夕闇に誘いし漆黒の天使達(読み方 : ゆうやみにいざないししっこくのえんじぇる)
メンバー(LtoR) : にっち(Dr) / 千葉(Gt) / 小柳(Vo) / ともやん(Ba)
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UC169FIKMFQKr1n65N3UcQag
Twitter : https://twitter.com/twilight___
YouTuberというキーワードが一般的になってから、どれだけの日時が経ったのだろうか。近年、ジャンル問わず数多くのYouTuberが誕生する中、音楽・バンド系のYouTuberもどんどん現れている。そんな中、黎明期より活動していたのが、今回ご紹介する夕闇に誘いし漆黒の天使達だ。
神奈川県は厚木からコミック系ラウドバンドとして活動を始めた彼らだが、2015年よりバンドのプロモーション活動の一環として毎週動画投稿企画「オモシロサンデー」を始動、YouTuber活動も始めた。その後、2016年11月に小柳(Vo)が応募した「GENESIS ONEオーデション」にて、500組中の3組に残り、同年12月のファイナルステージ新木場STUDIO COASTに立った。そして彼らは、ワタナベマホトを筆頭に有名YouTuberが所属する大手YouTuber事務所「GENESIS ONE」への加入が決定した。
今回、バンドとYouTuberの2面性を持つ彼らに対し、改めてバンドの歴史や彼ら自身の音楽的ルーツや拘り、YouTuber活動の始まりのきっかけ、近況や今後等を聞くべく、ロングインタビューを実施した。
取材・文・編集 / 宮久保 仁貴
-TOPPA!!初登場という事で、改めて、皆さんの自己紹介をお願いします。
小柳 : それでは、いつも動画でやってる挨拶から行きます……!
どうも、夕闇に誘いし漆黒の天使達の小柳です!!!!!
ともやん : ともやんです。
にっち : にっちです。
千葉 : Mr.千葉です!!
ともやん : はい(笑)。てか、これ自己紹介になってんのか……(笑)。
元々はこのバンドは高校の軽音部で結成したんですよ。千葉は後から加入しました。
きっかけは……文化祭でバンドやりたかったのが始まりですね。本当あるあるですね(笑)。
小柳 : 俺が校内で一番上手い奴らを集めた結果、このメンバーが集まりました(笑)。なので、2〜3回くらいライブしたら解散する予定だったんですよ。今となってはこんなに続いてますけど(笑)。
その後、コンポーザーの前任Gtが脱退して、「これは終わったな……。」と思ったんです。ただ、その後メンバー募集をかけたら、1ヶ月足らずで千葉が連絡してきたんですよ。オーディションというか……顔が良かったので入れましたね(笑)。一目見て、「俺らが持ってない属性だ!」と思いましたね(笑)。
よく、「一緒にスタジオ入ってフィーリングが合ったから加入を決めたぜ……!」とかあるじゃないですか。そこに関しては、最初は全くダメダメでしたね(笑)。
その後、もう一人のVoが脱退して、今の4人体制になりました。
-ちなみにこのバンド名の由来は何でしょうか?
ともやん : 小柳が「バンド組みたい!」って言い出して、皆でバンド名を決める為に集まったんですよ。その時……自分の頭の中にパッと思いついたのが、この「夕闇に誘いし漆黒の天使達」だったんです。2秒くらいで思いつきましたね。
小柳 : バンド名は長ければ長いほど良いと思っていた時代だったんですよ。ふわっと思ったのは、英単語で長いバンドって沢山いるじゃないですか。Fear, and Loathing in Las Vegasとか。でも、漢字で長くて目立つバンドっていないじゃないですか?特に学園祭に出るバンドだし、面白いバンド名もアリなのかなと。この名前に決めた理由として、それらも大きな要因でしたね。
ともやん : その思考、2秒で……今も続いています(笑)。そして……後悔しています(汗)。
千葉 : 「I want to change the band name.」って曲がまさにそうですし(笑)。
-そういえば、元々活動の始まりはYouTube発信ではなく、厚木や立川のラウドロックシーンだったかと記憶しているのですが間違いないでしょうか?
