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Microsoftは、米国時間9月23日〜28日に開催中の技術カンファレンス「Ignite」で、IoTに関連した多数の発表を行っている。特に、同社が提唱する「インテリジェントエッジ、インテリジェントクラウド」戦略の一部を成すインテリジェントエッジを大きく取り上げており、新しい「Azure Digital Twins」サービスを発表するとともに、エッジデバイスのセキュリティを保護するサービス「Azure Sphere」のパブリックプレビュー開始を発表した。
Azure Digital Twinsは、顧客やパートナー企業があらゆる物理環境の人々、場所、モノ、そしてそれらをつなぐ関係とプロセスまでを含めて、デジタルモデルを作成できるようにするソリューションだ。ユーザーは個別のセンサだけでなく、空間というコンテキストにおいて、データのクエリが行える。このサービスは、Azure IoTプラットフォームの一環として提供し、パブリックプレビューを10月15日に開始する。
デジタルツインのコンセプトは特に、エネルギー効率に優れた、予測的メンテナンスが可能な空間を作り出す場合など、製造分野で広く採用されている。この技術は、工場や倉庫といった用途以外にも、オフィス、学校、病院、駐車場、配電網などで活用できる。
Microsoftによれば、ユーザーが物理環境のデジタルモデルを一旦作成すると、Azure Digital Twinsが「Azure IoT Hub」を使って、IoTデバイスとセンサを接続し、モデルを現実世界に則して常に最新の状態に保つという。このサービスは、空間インテリジェンスグラフを利用して、地図、文書、マニュアル、写真、「Blob Storage」データを保存する。またAzure Digital Twinsはインスタンスやモデルを、Azureアナリティクス、AI(人工知能)、ストレージサービス、「Azure Maps」「Dynamics 365」「Office 365」といったAzureサービスとつなぐこともできる。
MicrosoftはIgniteで24日に、インテリジェントエッジでデバイスを保護するAzure Sphereのパブリックプレビューのリリースも発表した。Azure Sphereは、IoTデバイスのセキュリティを確保するエンドツーエンドのスタックで、同社認定のマイクロコントローラーユニット(MCU)、カスタム仕様のLinuxカーネルを用いた「Azure Sphere OS」、そしてデバイスを保護するクラウドサービスの「Azure Sphere Security Service」によって構成される。
さらにMicrosoftは同日より、「Azure IoT Central」サービスの一般提供を開始した。これはフィールドサービスや顧客エンゲージメント、予測メンテナンス、資産活用、エネルギー管理、生産性サービスといった用途で、物理デバイスをバックエンドサービスと接続するためのSaaSだ。これによりユーザーは、アナリティクスサービスを通じてIoTデバイスに関する洞察を得られるようになり、それらのデバイスについて先見的に意思決定が行えるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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