テレビ65年スポーツのチカラ NHK×日テレ同時生放送！

放送日	2018年9月22日(土) 10:30～11:25
放送局	NHK総合大阪

番組概要

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オープニング（その他）

10:30～

オープニング映像と出演者らの挨拶。

この放送はNHKと日本テレビが同時に行う放送となっていて、上田さんはトランプ大統領は来日したみたいなカメラの数と話していた。また、視聴者からの14万6507票で名場面ベスト30が決定されていて、これを紹介していく。

キーワード: NHK; 日本テレビ; トランプ大統領; あさイチ; 史上初！ NHK×日テレテレビにかじりついた名場面

テレビ65年スポーツのチカラ（バラエティ/情報）

10:32～

65年前にテレビが生まれると、テレビの中継を見に多くの人が集まっていて、野球の中継はNHKが、カラーでの野球中継は日本テレビが初めてプロ野球で行っていて、27インチの街頭テレビを観に新橋駅には当時1万人以上が集まっていた。そして、来月9月にはラグビーW杯が日本で開催され、NHKと日テレが共に放送する。そこで今回はテレビにかじりついたスポーツ名場面ベスト30を発表する。

NHKが始めた初の生中継として高校野球が紹介された。1953年夏の甲子園決勝の松山商vs土佐の映像が流れ、カメラは1塁側に2台だけでボールの行方を追うのも大変だったと語られた。撮影は炎天下でカメラは大きく氷を椅子代わりにして撮影したという。またワールドカップの中継もNHKが始めたという。1978年のワールドカップから放送したが、1986年のメキシコ大会が忘れられないなどと語られた。オリンピックの生中継もNHKで世界初のオリンピック衛星中継となったという。東洋の魔女の存在により、視聴率は66.8％そ記録した。また、NHKでは様々な世界新を成功させているという。スローリプレイやはじめてのマラソン完全生中継などがそうだという。マラソンではヘリコプターを中継して生放送を行った。世界中が歓喜した中で日本人の中ではずっと先頭のアベベ選手が映っていたことに不満を漏らす声が出たという。

そして、ここからはランキングを紹介していく。19位にランクインしたのは「箱根駅伝山の神・今井が区間新記録」で日本テレビが紹介、24位には「奇跡の大逆転！佐賀商VS.樟南」でNHKが紹介する。

ここからはNHKと日テレがそれぞれ場所を分けて放送を行うが、互いの会場の様子は見えるようになっていて、NHK側には増田明美さんが来てくれた。増田さんは現役時代は陸上で活躍していて、17歳で20kmを非公式ながら日本最高を記録したことがあり、3000mなどでも記録を塗り替えていた。

アテネ五輪では刈屋富士雄アナが「栄光への架け橋」というフレーズを残していて、これはオリンピックのテーマ曲だったゆずの「栄光の架橋」からとられると、流行語大賞にも輝いた。荒川静香のトリノ五輪でも荒川選手の金メダルが決まると、「トリノの五輪の女神は荒川静香にキスをしました」という実況が注目された。

名解説を引き出した実況もあり、広坂安伸アナはバレーボール女子がロンドン五輪で銅メダルを獲得すると「探していた見失っていた光はロンドンの風の中にありました」と実況すると大林素子さんも「止まっていた時間を動かしてくれた」と話していて、このときのテーマソングはいきものがかりの「風が吹いている」で、こちらもテーマと実況をかけていたのだった。

1994年の甲子園決勝では、佐賀商と樟南の試合で佐賀商が同点の9回に劇的な満塁ホームランで決着を付けると、松本一路アナは歓声が流れる中で沈黙を続け、解説が口を開けるまで35秒間沈黙を続けていた。なぜ沈黙しているのか松本さんに聞いてみると、絵が歌っている時は黙れと指導を受けていたことから、コメントをしないほうが良いと思ったからだと話していた。

