東京都国立市の児童養護施設
生長の家神の国寮における児童虐待事例
発行元:文芸社 著者:佐々木朗 価格:1000円 自分が自分であるために より 児童養護施設で、3歳から16歳まで過ごした著者が、施設での虐待体験を綴ったもの。 具体的虐待事例 P14 学校が終わったら、真っ直ぐに施設に帰るので、友だちと遊べない。 P19 落としたご飯を、水洗いし、子どもに食べさせようとした。 P29 男の子は全員坊主、女の子はおかっぱ頭を強制。 P30 学校が終わってから早すぎる門限。(走って帰らなければならない) 門限に遅れた子どもを殴った。 P32 子どもたちに作業という名の強制労働をさせた。 鶏小屋、庭の池、寮の屋上の倉庫、自転車置き場を作らされた。 体力の限界まで酷使し、学校の宿題をする時間を与えなかった。 筆者は、中三まで宿題を一度も提出できなかった。(P38) P33 子どもたちが可愛がり、世話していた鶏を、目の前で絞め殺し、ショックを与えた。 P36 中学生女子に対し、処女であるか、不純異性交遊がないか一人一人を男性職員の自室で調べた。(性虐待) P38 子どもたちのささやかな楽しみを廃止。 恒例の誕生日の基地への招待やクリスマス・パーティーの取りやめ。 P38 たびたび集団で脱走し、職員から隠れるためにゴミ箱に身を隠した。 P42 木彫りの熊の置物で、子どもの頭を叩き、額が割れ血が飛び散った。 病院に付き添い、口止めをした。 P44 子どもたちの就職準備金を着服。 P54 食料を盗み食いした子どもを、「床に突き倒し、何度となく足蹴にし堅い拳をつくって振りかざした。」 P59 小さなものが紛失時、証拠もないのに一人の子を選び、「指導の名のもとに殴る蹴るの折檻を加えた」 P60 犯人が別の子とわかったとき、先の殴った子に、犯人の子を殴らせ、腕をうち砕かせた。骨折した腕は一生治らず、障害者となった。 P61 脱走を図った子の顔面や体をバットで殴打した。 P62 狭い庭で至近距離からのノックをして、子どもにしごきを与えた。 P61 夕方の7時から12時まで勉強させ、分からないと殴った。 P62 学校の教師に助けを求めると、学校から事実確認の名目で施設に知らせ、拳骨やバットで殴られた。 P62 中学生の毎月の小遣いを、貯金の名目で預かり、子どもたちに渡さなかった。 P64 小学校高学年の女の子を、上半身裸で廊下に立たせた。少女を陰湿にいじめ、少女は奇声をあげ、寮内を全裸で走り回り、精神病院に収監された。 P64 掃除中ふざけていた子どもたちのお尻を、バットで思いっきり打った。よけようとした子が腕を骨折したが、病院で口止めをした。 P65 病院から帰った子どもを、さらにバットで殴打し、草むしりをさせた。 P73 退寮後、生活に困った卒園生を「退寮後は世話できない」と受け入れず、寮の前の公園で寝泊まりしているのを無視した。 |