- LINEが2つの新dAppsを発表
- LINE社が「ブロックチェーンで変わる世界」というテーマで2つのdAppsアプリを発表。スポーツ等の勝敗予想プラットフォーム「4CAST」と、LINE独自のブロックチェーンを使用した「Wizball」を解説した。
LINEが2つの新dAppsを発表
日経新聞社・金融庁共催サミット「FIN/SUM2018」の講演にて、LINEが2つの新しいdAppsサービスを発表しました。
9月26日『ブロックチェーンで変わる世界と知財戦略』と題したパネルディスカッションにLINE株式会社 足立昌聰氏が登壇。
2つの新サービス、「4CAST」と「Wizball」を発表。足立氏は、CoinPostの取材に対し、これらのサービスについて公の場で話すのは初めてと語りました。
今回は、「4CAST」そして「Wizball」の発表となったが、今後もさらにdAppsアプリを発表して行く予定があり、dAppsでも「LINK Point」を使っていただけるような仕組みを考えている。
日本ではメッセンジャーアプリとしてLINEが主に使われていることから、他社との連携も視野に入れているということで、ますますLINK Pointが使えるプラットフォームが広がっていくと思われます。
4CASTとは
4CASTとは、未来予想プラットフォームです。
実際にアプリをダウンロードしてみると、数ヶ月後〜数年後のイベントが掲載されており、イベントやスポーツの試合に対して、勝敗などを予想するプラットフォームとなっています。
予想が的中したらLINK Point(LINE Pointと交換可能)が付与されるという仕組みで、今後そのLINK PointがLINEプラットフォーム上で使うことができるポイントとなるのでしょう。
詳しい解説は、CoinPostが提携している「dApps Market」でも紹介されています。
また、こちらより、4CASTアプリがダウンロード可能です。
wizballとは
Wizballは、知識共有のためのQ&Aサービスです。質問を投稿し、回答者に対して「LINK Point」が付与される形(LINE Pointと交換可能)となります。
LINE独自のブロックチェーン(LINK chain)を基盤とし、サービスの価値向上に貢献したコミュニティメンバーと価値を分かち合うことで、より良い情報共有環境を創り上げていくことを目指すプラットフォームとなります。
Wizballのサイトは こちらよりご覧下さい。
LINEは8月31日「LINE Token Economy」構想を発表し、独自ブロックチェーン「LINK Chain」を発表したことは、記憶に新しいのではないでしょうか。
現在シンガポールにて、仮想通貨取引所BITBOXを運営(日本、アメリカ在住者は利用不可)しており、LINKと呼ばれるトークンも発行中です。
現在日本ではLINK Pointとしてポイントが付与される形となっているが、今後規制が緩和した場合、LINK PointがLINKトークンとして付与されるような仕組みになってくることも予想されます。
LINE社より、ブロックチェーンに関する発表を近々行うと発言しており、今回のdAppsサービスについても触れると予想されます。
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