運動不足になりがちな忙しいビジネスマンこそ、自転車通勤を検討したい。通勤時間を有効に使って運動や気分転換ができ、生活習慣病の予防も期待できる。夏は会社に着くまでに汗だくになってしまうと敬遠していた人も、暑さが収まる秋は自転車通勤を始めるのに最適だ。通勤距離別の自転車通勤用のコーディネートを前後編に分けて紹介する。
厚労省によると、脂肪燃焼に効果がある有酸素性運動は、20分以上で効果を発揮するという。買い物用自転車(いわゆるママチャリ)ではハンドルよりサドルが低い位置にあるため長時間運動しにくい。健康を目指して自転車通勤するならば、軽快に走ることのできるスポーツ用自転車がおすすめだ。
都心の移動にロードバイクやスポーツ小径車を使用する筆者の経験では、信号での停車が多い街中でのスポーツ用自転車の平均時速は、18~20km前後になるはずだ。平均時速から計算すると、自宅から会社までの距離が約10~15km以上の人は、自転車に乗ってる時間が30分~1時間以上になるので、季節が秋になってもやはり汗をかいてしまう場合が多い。
そこで、会社や職場の近くで着替える場所を確保できる場合は、スーツや革靴はバッグに入れて運び、ライド中は動きやすい自転車専用ウエアと専用シューズで走れば、通勤中も会社に到着後も快適に過ごすことができる。今回は、シワにならずにスーツを運べるバッグに加え、安全性の高いヘルメットや、秋から春に使いやすい自転車ウエアなど9アイテムを紹介する。