スタジオでのトーク。「アベベ選手がそれだけ強かったということですね」「そうですね、独走でしたから。一台しか移動中継車がなかったから円谷幸吉さんの銅メダルっていうのもスタート、ゴールだけだったんで苦情が多かったって言われて」などと語られた。スロー再生が今はフィギュアスケートでも当たり前だがNHKが初ということに驚いたなどと語られ、今とあまり変わらずクォリティが高かったと述べられた。マラソン名言集をまとめたと伝えられ、有森裕子選手の「初めて自分で自分を褒めたいと思います」という言葉が紹介された。続けて高橋尚子のシドニー五輪での「すごく楽しい42キロでした」が紹介され、サングラスを投げた時の顔が本当に楽しそうだったと語られた。続いてはテレビマンのこだわりがつまった名場面を紹介していくと伝えられた。NHKは「大相撲最高視聴率！千代の富士初優勝」。日テレは「王貞治、世界新記録756号ホームラン」。

華丸さんは自分だったら5秒ぐらいで声を上げてしまうと話していた。また、試合では解説が先に口を開ける形となっていたが、この際に松本アナウンサーは解説者に第一声を譲っていたのだという。また、武田アナは地方での高校駅伝の実況を担当したことがあったが、その際には音声トラブルで自分の声が入らなくなってしまったことがあったと振り返っていた。

チコちゃんとともにがランキングを紹介した。今回は初に関するランキングで、日本テレビは「カール・ルイス 100m 世界新記録」を、NHKは「「東洋の魔女」東京五輪金メダル」を紹介する。

相撲中継にはテレビマンのこだわりがある。その1、音への情熱。まわしを叩く音をしっかり拾えるように、屋根から垂れた房の中と屋根の裏、計7本のマイクを仕込んでいる。その2、横綱をカッコよく撮る。相撲中継は番付によって撮り方を変えている。前頭同士ではニーアップで撮影。小結以上ではウエストアップに。横綱では顔のアップに。このこだわりの原点が、千代の富士の初優勝。相撲中継の最高視聴率52.2％を記録した。視聴者に特等席で見せたいと、千代の富士の顔をより長く映すことにこだわった。

前頭より下の十両はさらに広く映しているという。チコちゃんは千代の富士は顔が精悍だったとコメント。チコちゃんから「なんで力士はしこを踏むの？」と質問。華丸らは、声出しの意味がある、などと答えたが不正解。正解は「土の中にいる悪霊を踏みつけるため」。相撲は昔、農作物の豊凶を占う儀式だった、地中の悪霊を地上に出てこさせないために四股を踏むという動作が始まったと考えられている。また、土俵自体にも作る際に、お酒を入れたりしているとのこと。チコちゃんの好きな力士は勢とのこと。

91年の陸上・日本選手権。NHKで放送されたが、映像協力には日本テレビの文字があった。この年、日テレは世界陸上を中継することになったが、陸上の国際大会の中継ノウハウがなく、NHKに教えを請いに直談判したのだという。坂田信久が最も印象深かったのは、競技と競技の間は何をするかどういった間合いがあるかを体感したという。91年の世界陸上中継では、43種目を84台のカメラで撮影した。カール・ルイスとマイク・パウエルの対決では、両者の表情を捉えることでドラマを生んだ。その年の国際陸連の表彰式では日テレが特別表彰された。坂田信久が今でも忘れられないのが、男子50km競歩。トップ争いをした二人は健闘をたたえあい肩を組んでゴール。レース後、メダルを2つに分けたという。

NHK出演者が日テレのスタジオへ。上田は、毎日日テレとNHKで一緒にやりたい、などとコメント。大吉は、日テレ側で流れているランキングが気になる、などとコメント。

来年、日テレとNHKがラグビーワールドカップ2019を中継する。2015年大会にも両局のカメラが入っていた。それが日本が南アフリカに勝利した試合。終了間際3点差まで詰めより勝利した。逆転勝利の瞬間、NHKは実況せず沈黙。39秒にも及んだ。沈黙することで感動を伝えた。日テレでは上田晋也が30秒騒いでいた。

日テレ出演者がNHKに。江川は、局によって考えが違う、演出に差があることを勉強した、とコメント。上田は久しぶりにNHKに出演することができて嬉しいとコメント。

第1位は「羽生結弦 66年ぶり五輪2連覇」。

上田はラグビーW杯勝利の場にも、羽生結弦連覇の場にもいたという。華丸は納得の1位だとコメント。今日はこのあと、LIFEや嵐にしやがれでもコラボがあるとのこと。