PATMでお悩みの方へ
当院ではフィシオエナジェティック®によって症状の原因を調べています。フィシオエナジェティック®では、腕の長さの変化となって現れる体の反応を読み取りながら治療を進めていきます。これをARテスト(腕長反射)と言います。
※当院では医師のような病気の診断や医療行為はできません。フィシオエナジェティック®はあくまで代替療法であり、現代医学で認められていない事をご了承下さい。
PATMでお悩みの方は次のように言われる事が多いです。
自分の体臭(あるいは無臭の刺激物質)のせいで周りの人が鼻すすり出したり、咳込み出したり、マスクをつけ始める。窓を空けられる事もある。最初は自分のせいではないと思っていたけど、自分が近くにいる時だけ急にしだすので思い込みや気のせいではない。気のせいではなく紛れもない事実。
PATMとはPeople Allergic To Me 略で、自分の体臭・口臭・無臭の化学物質が他人に咳・くしゃみ・鼻すすりなどのアレルギー症状を引き起こす体質の事を表す言葉です。(医者は使わない言葉です)
当院にはPATMの方がかなり来られます。
PATMの新患を数えてみたら、2016年の1月から7月までの7ヶ月間で合計68人でした。つまり1ヶ月平均10人という事です。そのうち、PATMがすっかり良くなって通院を終了される方は、毎月2~3人くらいです。
症状が酷くてPATMのせいで仕事を辞めたり、引きこりになっている方も多いのですが、そのような方でも、また仕事が出来るようになったり、普通にコミュニケーションが取れるようになったりしている方もいます。
すっかりPATMが良くなった方は、最終的に以下のように言われます。
「体臭が気にならなくなった」
「鼻をすすったり、咳をしている人がいても何も気にならなくなった」
「以前は気にしすぎてたんだと思えるようになった」
「汗をかいたら体臭がわかる時があるけど、当たり前の事だと思えるようになった」
しかし2割から3割くらいは完全に良くなっているという事は、7割から8割の方は良くならなかったという事にもなります(私の説明に納得できなかったり、2~3回で効果がないと諦めて来なくなる方が多いのです。)。その事もよく考えてから来院するかどうかを決定してください。
ちなみに、私が行うPATMのアプローチは、少しずつ構築してきた私独自のアプローチをフィシオエナジェティック®で学んだやり方にプラスしたものです。なので、フィシオエナジェティック®をやっているお近くの治療院で私と同じ事ができるかというと難しいと思います。
PATMでお悩みの方の様子
以下は、全て当院に来た方からお聞きしました。
- 病院でワキガがあると言われ左は手術済み。自分では臭いがわからない。息子も上司も精神科医も臭いはない、あるいは誰にでも体臭はあると言う。職場の人から臭いと言われたり、無視されるなど嫌がらせをうけている。うつ状態で、パニック障害もある。現在、薬は使っていない。
- 電車で大勢の人から臭いと言われる。通りすがりの人からも1日50回くらい臭いと言われる。その時、一緒に歩いている母親はその事を完全否定。ワキガの先生からも臭いはないと否定される。1年半前から心療内科に通院するも変化なし。
- 自分では臭いはわからない。壁のむこうの人まで反応される。ワキガの手術をしたら悪化した。精神科でも気のせいと言われた。
- 食事をすると体がベトつき臭いがするので1日断食をしないと学校に行けない(そのためガリガリに痩せている)。唯一、米なら体臭がしないので米しか食べない。現在、不登校(留年している)。心療内科では気のせいと言われた。
- 子供を相手にする仕事をやっていた時に子供から臭いと言われた。緊張すると便臭がしている気がする。空気清浄機の臭いランプがつく。人に近づくと緊張する。3年前から悩んでいるが1年前からだいぶ外出できるようになってきた。精神科では不安障害と診断された。
