バレーボールやらというものではサーブすら入らなかったので舌打ちやらされたものだ。
一方で大抵の人間が球技というものをそれなりに習得するし、受験勉強というものも要領よく得ていった。
思えばこの時期に色々と気づくべきだった。
というのも自分は大学4年生になったのに就職先も進学先もない。
恐らく、なんでも要領よくこなした人間は就職先は既に決まっているのだろう。
彼らに思想やらがあるわけでもなく、経済やらの知識も自分よりはないだろうがそれでもテストは上手くこなして生きていけるのだ。
容姿良く、ペーパーテストをこなして、好かれて生きていけるのだろう。
一方で自分は醜く低偏差値大学の色物学部で二進も三進も行かなくなっている。
そう思うと自分は虚しくなる。
恐らく、要領よく何かを得られるかなどというのは体育の授業で分かっていたのかもしれない。
つまり就職ができるかできないかも体育の授業である程度分かったのかもしれない。
そうなるといろいろと高校の時から考えておくべきだったのかもしれない。
低偏差値大学の色物学部にも行くべきではなかったのかもしれないなどとも思ったり。
親に小金はある。大学卒業が迫っているが、どうすればいいのかわからない。
誰かが引いたレールの上じゃないと走れないタイプっぽい。 好きにやれば良いのにね。今は売り手市場だし、上場してる大企業とかでなければ、何とでもなるだろ。