台風24号 土日に直撃 交通障害の恐れ
2018年09月28日18:40
大型で非常に強い台風24号の進路
先日、近畿を中心に被害をもたらした台風21号は25年ぶりに非常に強い勢力で徳島県南部に上陸、その後、兵庫県神戸市付近に再上陸しましたが、今回の台風24号も非常に強い勢力で西日本に接近・上陸する恐れがあり、警戒が必要です。
また、日本の南に停滞している前線が、29日(土)にかけて西日本や東日本に北上し、30日(日)は北日本まで北上する見込みで、台風の接近前から大雨となる恐れがあります。
各地の警戒期間と警戒点
【九州〜近畿】台風接近前の29日(土)は前線の活動が活発になり、雨や雷雨になるでしょう。非常に激しい雨の降る所もある見込みです。30日(日)は台風本体の活発な雨雲がかかるでしょう。平年の9月ひと月分の雨が一気に降ってしまうような災害級の大雨の恐れがあり、警戒が必要です。自治体から出される避難情報に注意し、早めの避難、安全確保をなさって下さい。30日(日)には外出が危険なほどの猛烈な風が吹き荒れたり、海岸付近では高潮の恐れがあります。潮位が堤防を越えなくても、潮位が高い中で高波があると波が海岸堤防を越えて浸水する可能性もあります。高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などにも厳重に警戒して下さい。
【東海〜関東】29日(土)は前線の影響で雨が降るでしょう。次第に雨脚が強まり、激しい雨の降る所もある見込みです。沿岸部を中心に風も強まるでしょう。30日(日)の午後から10月1日(月)の午前中が荒天のピークで、暴風や大雨に警戒が必要です。
【東北・北海道】30日(日)の夜から10月1日(月)の午前中にかけて大荒れの天気となる恐れがあります。早めの台風対策を心掛けて下さい。
各地、荒天が予想される期間は空の便に加え、列車の運休や遅れ、高速道の規制など交通機関が大きく乱れる可能性があります。最新の交通情報にもご注意下さい。不要不急の外出は避けるようにして下さい。