小柳 : ホームが厚木なんですよ。最初に演奏したライブハウスが厚木THUNDER SNAKEで。当時のブッキング・現店長の尾崎と元店長・現町田CLASSIXの長島さんには本当にお世話になりました。出始めた頃はホルモンのコピーとオリジナル曲を混ぜて演奏するスタイルでしたね。ただ、初ライブから俺のフリップ芸は続けてて……あそこでうけちゃったのが運の尽きでしたね(笑)。そしたら、尾崎が「ちゃんとオリジナル曲作ってやってみない?」と言ってくれて、そこからオリジナル曲を作り始めました。
-それでは、バンドとしての音楽的ルーツを教えて下さい。
ともやん : なんだかんだ最初はマキシマムザホルモンに影響を受けましたね。
にっち : そこからメタルコアを経由して、アンダーグラウンドに落ちていって……今このスタイルって何なんだろうね(笑)?
一同 : (笑)。
小柳 : その時々に聴いている音楽から影響を受けていたりするので……「これ!」って感じでカテゴライズするのは難しいかもしれませんね。
-なるほど……!そんな皆さんの事を掘り下げるべく、個人としての音楽的ルーツも教えて頂けますでしょうか?
小柳 : 音楽を聴くようになったのは、X JAPANがきっかけですね。今でも憧れです。
Voとしてはゴールデンボンバーの鬼龍院翔(Vo)さんとJin-Machineのfeaturing16(MC)さんにめちゃくちゃ影響を受けましたね。「こういう事をライブでやってもいいんだ……!」と衝撃を受けましたね。
-ちなみにX JAPANで一番好きな曲は何ですか?
小柳 : 一番初めに聴いた曲が「紅」だったんで、やっぱりそこかな〜と。暗証番号もそれにちなんでXXXX……あっ、ヤベっ!!
ともやん : バレとるやん(笑)。
自分は小学校は普通にJ-POPを聴いて育って、中学に入ってからは校内放送で流れてくるORANGE RANGEやRADWIMPSとか聴いていました。
小柳 : ませてんね〜。
ともやん : そこからASIAN KUNG-FU GENERATIONに触れ、バンドをやりたくなったんですよ。その後、高校になって軽音楽部に入ってからベースを始めましたね。
小柳 : ともやんの一番面白い所は、RADWIMPSのギターソロとベースのスラップの掛け合いを観て、「やべっ!めっちゃギターかっこいいじゃん!ベースやってみよう!」ってなった所ですかね(笑)。
ともやん : そうなんです。今思い返すと変な話ですね(笑)。
プレイヤーとしては、強いて言うなら厚木のバンドでTHE NITH APOLLO所属のtwo step gloryのタナカマサト(Vo/Ba)さんに影響を受けていますね。フォームとか、サウンドとか細かい点と言うよりは、見た目のかっこよさに憧れてます。
小柳 : 一時期形態模写レベルだったもんな(笑)。同じベースを使って、服装も同じ感じで(笑)。
一同 : (笑)。
にっち : 元々アニメが好きで、アニメの主題歌をよく聴いていたんですよ。それこそ『銀魂。』や『BLEACH』、『NARUTO』辺りですね。
その後、高校でメタルコアにハマり、日本のバンドでcoldrainのKatsuma(Dr)さんやFear, and Loathing in Las VegasのTomonori(Dr)さんのプレイを真似する様になりました。最近はHibiki(ex.A Ghost of Flare/Dr)さんをリスペクトしていて、セットの位置とか真似してます(笑)。
Hibiki Shiraishi インタビュー | TOPPA!!
https://toppamedia.com/hibiki-shiraishi-interview/
-ここでHibiki君の名前が出てくるとは思いませんでした!
小柳 : サシで飯行ったりしてるもんな。
にっち : 優しいんですよ。
千葉 : 自分は中学の同級生でギターをやってる友達がいて、その友達に「GLAYのCD聴いてみろよ!」とオススメされたのが、音楽を聴き始めたきっかけでした。そこから、Fear, and Loathing in Las VegasやONE OK ROCKとか、ロック中心に色んなジャンルの音楽を聴く様になりましたね。影響を受けたギタリストはPENGUIN RESEACHの神田ジョン(Gt)さんですね!何と言うか……もう憧れの存在です!
-それでは、活動の話に触れさせて下さい。現在バンド活動と並行して、YouTuber活動も精力的に行われていらっしゃいますね。YouTuber活動を始めたのはいつからになりますでしょうか?また、始めたきっかけを教えて下さい。
にっち : 先ほどの尾崎さんと出会ってから……1年くらい経った時ですかね?
