せっかくですからと、すでにバスに乗り込んだ友の会の皆さんを呼び寄せて、アンコール依頼。ブヌンの皆さんは快く引き受けてくださり、これもまた素晴らしいハーモニーをご披露くださいました。
佐々木さん、頼みますよ~。



夜は江別の対雁強制連行の劇に行こうと思ったのですが体力切れで帰宅。もう少し留萌に近ければ行けたのですが。

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