- ガス(おなら)が漏れて周りの人が反応している。心療内科では社交不安障害と診断された。
- 他人から臭いを指摘される。電車の車両全体の人に咳や鼻すすりをされる。精神性発汗がある。心療内科では気のせいと言われただけ。ワキガの先生には術前には臭いがあったが術後はしないと言われた。
- 中学1年から口臭で悩んでいる。口臭外来、耳鼻科、精神科、内科で検査しても改善せず、異常も診られず。口臭に悩んで2~3年後からゲップとガスが酷くなった。ゲップを我慢すると口臭が更にひどくなり、ガスで腹痛になり、唾液も出なくなる。病院では不安神経症と診断された。パニック障害もある。音や光に過敏。
- 自分ではわからないが臭いと言われているように感じる。悪口が聞こえる、笑い声が馬鹿にされたり話しのネタにされているように感じる。心療内科で統合失調症の薬を処方されている。
- 体臭で悩んでいるが夫は臭くないと言い張っている。精神科で薬を処方されている。
- 13歳から体臭で悩んでいる。「この部屋焦げ臭くない?」と言われるのが自分のせいだと思っている。栄養療法のクリニックに6~7年前に通っていたが、その先生にも臭いはないと言われた。
- 体臭で悩んでいるがワキガの先生からは臭いはないとはっきり言われた。精神科で自己臭恐怖症と診断された。
- ワキガの術後臭がする。入浴直後でも周りから反応される。精神科に通院中。以前、栄養療法のクリニックでサプリメントをいっぱい処方されて調子悪くなった。
- 体臭で悩んでいるが内科や総合病院では原因はわからないと言われた。心療内科を紹介され半年通ったが変化なし。職場で上司から臭いの事をはっきり言われた。臭いの事を相談した人はいない。
- 自分では体臭(便臭)があると思っている。精神科から不安障害と診断された。太ももが太くなると股間が性的に感じる不安発作でも性的に感じる。静電気で体がだるくなっても性的に感じる。太ももが太くならないように食事量を減らしすぎているので極度に痩せている。
- 体臭で悩んでいるが自分では臭いがわからない。周りに指摘される(みんな隠れて臭いと言っている)。精神科で統合失調症と診断された。
- 自分ではPATMだと確信しているが、心療内科では「うつ」「統合失調症」「自己臭妄想」と診断された。
- 自分ではPATMだと確信していて長い間引きこもっている。統合失調症と診断された。汗・毛髪の臭い、口臭、たん、ベタツキがある。タンパク質を摂ると反応が強くなる。栄養療法を中断後に酷くなった。
- 自分では臭いがわからないが、自分のせいで周りの人が急にマスクをしたり、鼻すすりや咳込みをする。家族も友達も臭わないと言っている。精神科では自臭症と診断された。
- 高校生の時から体臭でまわりが反応する(特に後ろの人)。親も反応するが慢性鼻炎と言っているけれどきっと嘘をついている。21歳の時に幻聴があり統合失調症と診断されずっと服薬している。
- 自分ではPATMと思っているが、病院では適応障害と診断されれた。マイスリー、サイレース、メイラックス、スルピリドなど服用。その他の症状として不眠症、慢性疲労、アトピー、化学物質過敏症。
- 臭いではなく何かの物質が体から出ていると思っている(無臭のPATMだと思っている)。心療内科に通院して服薬中。
- 体臭・口臭・PATMで悩み、精神的な負担により退職予定。口臭外来では口腔タブレットを処方された(それが、やっぱり臭いがしてるんだという確信になっている)。精神科では社会不安障害と診断された。
- 窓の外の人まで反応する。面と向かって言わないが臭いと言われる。親やワキガの先生は何ともないと言う。
- 体臭。自分ではわからない。上の階の子供に臭いと言われる。すれ違いざまに臭いと言われる。部屋を出ていった瞬間に「今、凄い臭いしたね」と言われる。