ともやん : 当時は「今YouTuber流行ってるから、ゲーム実況やってみろよ?」ぐらいの軽いノリでした。
小柳 : 当時……俺ら尖っていたんで(笑)。
一同 : (笑)。
小柳 : YouTuber活動をやってみたくはあったんですよ。それこそ皆YouTuberをよく観てたし。その頃はまだ黎明期で、”YouTuber”っていう言葉は誕生していないこそ、盛り上がってきている段階ではあったんですよ。ただ、当時は「この流れに乗ったらしゃばいな……。」と思う気持ちもあったんです。そこで、誰かに背中を押してもらったらやろうとは思っていましたね。
ともやん : そこで、これまた尾崎にオススメされたのがきっかけで、YouTuber活動をスタートさせる事にしました。ただ、当時は今の様にガッツリYouTuberとして活動するよりは、バンドのプロモーションの一つくらいな気持ちで活動していましたね。
小柳 : コンテンツの一つですね。バンドがオフィシャルのTwitterアカウントやInstagramアカウントを作成して……そういうノリです。
ともやん : それが、たまたまYouTubeだったんです。
小柳 : 最初からYouTuberになろうと思っていたと言うよりは、結果としてYouTuberになったんですよ。そもそもバンドのコンセプトがコミックバンドだった事もあり、じゃあYouTuberとして活動してみると、コンセプトと上手く噛み合ったのも理由の一つかなと思います。
あと、最初は動画を出したい時に出すくらいの気持ちでやっていて、それが2-4ヶ月後には毎週日曜に投稿する……面白サンデーという名前の時期がありましたね。
「1週間で再生回数が100いった……200いったぞ!」と、一喜一憂している時代でもありました(笑)。
-ちなみに、現在所属しているGENESIS ONEに所属されたきっかけを教えて下さい。
小柳 : それはもうあれですよ……社長から、「才能あるから、YOUウチに来ちゃいなYO!」と……(笑)!
にっち : と、言われた夢です(笑)。
小柳 : 実際は、BBQに行く電車の中で書類を書いて、俺が勝手に出しました(笑)。
最初は書類審査で、チャンネルタイトルや動画のリンクを記入して……その中でリスペクトしているYouTuberの欄はマホトさんをリスペクトしつつも、「これ、マホトさん書いたら落とされるな……!」と思って、敢えて書かないプチ尖り芸を披露したりして……(笑)。
ともやん : そんなこんなで知らない内にオーディションイベントGOKへのエントリーが進みまして……!
にっち : 「1次審査通ったぞ!」と言われた時は「何のこっちゃ?」って感じでしたね(笑)。
ともやん : 2次が動画審査、3次が面接、そして最終が新木場STUDIO COASTでのイベントでした。
小柳 : その時はバンドマンとしてでは無く、完全にYouTuberとしてステージに立っていましたね。初めての経験でガチガチに緊張していたのを覚えてます(笑)。
-ちなみに、夕闇に誘いし漆黒の天使達を一言で表すと、どんなバンドだと思いますか?
ともやん : 自分的には……他にいない、唯一無二的なバンドだと思っていますね。
小柳 : ちょっとこれはダサいっすね……オンリーワン……これもダサいな(笑)。じゃあ……”唯一無二、オンリーワン”ですね。
一同 : (笑)。
千葉 : ……”コミック叙情”ですね!
一同 : (笑)。
小柳 : “じんせい“……、これは個人の時に言うべきだな(笑)。
にっち : 目で楽しいバンド?
小柳 : 斬新風(笑)?俺らは斬新風っす(笑)!
ともやん : まぁ確かに斬新ではありたいよね。
小柳 : 最終的には……わかんないっす(笑)!
一同 : (大爆笑)。
ともやん : でも実際、よくわかんないバンドです(笑)。
にっち : 夕闇は1回観てもらって、ダメならダメなバンドなんだと思います。
小柳 : スタンスが本当そうなんですよ。バンドマン自体、曲をオーディエンスに合わせて作ってないじゃないですか。それと一緒で、俺達も自分達が面白いと思ったものを発信しているので……本当よくわかんないバンドですね(笑)。
-そんな皆さんを追いかけているファンの皆さんの名称は何と呼ぶのでしょうか?
にっち : それが無いんですよ。
小柳 : つけてるやつ総じてダサいと思っているんですよ。
バンド・YouTuber共にファンの名称つけている奴らは総じてめちゃくちゃダサいですね。
千葉 : 「ファンの皆はプロフィールにこの絵文字を付けて下さい!」とかね。
ともやん : 亀とかね.
小柳 : 亀は良いだろ(笑)!まぁ、絵文字の笑顔って狂気的じゃね?
