超精密ペーパークラフト:YA-1
ペーパークラフト20周年記念として、ヤマハ発動機第壱号機「YA-1」(1955)を超精密ペーパークラフトで再現
YA-1というモデルについて
1955年(昭和30年)日本国内には二輪メーカーが林立した時代。「世界に通用する製品を造れば、十分に需要を獲得できる」という日本楽器製造(現・ヤマハ株式会社)の川上源一社長の強い想いから、「YA-1」の開発、販売開始とともにヤマハ発動機株式会社が誕生する。
モーターサイクルは黒いカラーリングが当たり前だった時代、「YA-1」はマルーンとアイボリーに塗り分けられた外観が鮮烈で、高精度・高品質を維持するため1台1台手作業による仕上げが施された。
川上源一社長(当時)は、YA-1の優れた性能と品質を証明し、モーターサイクルファンの認知を獲得するため、第3回富士登山レースへの参加を決断。結果、YA-1に乗る岡田輝男が、タイムトライアル方式のレースで125ccクラス優勝。さらに3位、4位、6位、8位、9位までYA-1が独占する快挙を成し遂げた。
その3カ月後に開催された「第1回 浅間高原レース」では、YA-1が1位から4位を独占するという快挙を達成。国内の二大レースを制したヤマハ発動機、YA-1の名は、一気に全国のモーターサイクルファンの知るところとなった。レースにかかわったチーム全員が身をもって経験した、何ごとも全力で挑戦すれば必ず道は開ける、という教訓=チャレンジスピリットは、今もヤマハ発動機に引き継がれている。
このページのメインビジュアルは、YA-1が1位から4位を独占した「第1回浅間高原レース」の地、浅間山で撮影された。
YA-1実車の写真ギャラリー、開発の背景と伝説のストーリーをご紹介します
ペーパークラフトで細部まで甦ったYA-1
超精密ペーパークラフト「YA-1」は、超精密シリーズの仕様を引き継ぐ「スタンダード版」と、タイヤのスポークを糸で再現し、チェーンもキャタピラ風に仕上げた「特別仕様版」の2タイプがあります。またそれぞれのタイプに、着色されたパーツ版と未着色パーツのホワイト版をご用意しています。
パーツシート & 組立説明書
超精密ペーパークラフト「YA-1」のパーツシートと組立説明書を3つのブロックに分けてダウンロードできます。
ダウンロードデータは、すべてA4サイズのPDFファイルです。
収録パーツ
ヘッドライト/ステアリング/フロントフェンダー/フレーム他
収録パーツ
タンク/エンジン/マフラー/リアフェンダー他
収録パーツ
フロントタイヤ/リアタイヤ, 全体の組立て(組立説明書)
特別仕様版タイヤのスポーク組立て方法
データ初出 2017年12月
完成させたら、記念としてギャラリーに投稿してください。
ご注意ください
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