2018年09月25日(火)
360.life編集部/Test by MONOQLO編集部
“ユニクロのオックスフォードはコスパが良すぎる説”は真実でした
ユニクロのド定番のひとつ「白シャツ」。種類が多すぎて、どれを買うべきか迷うところでは? そこで今回は6種の白シャツを5名のファッションのプロに様々な角度から検証していただき、ユニクロで買うべき1枚を決定いたしました!
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ユニクロの白シャツ6種を プロがガチ検証した結果…
白シャツ、Tシャツ、パンツ、靴下、下着などユニクロのド定番は種類も豊富で、正直どれを買うのが正解なのかわかりません。実際、白シャツだけでドレス(ビジネス向き)とカジュアルで20種類を超えるほど。 そこで今回は、その白シャツの中から買うべき1枚を決めるべくガチ検証を敢行! チョイスしたのは、ドレスとカジュアルをあえて横断し、オンオフどちらも使えるボタンダウン(Mサイズ)6種。ドレスでは生地にツヤがある「ファインクロス」、カジュアルではハリやコシが強い「エクストラファインコットン」が有名ですね。
検証は商品を全部店舗で買って、ファッションのプロ5名が実際に手に取り、着てみて採点。着丈などの「寸法」、「生地感と着心地」、「インナーは透けるか」、「サイズ感」、「洗濯して縮むか」、「アイロンですぐシワが伸びるか」の6項目を徹底的にチェックしました。(比較検証の詳細は別記事でリリースさせていただく予定です)。 検証に当たっていただいたのは5人のファッションのプロ。スタイリストの伊藤良輔さん、スタイリストの池田未来さん、スタイリストの井田正明さん、ファッション系ライターの力石恒元さん、ブランドプレスの高畑誠さんです。 ガチ検証の結果、見事S評価に輝いたのは、「ファインクロス」でも「エクストラファインコットン」でもなく、なんと「オックスフォード」でした!
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これがユニクロ白シャツの ド定番なんです!
ユニクロ オックスフォードシャツ 実勢価格:1990円+税
そもそもオックスフォードというのは、糸を縦横2本ずつ引き揃えて作る生地のこと。ラルフローレンやブルックス・ブラザースなど伝統的なブランドが好むことでも有名です。 ユニクロのオックスフォードシャツは、洗いざらしの綿100%オックスフォード生地を使用しています。ファインクロス系は光沢感が強過ぎてビジネス限定、一方ブロードシャツは風合いが強すぎてカジュアルにしか使えません。オックスフォードシャツはその中間で、まさにオンオフで兼用できる万能シャツなんです! では、なぜオックスフォードが買うべき1枚なのか、決め手となった3つのポイントを解説いたします。
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【ポイント①】縮みやシワ感が 逆にこなれて見える切り札に
テストの結果、洗濯の縮みやシワ感はドレスシャツより出ましたが、ファッションのプロからは「それもアジ」と高評価。スタイリストの井田正明さんは「生地の粗さがあるほうがオックス地の良さが出ます」と生地の特質にも言及するほどでした。また、他の5種と比べて生地の肉厚感が段違いだったのも評価されています。
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【ポイント②】同じオックスフォードでも 実はぜんぜん違うんです!
「オックスフォードシャツ」と「ファインクロスストレッチスリムフィットオックスフォードシャツ」、そして「ファインクロススーパーノンアイロンシャツ」(いずれもユニクロ)の3種の生地を比較してみました。生地の光沢感とキメにご注目ください。
スーツ限定の「ファインクロス」(3)に比べ、天然綿の「オックスフォード」(1)の光沢のなさは歴然。そんなファインクロスで作った「オックスフォード」(5)は、生地の化学繊維感がにじみ出てしまいます。 同じオックスフォードでも綿100%とファインクロスではぜんぜん違います。ツヤやキメの少ない綿100%のオックスフォードシャツが使いやすいんです。
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【ポイント③】バリューでは 省略されがちの細部もスゴイ
同じ天然綿100%の「オックスフォードシャツ」と「オックスフォードスリムシャツ」(いずれもユニクロ)を比較してみました。
1の「オックスフォードシャツ」と2の「オックスフォードスリムシャツ」は同じ素材のシルエット違いなだけかと思いきや、実は背中にボックスプリーツとループがあり、よりお得感が。 総じて、今回ユニクロの「オックスフォードシャツ」が支持された最大の理由は、天然綿を100%使い、ハイブランドに匹敵する肉厚感や粗い生地感を生み出したことに尽きます。識者も「ユニクロには見えない」と絶賛するレベルの高さでした。
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「ユニクロには見えない」 オックス白シャツの着こなし方
「ユニクロには見えない」とプロに絶賛されたオックスフォードシャツ。より「ユニクロに見えない」着こなしをご提案します。 まずオックスフォードシャツの選び方ですが、ファッション系ライターの力石恒元さんによると「細身すぎるとスーツスタイルに見えるのでゆったりめを」とのこと。また、「パンツサイズは1インチ大きめでゆったりと」とアドバイスしてくださったのはスタイリストの伊藤良輔さん。 それらを踏まえて、こんな着こなしをご提案します!
パンツの色がカーキなのがポイントです。軍パンなどカーキ系で合わせると、白とのメリハリがついて映えます。他にも2つポイントがあります。 【袖をラフに巻きます】
軽く袖をまくると、こなれて見えます。ただし、きっちりは折らずラフに! 【背中にも注意!】
裾を出して着るならお尻がやや隠れるぐらいがベスト! 値段以上に見せるより、持ち前の素材の良さを活かした着こなしです。 天然綿100%、ハイブランドに匹敵する生地感。これがユニクロでド定番の白シャツを買うべき理由です。そして、そのとき選ぶべき1枚はオックスフォードシャツ1択なんです! 今回ご協力いただいたファッションのプロはこちら。
写真左:スタイリストの伊藤良輔さん 写真中:スタイリストの池田未来さん 写真右:スタイリストの井田正明さん
写真左:ライターの力石恒元さん 写真右:ブランドプレスの高畑誠さん
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