日本時間の9月25日に公開されたmacOSの新バージョン「Mojave」についてMACお宝鑑定団が徹底解説を公開した。新機能を使うための設定方法が網羅されている。
macOS Mojaveから、外観モードとして、作業に集中できる「ダークモード」機能が追加されている。
設定>一般の最上部にある「外観モード」で「ダーク」を選ぶことで切り替えできる。
ダークモードはMacに標準で搭載されている内蔵アプリに対応し、他社製アプリもダークモードに対応していれば、表示が変わる。
ダークモードに対応していない場合は、メニューバーの表示が強制的に変更される程度で、メイン画面には影響ない。
デスクトップとスクリーンセーバのデスクトップタブに、現在地の時刻に合わせて変化する「ダイナミックデスクトップ」が追加されている。
選択できるのは「モハベ」「ソーラーグラディエント」の2種類。
リストから、「ライト」「ダーク」を選ぶことで、明るさが変化しない壁紙としても指定することが可能だ。
2011年1月にMac OS X Snow Leopard 10.6.6共に提供が開始された「Mac App Store」が、iOS 11で一新されたApp Storeのような機能を搭載して一新された。
洞察に富んだストーリーを掘り下げることも、厳選されたコレクションをチェックすることもでき、様々なビデオも用意されている。
再設計された「カテゴリ」タブに加えて、「創作する」「仕事する」「楽しむ」「開発する」という4つのテーマ別タブが追加された。
それぞれのテーマは、エキスパートのおすすめやリストからベテランのユーザーさえも夢中にさせるチュートリアルまで、エディターが厳選したコンテンツで構成されている。
ストーリーは、アプリが私たちの毎日に与える影響を語る、インスピレーションに満ちたストーリーを読むことができる。
アプリを実際に制作したデベロッパやアーティストたちの画像、ビデオ、言葉を使って紹介されている。
Safariや写真などに追加可能な「拡張機能」に関する特集ページも新しくなり、単にアイコンが並べられていたのが、それぞれの拡張機能アプリについての説明がされるようになった。
これまで、macOSの環境設定内にあったMac App Storeの設定は、Mac App Storeの環境設定に移動した。
自動アップデート、ほかのMacコンピュータで購入したAppを自動的にダウンロード、ビデオの自動再生、App内評価とレビュー、パスワードの要求設定などが行える。
Siriで「iPhoneを探す」が利用可能になり、iPhoneを探すが設定された、iPhone、iPad、Apple Watchを探せるようになった。
また、SiriにHomeKitアクセサリーの操作を頼んだり、パスワードの表示を頼んだりできるようになった。
メールの新規作成で、絵文字ボタンが追加されている。
クリックすると絵文字パレットが表示され、好きな絵文字をクリックするだけで挿入できる。
なお、macOS Mojaveから、これまでメールにあった「ひな型パネル」がなくなっている。
ローマ字入力による日本語入力キーボードで、英語入力に切り替えることなく英単語入力が可能になった。
例えば、これまでは「english」とキー入力すると「えんgいsh」と変換されていたが、これが「English」とした英単語変換候補が表示されるようになる。
この機能は、macOS High Sierraでもある程度は補完されていたが、macOS Mojaveでは候補判定がより正確になったと言える。
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リコージャパンが開発するAIツール。AIチャットbotを活用した「リモートワーク申請」「電話伝言メモ」などより身近なところから始められる土壌が整ってきている。