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Mozilla、情報漏洩の被害に遭ってないかをチェックする“Firefox Monitor”をリリース
メールアドレスの入力で手軽に確認。メールアドレスを登録して被害を通知することも
2018年9月26日 09:00
Mozillaは9月25日(米国時間)、個人情報の侵害を警告するWebサービス“Firefox Monitor(monitor.firefox.com)”をリリースした。メールアドレスを入力するだけで、パスワードをはじめとする機密情報の漏洩がないかどうかをチェックすることが可能。メールアドレスを登録しておけば、情報漏洩の被害にあった場合に警告を受け取ることもできる。
“Firefox Monitor”を利用すると、企業やサービスから流出した個人情報に自分のデータが含まれているかどうかを、メールアドレスの入力だけで簡単にスキャンできる。この種のサービスは他にも存在するが、不用意に信頼してしまうのは危険だ。その点、“Firefox Monitor”はガバナンスに定評と実績のあるMozillaが運営しているので、信用しても問題ないだろう。スキャンする際に入力したメールアドレスはサーバーに保存されないことも明言されている(メールアドレスを登録した場合は、その限りではない)。
流出情報のデータベースにメールアドレスがヒットすると、どの企業からいつ、どのようなデータが、どれだけ漏洩したかどうかがまとめられたレポートが出力される。もしパスワードが漏洩している場合は、案内に従ってパスワードの変更や2段階認証の導入を行うことをお勧めする。パスワードの使いまわしをしている場合、放置していると他のサービスへの不正ログインに悪用される恐れがある。
企業からアカウント情報が漏洩する事故はたびたび報じられているが、自分には無関係であると聞き流しているユーザーも少なくないのではないだろうか。しかし、“Firefox Monitor”で自分のメールアドレスをチェックすると、その認識もきっと改まるだろう。
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