案内人1 | 家族の肺がんと共存の毎日

家族の肺がんと共存の毎日

父がステージⅣの肺がん。
難治性の厄介ながん。
29年9月、治らない、余命半年宣告。
タバコも吸わない、お酒も飲まない、そんな父が肺がんなんて。

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テーマ:
色々辛い。

暗闇のトンネルの出口が見えない。

案内人は自分の足下しか照らさない。
私達家族の足下を照らさない。
なのに、分かれ道になるとどちらに進むか私達に選べと言う。

間違った道に進み、泥にはまってもがき苦しんでも、お前達が選んだ道だからお前達の責任だと言って笑う。

どちらに進めばいいんだ?と聞いても
どちらにも難所があるからどちらを選んでも大差無い、と言う。

他の案内人に出会い、案内人を変えようとしても、忙しいからと断られる。

どちらに進むべきか意見を聞くと、
高いお金を払ったら教えると言うので、
仕方なく、なけなしのお金を払うと、
今の案内人と同じ事を言い、
体力があるうちはまだ分かれ道の選択は出来るし、道は続くよ、と。

仕方なく元の案内人の元に戻ると、
俺は嘘をついていない、俺の案内が気に入らないなら、勝手に他の案内人のところに行けばいい、と言われ、仕方なく頭を下げて更なる案内を請う。
次の難所にどんな苦しさ、どんな障害物、どんな困難が待ち受けているか、分からないまま、前に進むのは正しいのか。

道の先をみんなに照らし、的確に先の困難を予測して、困難を乗り越える為に少しでも辛さを抑えられるよう、考えながら、一緒に前に進んでくれる案内人もいて、
安心して案内人に任せて付いて行けて助かるよ、と言う人に、どんどん追い抜かされる。





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