Xperiaをセキュリティ特化カスタマイズした「SIKURPhone XZ1/XA2」発表
おなじみのフォルムです
セキュリティ企業のSikurは、データ保護に特化したスマートフォン「SIKURPhone XZ1/XA2」を発表しました。その名前や本体デザインからもわかるように、ソニーのXperia XZ1/XA2がベースの端末となっています。
SIKURPhone XZ1/XA2はAndroid OSをベースとしたカスタムOS「SikurOS」を搭載。クラウドベースの専用アプリにて暗号化通信を利用したボイスメッセージを送受信したり、ドキュメントを編集したり、動画通話が利用できます。なお、アプリの専用ストアは2018年末までにローンチされる予定です。
さらにSikurによば、SIKURPhone XZ1/XA2は暗号通貨の取り扱いにおいても「最も安全なデジタルウォレット」だとしています。また、エンタープライズ用途としては遠隔でのデバイスやユーザーの管理が可能です。
本体スペックはベースのスマートフォンと変わらず、SIKURPhone XZ1はディスプレイが5.2インチでプロセッサがSnapdragon 835、1900万画素カメラを搭載。SIKURPhone XA2はディスプレイが5.2インチでプロセッサがSnapdragon 630、2300万画素カメラを搭載しています。
SIKURPhone XZ1/XA2の価格はそれぞれ850ドル(約9万6000円)と650ドル(約7万4000円)。最新ではありませんが十分なスペックにセキュリティ機能を搭載したスマートフォンとして、企業からの需要が見込まれそうです。