『ベルセルク』実写版PV、“黒い剣士”ガッツを松崎しげるが熱演 大反響も海外ファンを困惑させる事態に
それは、剣士というにはあまりにも黒すぎた。
歌手の松崎しげるさんが、三浦建太郎さんの人気漫画『ベルセルク』の第40巻発売を記念した実写版PVに主人公の“黒い剣士”ことガッツ役で出演。『ヤングアニマル』公式YouTubeチャンネルで、メイキング、インタビュー動画とともに公開されています。
「“黒い剣士”松崎しげるの誕生」と題された実写版PVには、鎧やマント、巨剣のドラゴンころしや首元に刻まれた生贄の烙印など、本格的なメイクアップでガッツに変身した松崎さんが登場。敵との戦闘シーンや満月をバックに雄叫びをあげる“黒すぎる剣士”が、1年3カ月ぶりとなる新刊の発行を告知しています。
あわせて2種類のポスターも制作されており、キャッチコピーには「それは、剣士というにはあまりにも黒すぎた」と原作をオマージュしたフレーズも。インタビューの中で松崎さんは、「僕がガッツ!?」とオファーを受けときの感想を振り返ったほか、「黒くすることは日常茶飯事なんで、いい黒は出せたと思います」と独特すぎる言い回しで演技に自信をのぞかせていました。
Twitterでは『ベルセルク』がトレンド入りするなど、まさかの実写化が大きな反響を呼んでいますが、松崎さんの存在やキャラクターを知らない海外ファンにとっては少々難しいネタだったもよう。同作の公式Twitterでは、「海外では困惑している方々がいるようです。“黒い剣士”ガッツと、“黒い歌手”松崎しげるさんが“黒い”つながりコラボということをお伝えしたいのですが、中の人の英語力では不可能です…」と予期せぬ問題が発生していることも報告されています。中の人いわく「Please,Don't think,feel!」とのこと。
(C))三浦建太郎/白泉社
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