共和国の豊かな生活や食事や文化を楽しませて着飾らせて可愛がってさ
帝国での過酷な訓練と戦いに塗りつぶされた灰色の人生観を塗り替えさせた後にさ
「ところで殺せと言う例の話ですけど。」って切り出したいよね。
「落ち着いてきたので、どうしてもというなら残念だけど意志に沿いたいと思います。」って。
「出来たら考えを変えてくれてたらとても嬉しいんですけど」って。
女騎士は内心ではもう死にたくなくなってるんだけど
まだ残ってる騎士のモラルとか一旦大見得切った立場とかのせいで今更「生きたいです」なんて恥ずかしくて言えなくて煩悶してるとこに
「あなたが死んじゃうと捕虜になってるあなた部下達の境遇にもいいことないんですよ?」とか助け舟を出したいよね。
それで女騎士も勿論その話が助け話だと気づいて、
それでもその助け舟に乗っちゃって顔真っ赤にしながら「部下の為にも死ねないし生きたいです」みたいな答弁を小声でしちゃうところを見守りたいよね。
当然「殺せ」の撤回と命乞いを聞いたらちゃんと快適な待遇と生活を供与しちゃうんだよ。
帝国と共和国が停戦した後も立場を保って母国と行き来出来るような体裁も与えてあげるの。
女騎士は人生の楽しみを知ったことで自分が変わっちゃったことに気づいていて
部下を言い訳にした命乞いまでしちゃったことを自覚してるから寝床に入るたび思い出して悶絶するけど
そこで自決するような誇り高さがもう自分にないことも理解するわけ。
そんで段々とふにゃふにゃした人間になってきて
共和国との和平を実現したうえに熱心に求婚してきてた共和国の男と結婚して
殆どの人には「和平の象徴」とか「戦争の英雄にして遺恨を捨てて平和を達成した聖人」とか言われて
そういうのが読みてえな。
すごい陵辱でしょ。
長い話だった
今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画は最初だけ好きだった