- 自分の体臭のせいでエアコンが臭くなった。数メートルの範囲で反応される。仕事もできなくなって辞めた。その他の症状として、かゆみ、鼻のむずむず。貧血、めまい、倦怠感。過去に過呼吸、過食症、パニック障害。
- 同じ部屋にいる人から「イガイガするなんだか痒い」と言われる。知らない人が頭の臭いを嗅いだあと鼻すすり、くしゃみ、せきなどをする。
- PATMだと確信しているが友達に確認してもらってもみんな精神的なものと言われる。一緒に歩いて確認してもらっても、反応する人がいても、そばにいる友だちはそんな事していなかったと言われる。
- 自分の臭いがわかる。自分の臭いで鼻水が出て喉が痛くなる。常に臭いがしている。臭いを指摘される。臭いが無いという人には精神的なものと言われる。ワキガの手術をした。
- 自分では臭いがわからないが周りの人が口呼吸しているからPATMだと確信している。
- 通りすがりの人にはっきり臭いと言われる。しかし家族には臭いがわからない。自分も臭いがわからない。
- 会社の人が汗拭シートをプレゼントされたり、電車で後ろの人が嫌な顔をするので体臭があると確信している。ワキガの手術をしても変わらない。
- 体臭があると確信している。確信の理由は中学3年の時に臭いと陰で言われたから。言われたのはその時だけ。
- 職場の人に臭いと陰でコソコソ言われるのでキレる。その事を上司に相談したが、上司も臭いがないと言う。自分の臭いが部屋中に充満する。母親などは臭いはないという。
- 小さい店に充満する程臭う。自分では臭いがわからないが周りの反応でわかる。
- PATMだが1年位治ったりする事がある。油もので悪くなると思っている。朝早く目覚めた時に家族の反応がひどい。
- 頭の臭い(シャンプーして8時間後)。アンモニア臭。周りの人の鼻すすりや咳が気になる。気になる範囲は2~3メートル程度。
- 13歳の時から体臭と口臭で悩んでいる。口臭は夫からも言われる。頭からむせる臭いがする。わきが(手術をした)。近くの人にだけ反応される。高校も臭いで辞めた。
- きっとガスが漏れている。お腹がはる。ガスが気になってトイレによく行く。自分でも臭いがわかる。しかし職場では臭うが自宅ではなぜか臭わない。
- 自分でも臭いがわかる時がある。家族は臭う時があると言っている。病院では臭うとも臭わないとも言われなかった。小学校の時に臭いといじめられた。魚臭症の検査もしたが異常なし。
- 鼻息、喉、足、左のワキガ、トイレのあとの臭い、油臭いのが気になる。窓を占めているのに、窓の外の人に反応されたような気が一瞬するが、さすがにそれはありえないと思っている。
- 仕事の終わりごろ作業服が臭う。嫌味っぽく遠回しに臭いといわれる。病院の検査では何も異常なし。帰宅したら母親からすぐ風呂入れと言われるのでやっぱり臭いがしているはず。
- 家の中にいるのに家の外の人に咳き込まれる。知らない人が家に来て臭いと苦情を言ってくる。
- 手足口病になってから風呂あがりの時などに体臭がする。自分でも臭いがわかるが、家族は臭わないと言ってる。
- 自分ではわからないが、たまに塩素のような臭いがするのがわかる。家族も皮膚科でもわからないと言われる。まわりが陰口を言っている。
- バスの運転手をやっているが、乗客から「また、この臭いやつか!」と罵られ、さらに会社にクレームを入れると言われてから気になるようになった。その事について上司は臭いはしていないし、その客の事は気にしなくていいと慰めてもらった。自分では臭いがわからない。
- 頭から金属臭がする。夕食後、精神的に不安定になる。
- 自分では臭いがわからないが、陰部から精子の臭いが常にしていると確信している。中学3年の時に精子臭いといじめられてからずっと精子の臭いがしている。臭いが気になるので、精子を出す事は一切していない。
- 自分の鼻の臭いに反応される。自分では臭いがわからない。小学生の時からずっと臭いと言われ続けてきた。鼻息を止めると反応されないので鼻の臭いだと確信している。
