2015/07/12 更新
芸能界未解決事件！映画監督 伊丹十三の謎に包まれた死因に迫る！
芸能界に数多くある謎。その中の一つに挙げられるのは、やはり映画監督である伊丹十三さんの死因についてなのではないでしょうか。著名人であった伊丹十三さんの死因の謎は、多くのファン及び関係者の間で話題となりました。その伊丹十三さんの死因を探ってみましょう。
目次
- 伊丹十三監督の晩年
- 伊丹十三監督 突然の死
- 伊丹十三監督 本当の死因
- まとめ：伊丹十三監督の死因
プロフィール
伊丹十三
生年月日：1933年5月15日
没年月日 1997年12月20日（満64歳没）
出生地：日本・京都府京都市右京区鳴滝泉谷町
本名 ：池内 義弘（いけうち よしひろ）
職業：映画監督、俳優、エッセイスト、商業デザイナー、イラストレーター、CM作家、ドキュメンタリー映像作家
ジャンル：映画
経歴・活動内容
1963年 『北京の55日』に出演
1965年 『ヨーロッパ退屈日記』を出版
1969年 宮本信子と再婚
1983年 『家族ゲーム』、『細雪』でキネマ旬報賞助演男優賞、報知映画賞助演男優賞を受賞
1984年 『お葬式』で映画監督としてデビュー
1992年 『ミンボーの女』公開一週間後に自宅の近くで刃物を持った5人組に襲撃され、顔や両腕などに全治三ヶ月の重傷を負う
1993年 『大病人』公開中に襲撃事件により身辺警護を受ける。
1997年 身辺警護の経験を『マルタイの女』で映画化。
1997年12月20日 伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見。
伊丹十三監督 襲撃事件
これまで日本で公開されていた、いわゆる「ヤクザ映画」というものは、ヤクザが主役でありヒーロ役でもあった。
しかし、伊丹十三監督が作った「ミンボーの女」は、ヤクザ＝悪役の設定であり、市民が力を合わせ、勇気を持って行動することで、暴力団を撃退できるということを描いた映画だった。
それによって、観客はとても喜んだという。
公開1週間後の5月22日夜に、自宅の近くで刃物を持った5人組に襲撃され、顔や両腕などに全治三ヶ月の重傷を負うが、「私はくじけない。映画で自由をつらぬく。」と宣言した（病院に搬送された際に取材陣から「大丈夫ですか!?」と声をかけられて、声こそ出なかったもののピースサインで応えた）。警察は現場の車より山口組（稲川組）系後藤組の犯行であることを突き止めた。5人の組員が4年から6年の懲役刑となった。
１９９２＝平成４年５月２２日午後８時４０分頃、東京都世田谷区の自宅マンション近くの駐車場で、映画監督の伊丹十三（当時５９）が、車から降りようとするところを複数の男に襲撃され、左顔面、首筋、耳などを鋭利な刃物で切られ、重傷を負った。
警護された伊丹十三監督
伊丹十三監督は、数々の襲撃事件を受けた結果、警察から身辺警護されることになります。
しかし、伊丹十三監督はその経験さえもなんと映画に反映させたそうです。
その映画が、伊丹十三監督の奥様が主演をされた「マルタイの女」です。
マルタイの女 - 1997年の伊丹十三監督の映画。『ミンボーの女』公開後の、伊丹へ対する山口組系後藤組構成員による襲撃事件で、自身が｢マルタイ｣（護衛対象者）になった経験がヒントになっている。
伊丹十三監督の奥様は宮本信子さん
大島渚監督作品「日本春歌考」で共演した宮本信子さんと、伊丹十三監督はご結婚されています。
伊丹十三監督は再婚でしたが、宮本信子さんは初婚だったそうです。
襲撃事件のきっかけとなった「ミンボーの女」も宮本信子さんが主演をされています。
同作は、市民を苦しめる暴力団に立ち向かう民事介入暴力（民暴）専門の女性弁護士を主人公にしたドラマだが、そのテーマゆえに伊丹監督は映画公開直後に5人組の暴漢に襲われ、重症を負った。「とてもショックでした」と心境を吐露する宮本は「小指の腱も切られてしまって、後遺症から彼の好きなギターを弾くことができなくなってしまいました。顔も角度が違っていたら麻痺が残っていたかもしれない。本当に痛い目にあってしまったんです」と実害の大きさを物語る。
1997年12月20日、伊丹十三監督は突然の死を迎えます。
当初からその死因は謎に包まれていました。
これまでの襲撃事件などから、その死因について数多くの噂が囁かれました。
警察は伊丹十三監督の死因について「自殺」と断定しましたが、伊丹十三監督のファンや、近しい関係者の方々からはその死因について疑問の声が上がっていたそうです。
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