楽天ポイントは従来、楽天だけで使えるポイントだった。これがEdyへの交換が可能になり、コンビニなど、リアルでの利用も広がった。また、最近では楽天証券において投資信託の購入に使えるようになり、クレジットカードの支払いにも使えるようになっている。クレジットカードを通し、楽天ポイントだけを使って生活することも可能だろう。
こうしたポイントの利用範囲が広がっていることに加えて、楽天市場でキャッシュバックされる割合もかなり増やすことができるようになった。楽天カードや楽天証券、楽天モバイルを利用することで最大15倍(15%)まで高めることができるのだ。
日用品などよく買うものを楽天市場で購入するようにして、還元されるポイントを投資信託やクレジットカードの支払いに利用すれば、資産を増やしていくこともできるだろう。
この記事では
▶ 楽天ポイントを手に入れる方法
▶ 楽天経済圏で回すお金を増やすことによる利点
まで趣味を含めた生活支出の一部を楽天へ移し、楽天経済圏で暮らすと豊かになっていく理由も含めつつ詳しく紹介していきたいと思う。
楽天ポイントを手に入れる方法
楽天ポイントを手に入れる方法としては大きく分けると
1.楽天もしくは楽天と提携しているサービスの利用
2.別のポイントから楽天ポイントへの交換
3.楽天ギフトカードの購入
がある。
楽天もしくは楽天と提携しているサービスの利用
楽天はショッピングサイト「楽天市場」の他にも、ホテルやツアー、高速バスなどの予約ができる「楽天トラベル」やゴルフ場の予約に使える「楽天GORA」などのサイトも運営している。
また、「楽天銀行」や「楽天証券」、「楽天カード」といった金融系のサービス。格安SIMの「楽天モバイル 」、電力サービスを提供する「楽天エナジー」まである。
楽天のサービスはあげていくとキリがない。生活から娯楽の殆どを楽天で済ましている人もすでにいるだろう。
これらサービスを利用すると利用額などによって楽天ポイントが付与される。また、楽天市場の買い物による還元率が増えていく。
上記サービスを楽天にするだけで計9%も還元率が増える(event.rakuten.co.jpより)。元の1%と合わせれば10%の還元を受けることができる。
楽天銀行や楽天証券、楽天カード、楽天モバイルなどの加入は積極的に検討しても良いだろう。
こうした日常的に使えるサービスの他、月1度利用するだけで還元ポイントが加算されるものもある。
現在受けてるサービスや消費がほぼ変わらないなら、楽天のサービスへの申し込みを検討してみよう。
還元率が高くできそうならネットでの商品購入も楽天市場へ移していくべきだ。
別のポイントから楽天ポイントへの交換
楽天ポイント、Edy、ANAマイルはそれぞれ相互交換が可能となっている(point.rakuten.co.jpより)。
ただし、注意しなければならない点もある。楽天ポイントからANAマイルへ交換する場合、楽天ポイント2ポイントに対してANAマイルが1マイルになる。しかし、ANAマイルから楽天ポイントへ交換する場合、ANAマイル1マイルに対して、楽天ポイントは1ポイントだけである。
楽天ポイント2ポイント ⇒ ANAマイル1マイル
ANAマイル1マイル ⇒ 楽天ポイント1ポイント
楽天ポイントとANAマイルを往復するとポイントが半分になってしまう点は注意した方が良いだろう。
EdyやANAマイルの他に、楽天ポイント一方へ交換することができるポイントは下記ページに記載されている。
楽天ポイントへ交換できるポイントとして、オリコポイントやJCBなどのポイントがある。
楽天ギフトカードの購入
楽天ギフトカードはコンビニなどで購入ができる。ギフトという名の通り、プレゼントや賞金の代わりに利用されている。
また、楽天ギフトカードやアマゾンギフト券を安く販売している「アマテン」というオークションサイトも登場している。こちらのサイトでは満額の90%程度で楽天ポイントを買うこともできる。つまり、9000円で1万円分の楽天ポイントを買うこともできるのだ。
アマテンなどのオークションサイトは楽天ポイントを直接的に現金化できるサイトだ。楽天ポイントは投資などを通して間接的に現金化することはできる。こうした証券サービスを利用していない人だったりは額面の価値が下がっても、アマテンなどで現金化しているのだ。
注意点として、アマテンなどのギフト購入サイトで楽天ポイントギフトカードを購入することを含め、楽天ポイントギフトカードの転売行為は規約で禁止されているのは頭に入れておいた方が良いだろう。実際、楽天ポイントのアカウントごと退会させられたケースも出ている。
楽天ポイント利用の買い物でもポイントは付く?
