チガヤは生薬名で茅根(ぼうこん)といいます。
チガヤの花言葉は
「子供の守護神」「親しみ深い」「守護神」です。
チガヤは道端や空き地などに自生し繁殖力が強く厄介な雑草とされており、成葉を刈っても刈っても繁殖が旺盛です。
根は地中深く残っていてその根が残っている限りまた生えて再生します。
とても生命力の強い植物です。
厄介で邪魔者扱いのそんなチガヤにも効能があるのですよ。
これからチガヤについてご紹介をします。
チガヤとは
広く東アジア温帯地方の日当たりの良い川岸や荒地に群生するイネ科の多年草です。
原産地は日本全土です。
根茎は長く地中を這い、葉は根生で長さ20~50cmまたはそれ以上になり、幅は約10mmです。
晩春に葉間から直立する30~80cmの茎を生じ、10~20cmの円柱形の白穂を着けます。
穂はとても密に多数の小穂を着け、白長毛で覆われています。
小穂は約4mmで、膜質の穎(えい)があり、2個の黒紫色となる柱頭とが白長毛の間に混ざります。
根茎をボウコン(白茅根)といい、止血、利尿、発汗剤とし、成葉は刈って縄などを作ります。
幼い花穂は褐色で真夏に実り、ツバナ、チバナなどといわれ、少し甘味があるので子供が食べていました。
その後、銀白色のススキ状になります。
老成した物は、昔、火口(ほくち)(ほくち⇒火打ち石で起こした火を移し取る物)に使用しました。
効能
利尿・止血・消炎・解熱
利用法
チガヤの根茎を1日量12gを、水600mlで3分の2の量になるまで煎じ、2~3回に分けて空腹時に飲用する。
採集
薬用にするのは根茎の部分です。
秋~冬に掘るので、花穂がある内に目星を付けておきます。
保存法
掘ったら水洗いをします。
日干しにして乾燥剤を入れたビニール袋に保存します。
以上がチガヤについてのご案内でした。
主に特徴を書きました。
参考になったでしょうか。
厄介者とされていても、立派な効能があります。
ぜひ、活用したいですね。