- 電車で自分に向かって臭いと言われたような気がしてから体臭で悩み始めた。自分では臭いがわからない。
- お風呂に入った直後に便臭がする。ワキガの先生には精神的なものと診断された。
- 汗の臭いで周りが反応していると確信している。自分では多汗症だと思っている。汗が出ないようにするために医師の処方も無しに抗コリン剤を海外から個人輸入して飲んでいる。
- 自分では臭いがわからないが、電車で隣の咳に座っていた人が自分の体臭のせいで別の席に移動する。今日来る時も席を移動された。
- 窓を閉めて車を運転していても対向車の人が自分の臭いのせいで口を手で抑える。車に戻った時の残り香から自分に体臭があると確信している。
- 電話越しでも自分の臭いが伝わって咳やくしゃみをされる。
- 風向きによっては100メートル先の人が反応する。マンションの5階に居るのに、下の道を通っている人が咳やクシャミをして通り過ぎる。
- 自分から何か波動みたいなものが自分から出ていて、壁の向こうの人に咳き込みやくしゃみをさせている。マンションの上の階や下の階、それから両隣から「臭い」といわれているのが聞こえる。
- 自分では臭いがわからないが、 通りすがりの子供に臭いと言われた。子供は正直だから体臭があるのは間違いない。大人は臭いが無いといっているが嘘を言っている。
- 会社の人が「この部屋暑くない?」といって窓をあける。それが自分の体臭のせいだと思っている。
- 会社の同僚1人だけから臭いと言われる。しかし家族も友達も医者も、その他の人はみんな臭くないと言う。
- 精神的に緊張している時だけ体臭がするが、精神的な問題ではない。病院に行った時は臭いがしていないので理解してもらえない。
原因不明の病気では決してありません
自分をPATMだと思いこんでいる人達は、PATMは原因不明であり、医学界では治療の方法も確立していないと言うのですが、そんな事は決してありません。精神科に行けば自臭症、自己臭恐怖症、自己臭妄想、社会不安障害、社交不安障害、不安神経症、統合失調症、適応障害、等と診断され治療してくれます。PATMの方達はその診断を拒絶しているだけなのです。(PATMというのは患者の自己診断名にすぎません。)
PATMの治療が非常に難しいのは本来は精神科の病気であるという事を本人が頑なに拒むからです。
PATMは脳の問題です
PATMは脳の問題なので、栄養療法や心理療法などで脳にアプローチして間違った思い込みが無くなるようにする必要があります。
「思い込み」という私の説明を受け入れる事ができない方が圧倒的に多いのですが、そんな方でも、私の検査やセラピーを受けてみたいと思われるのであればOKです。きっとPATM以外にもお腹の調子が悪いとか睡眠障害など調子が悪い所があると思いますが、そのような他の症状にアプローチする事がPATMの悩みにアプローチする事にもなります。
ただし「思い込み」という私の説明に対して怒りを示したり、攻撃的に反論されるような方は私の対応範囲を超えている難しい方なのでお断りしています。予めご了承下さい。。
PATMの人はサプリメントで調子が悪くなる人が多い
PATMの方は思い込みが強いので、私がアドバイスしたサプリメントによって調子が悪くなったと言われる事もあります。
そのような場合、私は責任とれませんのでサプリメントの使用は中止するよう言っておかなければなりませんが、恐らく原因は「思い込み」ですので自己責任で飲み続ける必要がある事が多いです。
そのような方は難治性で、どこで診てもらっても良くならないか、逆に悪くなったりしている方が多いようです。(例えば、ワキガの手術をしたら術後臭がするようになったと言われる方など))
逆に、患者が自己流で選んだ効果のないサプリメントが「思い込み」によって効果があるように感じている人も多いようです。(効いているように感じても、所詮、「思い込み」なので、結局は治らない。)
