ペーパークラフトの作り方 基礎編
ペーパークラフトづくりのテクニックを、分かりやすいムービーで紹介します。。
ペーパークラフトづくりの基本テクニックから、精密クラフトモデルの代表的なパーツづくり、最終組立の方法を、分かりやすいムービーで紹介します。手際よく、キレイに仕上げるためのコツが満載!これを見れば、あなたも精密クラフトにチャレンジしたくなるはず!
今回は「YZR-M1」を完成させていきます。パーツの作り方は、基本的にどのモデルも同じです。制作の際は、各モデルの組立説明書と合わせてこのコンテンツを参考にしてください。
基礎編
基礎編のムービーで使用している練習用パーツシート(PDF)をダウンロードして、一緒にやってみましょう
切る
コツ1
いきなり細かい切り抜きはせず、作業をしやすくするために、まずは余白を残して大まかにパーツを切り分けます。
コツ2
パーツを切り抜く時は紙をまわしながら、常に終点が自分側になるように切っていきます。
切る刃先は、線の内側や外側ではなく、線の中央を切っていきます。定規を使わず、できるだけ途中で刃を止めないよう一気に切っていきましょう。
折る
コツ
パーツを折り曲げる場合は、折る線に沿ってあらかじめ芯の出ていないシャープペンシルでスジを入れておくとキレイに折りまげることができます。いらない紙でスジを入れる力加減を確認しておきましょう。
丸める
コツ1
帯状のパーツを筒状に丸める場合は、細いアルミ棒をパーツに軽く押し当てながら、パーツを引き抜くとキレイに丸みがつけられます。実際の丸みより若干小さめに丸めておくと、のり付けの際に組み立てやすくなります。
コツ2
手のひらなど柔らかい場所に丸めたいパーツを置き、アルミ棒で軽くパーツをなぜてカールさせていきます。
扇型に丸める場合は、中心となる位置を決めてから弧を描くように丸めていきます。
貼る
コツ1
のり付けする時は、のりが乾くことを防ぐ意味でも、不要な紙などに小豆大の量を出しましょう。
のり付けする場合は、指先や竹串の先端などに適量だけを取って使用します。
コツ2
「X」マークの付いたのりしろは、直接のりをつけません。接着先となるパーツの裏面にのり付けすることで、接合面にのりがはみ出てしまうのを防ぎます。
コツ3
箱状のパーツはまず側面となる部分から貼り付けます。
最後にフタに当たる部分を接着しますが、この時にのりしろではなく、”のりしろが接着される側面の内縁”に、のりを多めにこそげ落とすように付けるのがポイントです。
コツ4
パーツ同士の接着は、両方の接着面を見比べて、のり付けした際にのりが印刷面にはみ出にくい方にのりを付けます。パーツ同士の位置が正しいかを調整したうえで、少し長い時間固定させて、しっかり接着させましょう。
道具
コツ
ペーパークラフトの制作に必要な道具は、カッターナイフ、ピンセット、シャープペンシル、アルミ棒、竹串、ハサミ、のり(木工用ボンド)といったものに加えて、のりを出しておくメモパッド、切り抜いたパーツをまとめておく小皿も揃えておくと良いでしょう。