macOS Mojaveでのフォント表示改変
今日、新しいmacOS Mojaveがリリースされました。しかしmacOS Mojaveではサブピクセルフォントのアンチエイリアス処理が変更され、非Retinaディスプレイのモニタでは一昔前のLinuxのようにフォントが汚く表示されることになりました。
Retinaディスプレイモデルを買えというAppleからのメッセージなのかもしれませんが、サブモニタを利用されている人はかなり困りますよね。
フォントが汚い問題の解決策
この問題にお悩みの方はターミナルを開いて黒い画面で以下のコマンドを実行すると幸せになれると思います。フォントのスムージング処理を有効にするコマンドです。
$ defaults write -g CGFontRenderingFontSmoothingDisabled -bool NO
その後いったんログアウトしてからログインし直せばフォントのアンチエイリアス処理が復活します。再起動は必要ありません。フォントが見やすく戻ったかと思います。macOS Mojaveの標準状態に戻したいときは以下を実行してください。
$ defaults write -g CGFontRenderingFontSmoothingDisabled -bool YES
(参考)
なおネットで広まっている以下の方法はサブピクセルフォントのアンチエイリアス処理の復活ではないので注意が必要です。
$ defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 1
最近の新しいMacは人柱感が強いですね。かつてのLinuxを彷彿とさせます。