試してみたいサプリメントが色々あるかもしれませんが、私がアドバイスしたサプリメント以外は飲まないようお願いしています。(医師に処方された薬は別)
PATMと視床フィルター障害
脳の視床という部位は感覚情報のフィルターのような働きをしています。
もう少し詳しく述べると、視床には様々な感覚情報から不必要な情報をカットし、必要な情報だけを大脳などへ送る事で大脳などが混乱しないようにする働きがあります。
そのような視床のフィルター機能が障害されると、普通なら気にならない生活音に非常に敏感になったり、普通なら気にならない周りの人のしぐさや表情なども気になるようになります。
そして混乱した前頭葉は次第に正常な判断力を失ってゆき妄想が酷くなります。
このような視床のフィルター障害は統合失調症を説明する仮説として非常に有力な説の1つなのですが、私はPATMにも関係していると思っています。
実際に、私がPATMの人の脳を検査してみると視床と前頭葉に問題がよく見つかります。
なので、視床と前頭葉に対するアプローチは非常に重視しています。
症例
窓を閉めて家の中にいるのに反応されるというPATMの症例
「自宅(一軒家)の窓を閉めて中に居るのに、隣の家(一軒家)の人が自分のせいで咳やクシャミをしたり、窓や雨戸をガシャンと閉められる」
最初、このようなありえない事を言われていた患者を診ていましたが、月1回の頻度で、合計11回通って頂いて完全に周りの反応が気にならなくなり終了としました。
この方には体臭や口臭など全然ありませんでしたし、本人も自分の臭いが自分でわかりませんでした。しかし他の人の反応で、自分には体臭や口臭があると思い込んでいました。
(実際には無いが)体臭や口臭で悩み始めたのは13年前からだそうです。
私がこの方を検査してみると、やはり脳の問題がたくさんあり、脳の化学物質中毒、鉛中毒、松果体のフッ素中毒、視床や側頭葉の問題、メチレーション回路の異常による解毒機能低下、聴覚のトラウマなどがありました。
ちなみに、最初の6回目までは少しも良くなっている感じがしなかったそうです。
良くなり始めたのは7回目の時からで、「以前より気にならなくなった」との事でした。
10回目の時に視床の問題が私の検査で出なくなり、その結果「隣の人に反応されなくなった」と言われてましたが、窓や雨戸をガシャンと閉められると、一瞬だけ、自分のせいのように思ってしまうとの事でした。
それに対して、聴覚のトラウマ(窓や雨戸をガシャンと閉める音)を消すセラピーを行いました。そして11回目(最後)に来た時には、すっかり気にならなくなったようです。
この方が良くなったのは、私が脳の問題であると説明して受け入れる事ができた事と、5~6回通って変化がなくても諦めずに通ってきた事が非常に大きいと思います。
統合失調症と診断されたPATMの回復症例
「電車で臭いと自分の悪口を言われているのがはっきり聞こえる」「だから私には体臭が絶対ある。」
「近所のママさん達が私に嫌味を言っているのが聞こえる。」
「あらゆる人に悪く思われているような気がする」
・・・初回の時はこんな感じでした。
どうも強い被害妄想(悪口を言われたり嫌がらせを受けていると思ってしまう妄想)もあるようでした。
そして医師からも10年以上前に統合失調症と診断をされていました。
その時の医師から「体臭はない」とはっきり言われた時は「そんな事はない!」と思ったけど、他に頼るところもないので医師が処方した薬を飲みながら通院するも全く良くならなかったそうです。。
そして現在、当院に来てから4ヶ月経過しましたが、幻聴はすっかりなくなり、電車に乗っても周りの反応が気にならなくなったそうです。
そして「以前は確実に聞こえていたんですけどねぇ。。。」と喜ばれてました。
ちなみに、私がフィシオエナジェティックでこの患者を検査して見つけた問題は