ともやん : それを名前に入れちゃうから……(笑)。
-そういえば、普段のライブにおいて、オーディエンスのノリはどのようなものなのでしょうか?
小柳 : ライブのノリを作るのは俺なんです。やっぱり観ていて面白い方が良いと思うので、普通のラウドロックバンドは絶対しない様な動きをしたりしますね。
にっち : そして、こやん(≒小柳)の動きをお客さんが真似するんです(笑)。
小柳 : 諸々やった中で、良い感じに評価を得た動きを長期的にやってるんですよ(笑)。
ともやん : いわゆるラウドロックのライブだと、ウィンドミルやモッシュとかがデフォルトであるじゃないですか?それが、夕闇のライブでは小柳の真似になるんですよ(笑)。
小柳 : あと、ラウドはそういう文化を知った上でライブに来る人が多いですけど、うちらのライブでは知らない人も多いんです。それは別に悪い事ではなくて、それなら別の楽しみ方をして、ライブで気持ち良くなって欲しいですね。
例えば、曲のBPMが上がる瞬間で「回れ!」ってサークルピットを煽ったりする光景がありますけど、あれめちゃくちゃ度胸いると思います。
にっち : 実際に回ってなかったら気まずいよね。
小柳 : 毎回思ってるんですよ。あと、横モッシュも煽って無理してピットを開ける必要は無いと思ってますね。
千葉 : 一時期ウィンドミルするパートがある曲もあったんです。「THEハーコーする曲」みたいな(笑)。ただ、今やその曲をやっても穴は塞がれたままですね(笑)。
小柳 : 臨機応変に楽しんで頂けたら、と思います。
-それでは、千葉様及びともやん様への個人質問となりますが、千葉様はStrictly 7 Gutiars、ともやん様はDingwallとラウドロックやテックメタルに特化した機材を使用されていらっしゃいますね。こちらのブランドをメイン機材として選んだきっかけを教えて下さい。
千葉 : 元々はYouTubeの動画の罰ゲームで、負けたらその日に新しいギターを買う事を決めていたんですよ。そしたら実際に負けまして、買うことになったんです。
楽器屋で、まず見た目のカッコ良さで何本が選定し、実際に鳴らした所一番S7Gがしっくり来たんです。そこで思わずMy new gear…しちゃいましたね!
ともやん : 元々FUJIGENを使っていたんですが、長年使っていたので買い替え時が来まして。よく行く楽器屋の店員さんに「次は何がオススメですかね?」と相談した所、Dingwallを紹介されたんですよ。その時、一回頭の中にインプットされたのを覚えてますね。
その後、プリアンプのDarkglassが弾きたくなって、その楽器屋に行ったら、「白のDingwall入ったよ!」と言われたんです。緑や黒ボディはよくある感じだったので、買うのを躊躇していたんですが、白入ったなら「買うしか無いっしょ!」とノリで買っちゃいましたね(笑)。
小柳 : 急に買って来ましたからね(笑)。Darkglass買うってのは聞いてたんですが、スタジオに入った時「新しい竿持っとるやん!」って皆でビックリしてました(笑)。
ともやん : あと、このベースを選んだ理由は自分達のサウンド的にも合っている事が大きかったですね。アクティブベースなんで、パワーがありますし。Darkglassと組み合わせて試奏した時のパワー感にも惚れましたね。
小柳 : 唯一無二?
ともやん : 他の人も使ってるから唯一無二では無いけど(笑)、この組み合わせはやっぱり良いね!
-そんなハイスペックな機材も導入され、今年4月にはニューシングル『卒業』をリリースされましたね。こちらの聴きどころをメンバー視点で教えて下さい。
【リリース情報】
【タイトル】
『卒業』
【価格】
¥1,100(※税込)
【収録曲】
1. Goodbye 卒業
2. I want to change the band name.
3. Goodbye 卒業 -ボーカル卒業Ver.-
4. I want to change the band. -ボーカル卒業Ver.-
【購入】
https://store.emtg.jp/gonet/products/detail.php?product_id=14816
ともやん : 「Goodbye 卒業」は自分で、「I want to change the band name.」は千葉が作曲したんですよ。聴きどころとしては、サビ前の拍子チェンジやブレイクダウンかな、と。
小柳 : FOADのKoshikenさんが「良いね!」と言った、あのブレイクダウンね(笑)!
