ファーストステージ:460点台の混戦
審査形式をおさらいしておこう。採点は5人の審査員(バナナマン、さまぁ〜ず、松本人志)が100点満点で行う。ファーストステージは10組がネタを披露し、上位3組がファイナルステージに進出。ファイナルステージも同様に500点満点で採点し、ファーストステージと合わせた合計得点が最も高い組が「キング」となる。
ファーストステージを1位で通過したのはチョコレートプラネット。誘拐された男が犯人の話を全然聞かず、「教えろ!」のハイテンションと犯人の狼狽で5分を押し切った。478点は現在の審査形式での最高点タイ記録だ(2015年ロッチ「試着室」、2017年かまいたち「ウェットスーツ」が同じ478点)。
この高得点に続き、わらふぢなるお、ハナコ、さらば青春の光、ロビンフットが460点台でひしめき合う。ハイレベルなコントがぶつかる大激戦になった。
例年ならファイナルステージ進出者は「上位5組」であり、先ほど挙げた組は全員進出できる。しかし今年はネタ時間が4分から5分に伸びたため、放送時間の関係から進出者は「上位3組」に減ってしまった。さらば青春の光とロビンフットは、ここで脱落となる。
3位から5位までの差は1点ずつしか開いていない。もし上位5組がファイナル進出だったら……と、どうしても考えてしまう。続くファイナルステージで、ハナコはトップとの14点差をひっくり返して優勝しているのだ。ハナコと僅差だった2組にも優勝のチャンスがあったかもしれない。たらればを話しても仕方ないが、当人たちが一番悔しいだろう。
460点台の4組について、審査員の点数はほぼ90点〜96点で推移している。レベルの高さがうかがえる結果だが、ロビンフットは松本96点に対して三村89点と、7点の開きがあるのが気になる。放送内では三村にコメントを振られなかったので採点の根拠はわからない。ネットでは一人だけ点数が低いことに違和感を訴える声もあった。
多様な視点を持った審査員を揃えることは、公平な審査のために必要不可欠だ。ただ、審査員の数が少なければ、1人の点数が全体に大きく影響してしまう。…
オワコン
言いたいこと、思っていたことが全部言語化されていてスッキリしました。
審査員の採点と俺に採点に大きなズレがあるんだけど、それって俺だけ?
人様の悪口を言うな。結局、自分の人生が悪くなるだけだぞ。