メチレーション回路の障害、視床フィルター障害、グルタミン酸、キノリン酸、フッ素中毒、細胞膜、炎症、副腎疲労、などでした。
この方のように統合失調症と診断済みだったり、診断はされていないけど統合失調症の薬を処方されたPATMの患者も時々いらっしゃいます。
幻聴・幻臭らしき症状
体臭に悩むようになったのは10年前のいじめがきっかけだったそうです。以降、知らない人からも「うんち臭い」と言われる事にに苦しんでました。
しかし、「うんち臭い」と言われた時に、すぐそばにいるご主人に「今、あの人、私の事をうんち臭いって言ったよね?」と確認しても「そんな事言ってないよ」と否定されます。(断定はできませんが幻聴だと思われます)
また、肉や魚を食べると臭くなる、手先が臭う、新幹線の中で臭った、などの事でも苦しんでました。(断定はできませんが幻臭だと思われます)
ただ救いだったのは、脳の問題による勘違い・思い込みであるという私の説明を最初から受け入れる事ができた事です。(受け入れられない人は私の手に負えません)
途中、近畿地方からの通院だっため、妊娠・出産による長期の通院中断などもありましたので、通院期間は2年間もかかりましたが、幻聴・幻臭のような症状は完全に消失し、周りの反応も全く気にならなくなりました。
このクライアントに、フィシオエナジェティックによって私が見つけて対処した問題は次のとおりです。
精神的なトラウマ(親の事、いじめ)
罪悪感・自己嫌悪・自尊心の低下
細胞膜の問題・リン脂質不足
ドーパミン過剰
セロトニン不足
グルタミン酸過剰
メチル葉酸不足(MTHFRという酵素の問題)
低メチル化
顎骨病巣
炎症によるCBSという酵素の機能亢進
亜硫酸塩過剰
貧血
「頭髪や服から生乾きのような臭いがするのが自分でもわかる」という症状
初回の時は
「頭髪や服から生乾きのような臭いがするのが自分でもわかる」
「相手の反応から臭いがあるような気がする」
「後鼻漏もあり薬を使っている」
との事でした。
それが6回目(8か月経過)の時には「自分では臭いがわからなくなった」という状態まで改善しましたが、「会話している時の相手の反応からまだ臭いがあるような気がする」との事でした。
そして14回目(18か月経過)で臭いも全く気にならなくなり、鼻の調子も良くなっって主訴はほぼ完全に良くなりました。
この方には以下のような問題がありました(他にもありましたが主なものだけ)
血液脳関門の破綻
解毒できない体質による毒素の問題
低メチル化
精神心理の問題(恫喝された時のトラウマ、横暴な家族への怒りの感情
この方は脳の問題による「思い込み」や「気のせい」という私の説明を受け入れ、1か月~1か月半に1回のペースできちんと根気強く長く通った事が結果に結びつきました。
以前は鼻をすすっている人を見ると自分の体臭のせいだと思っていた
また1人、PATMでお悩みの方が完全に良くなり通院終了となりました。
そして、今となっては自分がPATMだというのは「思い込み」や「気のせい」だったんだと思えるようになり、周りの人が鼻をすすっているのを見ても全く気にならなくなったそうです。(PATMでお悩みの方が完全に良くなった時には皆さんこのように言われます)
この方に対して私が行ったのは「思い込み」や「気のせい」を起こしていた脳へのアプローチです。
通院回数は合計16回。
2016年6月からスタートして2018年4月に通院終了となりました。
少し気にならなくなってきたのは8回目の時。
ほとんど気にならないが完全ではないという状態になったのが13回目の時です。
そこからさらに3回かかりました。
非常に長くかかりましたが、最後まで私に対する信頼を失わず根気強く通院された結果です。
「思い込み」や「気のせい」ですよと私が言うと、受け入れる事ができず、反発したり泣き出す方もいますが、この方のように受け入れる事ができれば私がお役に立てるでしょう。