ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~

人生が劇的に変わる『ねこひげ』の心を強くする人生案内

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相談に乗るのが上手な人がやってる3ステップ

相談に乗るのが上手な人やってる3ステップ

あなたは人から悩みを相談されやすい人でしょうか。この人になら相談してもいいという気持ちにしてくれる人がいます。

 

では、そのような「相談に乗るのが上手な人」にはどのような特徴があるのでしょうか。実は相談を受けるときには「ステップ」があります。

 

もし、あなたが相談に乗ることに慣れていないというのであれば、この「ステップ」を覚えておくとよいと思います。

 

どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。

今回は、相談に乗るのが上手な人やってる3ステップについて書きたいと思います。

 

 

 目次

 

相談しがいのある人になろう

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「この人になら相談してもいい」と思わせてくれるような、相談しがいのある人ってどのような人でしょうか。

 

世の中には「相談されやすい人」と「相談されにくい人」がいます。

 

実は「相談されやすい人」というのは話を聴くのが上手なのですが、相談を受けたときのステップも上手なのです。聞き上手な人ほど生まれ持った才能でこのステップを意識せずともやっています。

 

ただ、相談を受けることに慣れていない人でも知識として知っておくことで、もし誰かから相談をされたときに使える技法です。

 

では、その「相談に乗るのが上手な人やってる3ステップ」について考えていきましょう。

 

相談に乗るのが上手な人やってる3ステップ

ねこひげポイント

ステップ①:信頼される

ステップ①:信頼される

まず、第一ステップが「信頼される」ことです。心理学に「ラポールの形成」というものがあります。「ラポールの形成」とは主に心理療法やカウンセラーの間で使われる言葉で、簡単に説明すると相手との良好な関係性を意味します。

 

相談されたということは、相手はあなたに「味方になってほしい」のです。だから、まずは「信頼してくださいね」ということを態度や返答で示します。

 

例えば、「大変だったね」「よくがんばったね」「苦しかったんだね」と相手を気遣う言葉を使いましょう。また、相手の相談内容に「うなずき」や「アイコンタクト」で共感を示しましょう。

 

第一ステップから、いきなり説教やアドバイスをするのはよくありません。まずは、相手が「安心して話せる」環境を作ってあげます。この第一ステップはじっくりと時間をかけて徹底的に相手の話に耳を傾けるようにします。

 

ステップ②:自信を取り戻す

ステップ②:自信を取り戻す

第一ステップで信頼関係を築けたら、第二ステップでは「自信を取り戻す」ステップになります。

 

ここでも具体的なアドバイスはしません。

 

誰かに悩みを相談するということは、自信を失っているということでもあります。人によっては自己嫌悪に陥っている場合もあるでしょう。自己嫌悪に陥ったままだと、いくら解決策を考えても解決には結びつきません。

 

まずは、自信を取り戻してもらうことが先決です。例えば、「今のままでもいいよ」「無理もないよ」など相手を肯定する言葉を使ってあげると有効的です。

 

第二ステップでは、自信を取り戻してもらいます。

 

ステップ③:解決のヒント

ステップ③:解決のヒント

最後のステップが「解決のヒント」を一緒に考える時間です。ここでも説教臭いことをするのはよくありません。今の悩みをどのように解決していくか「一緒に」考えましょう。

 

例えば「こうするのはどうかな?」とか「僕ならこう考えるよ」など、解決のヒントとなる選択肢を与えるようなイメージです。

 

最後のステップは問題解決がテーマとなります。

 

失敗しがちなパターン

 

失敗しがちなパターン

いきなり問題解決

よく相談で失敗するパターンが「いきなり問題解決をする」場合です。つまり、第一ステップの「信頼される」と第二ステップの「自信を取り戻す」をすっ飛ばして、いきなり第三ステップの「問題解決」になっているのです。

 

よく女性から相談を受ける男性に多いのですが、女性は話を聞いてほしいだけなのに、「なるほど、それはこうしたほうがいい!」「そんな問題は簡単さ、こう考えればいいんだよ」など、いきなり問題解決を始める人がいます。

 

男性側にも悪気がないのですが、自信を失っている相手に対しては有効的な方法ではありませんね。

 

励ましがプレッシャーに

落ち込んでいるときを想像してほしいのですが、「がんばれー!」「気合だー!」という言葉をかけられたらどう思いますか。

 

おそらく「ちょっと静かにしてよ」「今はそんな言葉を聞きたくない」と思うはずです。

 

落ち込んでいるときには「がんばれ」という言葉がプレッシャーに感じてしまいます。ですが、相手を励ましたいがために「がんばれ」と言葉を投げかけてしまう人がいます。

 

悩んでいる相手には「励まし」よりも「共感」が大事です。もちろん、問題解決の糸口が見えた段階で「励まし」を行うのは良いことだと思います。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。相談される場面というのは、職場や家庭、プライベートな場面でもあると思います。

 

今回ご紹介した「3ステップ」についても、あくまでも相談に乗るときの一つのパターンにすぎません。ただ、相談に乗ることに慣れていない人は、この「3ステップ」を意識することで、「相談に乗るのが上手な人」になれると思います。

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●相談にはステップがある!

●いきなり問題解決はご法度!

●相談しがいのある人になろう!