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竜、残り6戦全勝が絶対条件 奇跡CSまだ消えていない

2018年9月24日 紙面から

中日-ヤクルト ヤクルトに完封負け、スタンドのファンに一礼する森監督(80)ら=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)

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 逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向けて一戦必勝の中日が、ここにきて痛すぎる3連敗。23日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)は前半の4併殺も響いて、0-2の零封負けを喫した。残り6試合。全部勝っても借金7だが、奇跡を信じて勝ち進むしかない。今こそ意地を見せる時だ。

 3万4553人のボルテージが高まる。さあ、チャンスだ。だが、すぐにため息へと変わった。前半5イニングでそんな光景が4回も繰り返された。完全な空転。終わってみれば今季9度目の零封負けに、森監督も「負けは負け。認めるしかない」と悔しさをかみ殺すように言った。

 1回1死満塁という先制の絶好機に、6試合連続安打中のアルモンテが遊ゴロ併殺打。これが「併殺地獄」への入り口だった。3回は先頭で四球を選んだ一塁走者の京田が、大島の深めの中飛で二塁を狙った。しかし憤死のダブルプレー。続くビシエドが左前打を放っただけに、ちぐはぐさが際だった。

 「もったいなかったかもしれないけど、(中堅手の)捕球位置も深かった。中継もバシッときたから。行けたら次の塁へ行けというところだから」と奈良原内野守備走塁コーチは難しい判断だったと説明する。京田は「暴走だったけど思い切っていった。負けられない試合が続くので、びびっていたらいけないので」と口にした。道を切り開くために、攻めた結果だった。ただ痛いプレーとなってしまった。

 

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