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iOS 12で「ショートカット」アプリを使ってみよう:iPhone Tips

ボタン一つに複雑な操作を集約

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iOS 12の配信に合わせて登場した「ショートカット」アプリは、App Storeからインストール可能。同アプリを活用すれば、複雑な操作をボタン一つで実行できるようになります。本記事では、「ギャラリー」画面にある「週末の家事を設定する」という操作を活用例に、ショートカットの使い方をご紹介しましょう。

※本記事では、バージョン2.0の「ショートカット」アプリの画面を使用しています。

Gallery: 「ショートカット」アプリの基本の使い方 | 6 Photos

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ショートカットをカスタマイズしよう

まずはApp Storeから「ショートカット」アプリをインストール。ホーム画面でアイコンをタップして起動します。

今回は既存のレシピを活用するため、「ギャラリー」タブをタップしましょう。


▲「ショートカット」アプリを起動(左)。「ギャラリー」を選びます(右)

すると、参考にできる既存のレシピが大量に表示されます。今回は例として「週末の家事を設定する」を使ってみようと思うので、こちらを選択しました。


▲「週末の家事を設定する」を選び(左)、「ショートカットを取得」をタップします(右)

「ショートカットを取得」を選択すると、「ライブラリ」画面にそのレシピが登録されます。ただ、このままでは使えないので、ボタンの右上に表示されている「...」アイコンをタップして、カスタマイズしていきましょう。


▲「ライブラリ」画面に戻り、ボタン右上の「...」をタップ(左)。アクセス権の設定が必要となる場合があります(右)

使用する標準アプリ(今回はリマインダー)へのアクセスを許可し、続いて必要な入力項目を設定していきます。ここでは、「リスト」の欄に頻繁に利用するタスクを記入してみました。


▲「リスト」欄にタスクとして頻繁に入力する項目を登録し、「完了」を(左)。ここまで設定した状態でライブラリに戻り、ボタンをタップすると、ショートカットが実行される(右)

ライブラリで先ほど作成したボタンをタップすると、「今日行う必要がある家事はどれですか?」という画面が表示され、タスク候補としてリストに入力した「洗濯」「食品の買い出し」「掃除機をかける」が選択肢として表示されました。それぞれの項目をタップすれば、その内容がリマインダーに登録されます。



▲試しに「洗濯」と「食品の買い出し」にチェックをつけて「完了」してみると(左)、「リマインダー」アプリにこれらの項目が登録されました(右)

「お茶」「牛乳」「ヨーグルト」「納豆」「豆腐」など、よく購入する食品を登録しておけば、買い物リストとしても活用できるかもしれませんね。

Siriの登録やボタンの設置方法もできちゃいます

ちなみに、作成したショートカットは、Siriのフレーズに登録して、ボイスコマンドで実行することも可能です。また、ホーム画面にアイコンとして設置しておけば、タップ1回で実行できるようになります。シーンに合わせて使い分けると良いでしょう。


▲ショートカットのカスタマイズ画面で、右上にあるスイッチのアイコンをタップ(左)。ここから「Siriに追加」や「ホーム画面に追加」ができます(右)

ショートカットアプリを使いこなすには、プログラミング的思考を要するので、0から作成するのは少々難しいかもしれません。とはいえ、「ギャラリー」にたくさんレシピが用意されているので、恐れずにチャレンジしてみるとより快適にiPhoneが使えるようになりますよ。

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