サザエさん症候群になっていない?新しい1週間を前向きに迎えるための工夫とは

「あ〜明日は月曜だ…」と落ち込みがちな日曜の夜。週末の楽しかった時間が、まるでなかったかのように憂うつな気分になってしまう人もいるのでは?今回は、そんなあなたが新しい1週間を前向きに迎えられるための工夫をご紹介します。

サザエさん症候群って?

サザエさん症候群って聞いたことはありますか?月曜から仕事や学校が始まる人が、日曜の夜に休日の終わりと、仕事の始まりを自覚することで憂うつな気分になることを意味しています。日曜の夜に放送されている国民的アニメが、「憂うつさ」の代名詞になっているあたりは可愛らしさを感じますが、海外では「ブルーマンデー」とも呼ばれており、世界的に月曜は憂うつなものと認識されているようです。

どんな人がなりやすいの?

いくら仕事や学校が充実していたり、好きなことであったりしても、日曜の夜には憂うつになるのだから不思議です。また、どのような人がなりやすいのか?という特徴もさまざまであり、医学的に証明された疾患ではない分、誰にでも当てはまりうるもので、その内容は一様ではありません。一方で、多くいわれている特徴は以下のとおりです。

  • 平日と休日のギャップが大きい
  • インドアで、何もしない休みを過ごしがち
  • 仕事(学校)が好きではない
  • 趣味が少ない(無趣味である)
  • 石橋を叩いて渡るタイプである

憂うつな気分を乗り越えるには?

ここで、憂うつな気分を乗り越え、新しい1週間を前向きに迎えられる工夫をご紹介します。これなら出来そう!自分にあっていそうだな、というものがあれば、ぜひ実践してみましょう。

何もしない休みをつくらない

先述のように、平日と休日のギャップが大きく、何もしない休みを過ごしやすい人ほど、憂うつになりやすいようです。休みの日はつい、携帯を見ながらごろごろ、という休みを過ごしやすいですが、短時間でも外出することを意識してみましょう。例えば、日が明るいうちに短時間の散歩へ出ることでもかまいません。運動があまり得意でない方は、コンビニ・スーパーへ行く、本屋さんへ行くなど、ちょっとした用事をつくり、外へ出ることを意識してみましょう。

夜はゆっくりと過ごす

「何もしない」とは対称的に、外出が多く休日の楽しみが多い人も、日曜の夜には憂うつになりやすいようです。そんな方はぜひ、日曜の夜は、土曜の夜よりも少し早めに帰宅し、自分を労わる時間をつくってあげましょう。ゆっくりとお風呂に入ったり、アロマを焚いたり、マッサージをしたり、時間をゆっくりと感じられるような自分の好きなことをしながら、明日に向けてパワーチャージしてみましょう。

1週間を乗り切ろうとしない、まずは1日から

photo by Fotolia.com

photo by Fotolia.com

次に気持ちの持ち様について。日曜になるとどうしても考えがちなのは、「あ~、また1週間か。次の週末までが長いなぁ~」ということ。そこでおすすめの考え方・気持ちの持ち様としては、「まずは月曜を乗り切ってみよう」というあり方。大きな山を越えようとするのではなく、目の前の小山をひとつひとつ、という感覚で、まずは明日一日を乗り切ってみようという思いで過ごしてみてください。また、そう思うための工夫として、可能であれば月曜に大きな仕事(あるいは用事)を入れないということも良いかもしれません。大きな用事は出来れば週の後半にいれるようにしてみましょう。

ご褒美を用意しておく

あたらしい1週間を迎える自分に、何かささやかなご褒美を用意するのもいいかもしれません。例えば、「月曜日の仕事おわりには○○を買おう」「水曜日まで頑張れたら○○しよう」など、自分が適切だと思うタイミングでご褒美を設定しましょう。大きなご褒美でなくてもかまいません。差し入れでもらったお菓子を水曜まで取っておいて、仕事おわりに食べよう、帰りに前から欲しかった雑誌を買おうかな、など、日常生活のなかで少し気分が上がるものを「ご褒美」に位置付けてしまうことが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか。自分にあった日曜の過ごし方を見つけ、あたらしい1週間を充実したものにしていきましょう。

トップへ戻る
:)