保育園、幼稚園に入ると同じ年齢の子どもたちが集まるので、ケガする事があります。
入園してしばらくすると、子ども達も慣れて余裕が出るのかもめる事も。
息子が年少の時、5月に入ってからケガをして帰ってくるようになりました。
1回目は積み木で思い切り叩かれ、足を腫らして帰ってきました。
腫れがなかなか引かずヒヤヒヤ。
数日後は腕のかみつきや、嫌がらせなど。
息子の通う幼稚園は園児がケガした場合、誰がやったかは保護者間のトラブル防止のため言わないルール。
でも、子どもは「○○君がやった」と親に言います。
息子にケガさせていたのは、いつもA君。
幼稚園の先生が指導してくれているけど、A君の暴力や暴言は収まらず。
他のお子さんにもやっていました。
A君の親御さんからの謝罪もなくモヤモヤ...。
最後、思い切って親が介入したことで問題解決しました。
今は年中で楽しく幼稚園に通っています。
同じようにお悩みの親御さんもいるかと思うので、今回お伝えしますね。
子どものケンカはお互いさま。でも改善しない時は
基本、子どものケンカはお互いさまです。
年少くらいだと言葉で伝えるのが下手。
手が出る事もあるだろう、と思っていました。
・嫌な事をされたら、やめてと言って意思表示をすること
・先生にされた事を言って、自分で解決できるように
と子どもに伝えてました。
でも、先生が指導してくれても改善しない時は変わってきます。
園側に状況を伝えたり、親が介入する必要が出てきます。
先生が気付かなかった理由
ケガをさせられた時は息子が泣くので、先生が気付きます。
でも、残念ながら相手の子も知恵がつくんですね...。
何度も先生に指導されるうちに、手を出すより目立たない嫌がらせをするようになりました。
一番の問題は先生がいないわずかな時間に嫌がらせをするようになった事。
先生が気付きにくい状況になっていました。
しばらく様子を見ていても改善せず。
他に嫌がらせを受けていたお子さんに聞いても、先生の目の届かない所で手を出されてました。
親としてした事。先生に相談、相手の親子に話しかけてみる
先生に相談して、現状を報告。
指導を継続してもらいました。
最終的にケガはなくなったけど、最後まで嫌味は言っていたそう。
あまり子どもの事に介入するつもりはなかったけど、来年まで嫌な思いをするのは親子でつらいです。
年中に変わる前、あくまで希望という形でクラスを離してほしいと伝えました。
結果、年中でクラスが離れてホッとしています。
いじめっこA君が大人しくなったきっかけ
もう1つある事がきっかけで、ケガさせられる事はなくなりました。
それは相手の親子と話してみる事。
お迎えの時にA君とお母さんが一緒にいたので、少し話してみました。
お母さんは息子さんがケガさせたことは知っていても、幼稚園から相手は誰かを聞いていません。
A君も言ってないんでしょう。
謝罪はありませんでした。
立ち話あいだ、大人たちの様子をじっと見るA君
息子の名前を伝えて、話しかけるとA君の様子がちょっとおかしい。
黙ってジッと様子を伺っているんですね。
悪い事をしている自覚があるのかな?と思って見ていました。
お母さんとの立ち話で分かったのは、最近A君の下に弟が生まれた事。
赤ちゃんのお世話と家事でお母さんは手いっぱい。
A君を構ってあげられない状況のよう。
寂しかったのかもしれません。
ただいずれにしても、この状況はA君にとっても良くないんですね。
このまま成長したら小学校で問題になるでしょう。
親同士のつながりを持つ事で、自分がしている事がどういう事なのか少し自覚してくれたのかなと。
A君のお母さんにはケガや嫌がらせの事は伝えず、「息子と仲良くして下さいね」とだけお願いしました。
これがきっかけで手が出される事はなくなりました。
まとめ
保育園、幼稚園に入ると色んな家庭のお子さんがいます。
時には今回のようなトラブルになる事も。
はじめは園にお任せして様子を見て、それでも改善しないようなら親として介入が必要な時も出てきます。
ただ親の介入も出来たら最小限に、穏やかにしたいですよね。
先生方への相談、そして相手の親御さんやお子さんと直接話してみるのは効果的です。
もし同じ状況でお悩みの場合は、一度試してみて下さいね。