ともやん : あと、曲名が「卒業」なので、バックに入っているストリングが気持ちフレッシュな感じなんですよ。普段の夕闇とは違った感じを出せたんではないかなと思っています。でも……歌詞はめちゃくちゃふざけていますね(笑)。
千葉 : 「I want to change the band name.」より前からシンセベースで曲を作って来たので、この曲も同じやり方で作曲しました。余談を話すと、この前対バンしたAnother Storyのギターさんがこの曲のシンセパートをタッピングで弾きこなしていて、「これはヤバイな……!」と思いました(笑)。
聴きどころ的には、いつもライブでテンポが変わる時にフリップ芸をかますので、是非ライブで体感して欲しいですね!
ともやん : 転調多いよね。
にっち : 転調を入れまくる事がかっこいいと思っていた時代だったから……(笑)。
一同 : (笑)
小柳 : 歌詞に関して言うと、「Goodbye 卒業」は俺の中学の時の卒業式をテーマに書いたんですよ。卒業式の前日に練習があったんですが、その日先生からめちゃくちゃ怒られたんですよ。その日にあった最後のさよなら回も無くしちゃう程に。練習中、ちょっとふざけているという理由から怒られたんですが、その憎悪から歌詞を書きましたね。
-卒業の歌なのに歌っている事がパンクですね(笑)。
小柳 : サビの最後に、「卒業式に練習なんていらない」と4回繰り返して歌っている箇所があるんですが、俺の中でそこが一番重要なパートですね。
「I want to change the band name.」については、曲名の通り本当にバンド名変えたいとずっと思っているんですよ。その悩みを実際に表したのがこの曲です。歌詞に関しては、英語で歌詞を書く時は絶対にGoogle翻訳を使うことを決めているんですよ(笑)。
-Google翻訳へのこだわりを教えて頂けますか?
小柳 : あの機能を使うと、自然とですますとかの丁寧表現に差し代わるんですよ。中2レベルでもわかる様に、出来るだけ簡単な表現を使おうと思っています。あとは語感だけで選んだフレーズですね。それこそ、「Change name!Change Band’s name!」とかめちゃくちゃわかりやすいじゃないですか。バンド名変えたい、言い換えるなら”夕闇あるある”がこの曲のテーマです。盛り上がりも良いので、毎回この曲を1曲目にやっています……ライブ始まりの曲が「バンド名変えたい!」って我ながらどうかと思いますけどね(笑)。良い2曲なんで、是非手に取ってほしいですね。
-ちなみに、本作の制作はどれだけの時間をかけられたのでしょうか?
小柳 : 「Goodbye 卒業」は今から1年前にともやんがデモを持って来たんですよ。良いメロディだったんですが、その当時は自分の中で歌詞が思いつかず、一旦お蔵入り状態だったんです。当初はYouTubedisる形で歌詞を書いていたんですが、曲のテーマを卒業に変えたらパッと思い浮かびましたね。
にっち : 今回の諸々はプロデュースはGENESIS ONEお抱えの専属最強エンジニアさんかつ最強のマネージャーが手がけてくれました(笑)。
ともやん : 今回のアルバムジャケットに黒人のタレントさんをアサインしたんですよ。あの4人は僕たちに見立てているんですが、ここの人件費が一番かかりましたね(笑)。
一同 : (大爆笑)。
ともやん : 一人洗剤系のCMにも出てる人がいたよね。
小柳 : それな。今回、実績のある方を選んだんですよ。そして、一緒に写っているあの看板も、合成では無くて、ちゃんと一から看板を作りましたね。
ともやん : 変な所に拘った1枚になりました(笑)。
-話は変わりますが、最近聴いた中で感銘を受けた方を教えて下さい。
ともやん : 皆PassCodeは好きですね。
小柳 : 仙台のサーキットイベント「サマラバ」で会場が一緒だったんですよ。
あの日、自分達が出ていたRensaの会場は他にもOKAMOTO’SさんやSHE’Sさん、MY FIRST STORYさん等が出ていて、ここ最近で一番刺激を受けましたね。
ともやん : とどのつまり、「メジャーアーティストって凄い!」と感じた1日でした。あと、最近だとサッカー選手じゃない?乾貴士選手とか。
にっち : あの人は息子の思いを背負っているからね。
-今後のバンドシーンやYouTuberシーンについて思う所を教えてください。
小柳 : 低迷しているバンドシーンやYouTubeシーンの中で、俺たちが頭取って行くゼメーン……的な?
