目次
読了目安:[5分未満]
- まとめ
- 四半期毎の事業状況の共有をする
- 本題の2018年度第一四半期はどうだった?
- ハートビーツはどうなって行くのか
2018年度 第一四半期のカジュアルな業績レポートを書いてみた
こんにちは。ハートビーツの菱田@kenta_hiです。
今日も技術的な話ではなく、ハートビーツでは事業をどのような流れで運営をしているのか、
その結果2018年度の第1四半期はどうだったのか?
そして、ハートビーツはどのような会社になっていきたいのか
みたいなことをお話したいと思います。
ちょっとスタイルを変えて、まとめから書いています。なのでお時間がない方はまとめさえ見れば、内容はほぼ押さえられます(笑
まとめ
- ハートビーツでは四半期毎に事業業績情報を社内公開しており、誰でもアクセスが可能
- FY18 Q1 の重要な指標は99% と未達ではありましたが、昨年対比120%の成長とまずますの結果
- ハートビーツの未来像では余裕がキーワードになっているけど、どう実現できるかはまだ道半ば
四半期毎の事業状況の共有をする
ハートビーツでは、四半期に一度全社向けに事業状況の共有を行なっています。
年間で見ると以下のスケジュールです。
- 6月 キックオフ
- 9月 Q1報告会
- 12月 下期キックオフ
- 3月Q3 報告会
各部門の責任者が全員の前で発表するスタイルで行なっており、発表資料は社内ポータルに掲載し、誰でもアクセスできるようになっております。
未上場の会社ですし、外部株主もいないので、本来四半期毎にレポートする必要はありません。
資料作ったり、そのために振り返り作業が各部門で発生するので、多大なコスト(作業時間・会議時間のリソース確保)を支払ってるなという感覚があります。
それを支払ってでも、得たいものとは何か?というのがあります。
日々の業務をこなしていると、何のためにやっているのか、その活動がどうだったか?と振り返る機会もないので
一旦立ち止まって考える
という機会を作る。 そして、
また前を向いて未来を考える
という作業は大事だと思って実施しています。
本題の2018年度第一四半期はどうだった?
流石に詳細情報はお出しできないので、昨年の同時期(FY17 Q1)・各項目を100と定義して簡略的に
情報公開します。
- FY18 Q1
- 売上:118 ( YoY : +118% )
- 重要な指標の実績:120 ( YoY : +120% )
- 重要な指標の目標対比:99%
FY18 Q1 は昨年対比120%の成長率となっているので非常に高い結果ではありましたが、目標は1%の未達でした。
重要なKPIとは、お客様に毎月お支払い頂いている運用費用です。
これがハートビーツが一番重要視している指標になります。 ハートビーツは、お客様のクラウド環境をお預かりして24時間365日運用しております。
自分たちの技術を多くのお客様に提供し、一社でも多くインフラの困りごとを減らし、本業注力できる経営環境を作るのが、ある種私たちの使命と捉えています。
だからこそ。毎月お支払いいただく費用の積み上げを1つ重要な指標としています。
ハートビーツはどうなって行くのか
数値的な見通しは、ある程度把握できているので、もっと中長期での視点でどうしていきたいかという話です。
外部視点と内部視点、2つあるのですが、以下は内向きな話です。
様々な議論をしているのですが、余裕 というのがキーワードになっていると感じています。
例えば、ハートビーツでの生活ってこんなんが理想的 って話だけでいうと
- 業務の範囲でOSSのために週1日は稼働できる
- 技術力を磨くために、研修や勉強会へ気兼ねすることなく行ける
- 検証のためにちゃんと大きくリソース確保して、技術検証を行える
とかとか。技術の会社なので技術によった話になってしまうのですが
エンジニアがエンジニアであり続ける環境ってなんだろうね
みたいなのが思考の発信点になっています。
ただ、他の職種も 余裕 があると、様々なチャレンジをしやすいというのは得てしてあるかなと。
一方で、外部視点、お客様に向いた時の話ですが、実は内部を充実させることが結果お客様のためになるのではないかなというのが、ここ最近の感想です。
ハートビーツの強みは技術力が高いではなく
課題発見能力と課題解決能力の高さ
が、チームで動くハートビーツの技術力の高さに繋がっています。
それを提供するのは、ハートビーツに所属しているみんながチームとして提供しており、最小単位でみると所属している 人 です。
要するに、サービスをよくするためには、ハートビーツに所属している人の生活(業務時間だけでなく、そのみんなの人生全て)が充足したものにできれば最終的にサービスが向上するのではないかなと。
その結果、お客様へ提供できるサービスも、また一段と変わったものになるだろうという考え方です。
まだまだ道半ばのことが多くあるので、いつまでにどうなっていたいか、というのは議論をまだまだ深めなければいけない状況ではあります。
別の話で事業体として売上・利益をどうすべきか?みたいな話はあります。
また、それは別の機会に記載したいと思います。