(cache)Apple Watchと格安スマートウォッチを併用すべき4つの理由 | ライフハッカー[日本版]

lifehacker

特集
カテゴリー
タグ
メディア

僕がApple Watchと格安スマートウォッチを併用する4つの理由

  • カテゴリー:
  • TOOL
僕がApple Watchと格安スマートウォッチを併用する4つの理由
Photo: 島津健吾

控えめにいっても、Apple Watchは最高のウエアラブルデバイスです。

通知や電話を受けられたり、モバイルSuicaが使えたり、1日の運動量をトラッキングできたり…。全く時計をしなかった僕でさえ、毎日使うようになりました。

でも、これはあくまでも日中のお話。「睡眠中の使用には向かない」というのが、率直な感想です。

そもそもバッテリー持ちが悪かったり、付けて寝るには少し重すぎたり…。睡眠のトラッキングをしたいと思っていた僕には、大きな誤算でした。

どうしても諦めきれない僕は、試しに夜専用のスマートウォッチを4000円ほどで購入。スマートウォッチを併用するという、理解されがたい生活をおくってみたところ、いつの間にか手放せない存在になっていました。

ここでは、併用すべき理由と格安スマートウォッチの選び方を合わせてご紹介しましょう。

1. つけてることを忘れるくらい軽い

Apple Watchを睡眠中につけたくない理由として、大きさと重さがあります。メッセージを見るときは大きなスクリーンが便利なのですが、寝るときは少し邪魔なんですよね。

一方、格安のスマートウォッチは小型で軽量と、寝るときでもあまり気になりません。寝返りだって楽々。一緒に寝ているパートナーに、アルミニウムやステンレスの筐体をぶつけることもなくなります。

Apple Watchを昼間用と夜間用で2台持つのではなく、睡眠用に安いスマートウォッチをおすすめする理由がこれです。

本来の目的である睡眠を邪魔してしまっては本末転倒ですからね。

2. 睡眠のトラッキングができる

Apple Watchを購入した理由の1つである、睡眠のトラッキング

格安スマートウォッチにも、睡眠のトラッキング機能はついています。私が使っているものは、「寝た時間」「起きた時間」「レム睡眠」の計測が可能です。十分すぎる!

180909-hband
Screenshot: 島津健吾

精度はそこまで悪くなく、十分使えるレベル。取得したデータは専用のアプリでチェックでき、グラフ化までしてくれますよ。

今後、睡眠のデータを活かせるテクノロジーが出てきたときのことを考え、今から計測しておいて損はないかなと思っています。

何より、睡眠データをとると、自分が十分に寝ていないことがよくわかります。普段の体調管理にも活かせそうですね。

3. 振動で心地よく起きられる

睡眠のトラッキングよりも、実用的なのがアラーム機能。多くの人がアラーム音に驚いて起床すると思いますが、スマートウォッチなら時間になると振動で起こしてくれるのです。これが、心地いい。

今までアラーム音で飛び起きていましたが、頭が痛くなったり、それだけで疲れてしまったりすることもありました。でも、振動なら、飛び起きることなく、ゆっくりと起きられます。

さらにもう1つ感動したのが、まわりの迷惑にならないということ。たとえば、赤ちゃんがぐっすりと寝ているところで、大きなアラームが鳴ったら…。考えるだけで恐怖ですよね。

これは何も赤ちゃんに限ったことではなく、出張やゴルフ、釣りなどで自分だけ朝早く起きないといけないときにも重宝します。パートナーを起こさなくていいので、「うるさい」と怒られることもなくなります(私はなくなりました)。

4. スマホを寝室から追い出せる

僕は、できればスマホを寝室に持ち込みたくないタイプです。あれば、ついつい見てしまい寝る時間が遅くなりますし、寝る直前までブルーライトの光を浴びることになるからです。

米国医師会が、「夜に過度な光に当たると(さまざまな電子メディアも含めて)、睡眠が阻害される」と警鐘を鳴らしているように、寝る前のスマホは避けてしかるべき。

では、「なぜ寝室にスマホを持ち込んでしまうのか」と考えると、スマホをアラームとして使っているからにほかなりません。

スマートウォッチをアラームがわりにすれば、寝室にスマホを持ち込む必要はなくなります。

もちろんBluetoothの接続が切れてしまうほど遠くには置けませんが、数メーターなら大丈夫ですよ。

格安スマートウォッチを選ぶときの注意点

IMG_1017
Photo: 島津健吾

最後に、夜間用の格安スマートウォッチを選ぶときの注意点をご紹介します。

1. 日本語の説明書があるものを

格安スマートウォッチの大半が、中国メーカーのものです。デバイスによって設定方法が異なったり、アプリの操作方法がわかりずらかったりすることがあります。

中には英語しか説明書がないものがありますが、日本語の説明書があると設定が非常に楽ですよ。

2. バッテリーは最低でも5日持つものを

バッテリーが1〜2日しか持たないものだと、毎日充電しなければいけません。最悪、電池が切れてアラームが鳴らないなんてことも…。

そんな心配をしなくていいように、平日の間は充電なしで使えるものを選びましょう。つまりは、5日は充電不要で使えるのが最低条件で、7日使えたらよりいいでしょう。

3. 完璧な精度を求めてはいけない

安いだけあり、精度はあまりよくありません。たとえば、腕を振るだけで歩数計がカウントされてしまったり、血圧計の数字が不正確だったりするものもあります。ですので、細く正確なデータを取りたいという人には、向いていません。


Apple Watchは仕事の生産性を高めたり、運動に使ったりするには最高のデバイスです。Apple Payで、買い物だってできてしまいます。

しかし、バッテリーが短いこともあり、夜間の使用には向いていませんでした。そこを、格安スマートウォッチと併用することで、お互いのいいとこどりができます。Apple Watchユーザーで夜にも使いたいという人は、併用がおすすめですよ。

Apple Watchのユーザーのみなさん、数千円の投資で生活をアップデートしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、私が使っているのはこちらのSemiroのスマートウォッチです。

あわせて読みたい

Apple Watchのアプリ『ワークアウト』って、結局何ができるの?


新型Apple Watchの「心電図」機能は、信頼できるのか? 専門家の意見は半々


Photo: 島津健吾

Source: ATM Boston, Amazon

島津健吾

swiper-button-prev
swiper-button-next