ともやん : それはまだ止めとけ(笑)。
小柳 : 真面目に答えると、変な話バンドが隙間産業だと思うんですよ。これだけバンドの数も飽和状態で活動する中、何かしら「〜っぽいな。」とか言われる事ってあるじゃないですか。その中で、俺たちは俺たちで「夕闇っぽいな!」と言われるようになるのが目標ですね。
あとは……世間一般のメジャーなコミック枠に入り込む事が目標ですね。俺たちは中々曲が受け入れがたいと言うか……でも、神の方程式を生み出す為に掛け算ばっかやってるんで(笑)。
ともやん : 逆にYouTuberシーンについては、自分たちは今まで通り自分達が好きな事をやって、平常運転で行こうかなと思います。
小柳 : カッコいい事言うてますわ(笑)。今まで特に何かを狙ってやって来た訳じゃなく、本当に運で突き進んで来た感はあるので(笑)。他のYouTuberはどうでもいいです……ブレない……唯一無二でオンリーワン(笑)?
一同 : (大爆笑)。
ともやん : あとあれね、特定のテーマばっかりやる大御所とかね。XXXXばっかりとか!
千葉 : いやいや、あれはあれで完成されてるから良いと思う(笑)。
小柳 : あれはビジネスだろ(笑)!1日80本録りじゃね(笑)?
-(笑)。これからもブレない活動を期待しています!それでは、昨今を振り返った中で印象深かった出来事を教えて下さい。
小柳 : 最近公開したんですけど、1000本ノックをガチでやった動画の撮影ですね。「今までガチで1000本ノックした人っていなくね(笑)?」といった話から始まり、千葉とともやんが元野球部だったので、千葉が補給、ともやんがノッカー、俺とにっちが監督役に回ったんですけど……まぁあれは本当に辛かったですね(笑)。
詳しくは動画を見て頂ければわかりますが、朝の9時にグラウンドに集合して、そこから夕方までひたすら続けてました。
ともやん : 元野球部としては、最後グラウンドに挨拶した時、感極まりすぎましたね!現役時代は「この文化何やねん?」ぐらいな気持ちだったんですが、流石に昨日は感情が昂りましたね。「ありがとう、グラウンド!」的な(笑)。
結論としては……千本ノックやったら人は変わります(笑)。
-これまた夕闇らしいクレイジーな一面が見れますね!
さて、今後活動して行く中で、皆さんそれぞれの目標を教えて下さい。
ともやん : やっぱり……エンドースですかね!
小柳 : 個の欲と書いて、“個欲”が強いですねぇ(笑)?そんな俺は、読モデビューが夢です(笑)。
にっち : これまた個欲が凄いね(笑)。
千葉 : ともやんと同じく、今年こそはエンドースですね!Stirictly 7 Guitarsさん……待ってます!
にっち : 夏フェスに出たいですね!それこそROCK IN JAPANとか。
小柳 : これが”フェス欲”です(笑)。
千葉 : あと、いろんな土地にも行きたいよね。
ともやん : そこでいくと、今やってる12か月ワンマンツアー「ブラジル」のファイナルをバシッと決めたいですね!
小柳 : 暑い地域で……乞うご期待!
最終的には……全員売れたいというのが結論でした(笑)。
一同 : (大爆笑)。
-本日はユニークな逸話をお聞かせ頂きありがとうございました!それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。
小柳 : TOPPA!!の読者は割とバンドを見たり聴いたりしている方が多いと思うので……冷やかしで良いんで観に来てください(笑)。
ともやん : デカいイベントのついでとかでね(笑)。
小柳 : ただ、これだけは間違いないです。
一つの笑いと書いて、皆さんから”一笑”を取る自信がありますんで!!!!!
【夕闇に誘いし漆黒の天使達 サイン入りチェキ プレゼントキャンペーン】
[応募要項]
2018年7月31日(火) 21:00〜2018年8月14日(火) 23:59までの間に、
下記(1)-(2)の項目を行って頂いた方の中から、
抽選で1名様に夕闇に誘いし漆黒の天使達サイン入りチェキをプレゼント致します。
(1)TOPPA!! Twitterアカウント@TOPPA_MEDIA上の該当Tweetをお持ちのTwitterアカウントにてRT
URL : https://twitter.com/TOPPA_MEDIA/status/1024263406042275840
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※当選後、ご指定頂いた住所への送付が可能な方のみご応募ください。
個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※同一人物による複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。
[当選者発表]
当選者発表は2018年8月26日(日) 20:00を予定しております。
当選者をTOPPA!! Twitterアカウントにて発表後、 同アカウントから当選者様のTwitter宛に、プレゼント発送の詳細をDMにてお送り致します。
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