楽天ポイントを利用した買い物についても、楽天ポイントは付与の対象となる。つまり、商品代金の一部をポイントで払った場合も商品代金の全てをポイントで払った場合いずれも、ポイントは付与される。
例1 10,000円の商品を5,000ポイントを利用して通常購入
↓
ご利用日の翌日中に100ポイント獲得予定(還元率1%の場合)
例2 10,000円の商品を5,000ポイントを利用して通常購入※ポイント5倍キャンペーンの対象商品
↓
ご利用日の翌日中に100ポイントの通常獲得ポイントと、倍付け分の400ポイント(4倍分)の付与※倍付け分のポイント付与は、キャンペーンにより後日付与となる場合もあります。
https://ichiba.faq.rakuten.co.jp/app/answers/detail/a_id/645
アマテンなどのオークションサイトを利用して楽天ポイントを購入している人はかなりお得にポイントを貯めていると言えるだろう。ただし、アカウント停止のリスクがあるのは上でも述べたとおりである。
楽天経済圏で回すお金を増やすことによる利点
保存できない食品などを除き、殆どの商品をネットで購入している人は増えている。自分も日本での消費の多くはネット上になっている。生活のコスパを高めたい人は普段の消費を把握し、ネットで購入できるものはネットで購入すべきだ。ネットでの消費量を増やすことで金銭的なコストだけでなく、時間、労力的なコストを抑えることもできる。
同じ収入、同じ消費額なら、今よりも確実に生活は楽になるはずだ。
リアルからネットでの消費に移す過程で、ネットショッピングサイトの中でも楽天市場での消費額を増やしていく。楽天市場での消費額は最大で15%の還元を受けることができる。
確かに、15%のポイント還元は難しい。また、15%のポイント還元を受けるために、余分な出費を増やすのも望ましいことではない。
ただ、楽天証券、楽天モバイルなどの加入は積極的に検討しても良いだろう。楽天証券、楽天モバイルを楽天へ変えて、楽天アプリを利用すれば計5%の還元率になる。
楽天カードを作り、楽天銀行を引き落とし口座にすれば更に3%が加算される。海外旅行へ行ったり、消費額の多い人なら年会費のかかる楽天プレミアムカードへ申し込みもおすすめである。
ここまでのサービスを利用すれば計10%になる。5%還元まではクレジットカードが作れない人でも容易に可能だ。 5%でも1ヶ月10万円使うとすれば月5000円、年6万円もキャッシュバックを受けることができる。
還元された楽天ポイントは楽天市場で使うこともできる。また、楽天証券での投資信託購入費に当てることもできる。現金の節約もできるし、投資信託という形に変えることもできるのだ。
生活を豊かにする手段としては、収入を増やすか、サービスはそのままでコストを減らすことにある。楽天経済圏で回すお金を増やせば、キャッシュバックによる収入を増やし、コストを減らすことができるもの場合もある。金銭的な「余裕」は、こうしたコストの最適化を繰り返すことで少しずつ大きくすることができる。
支出を楽天経済圏へ移した結果得られる収入やコスト減については個々人での差はあるものの、最適化のポテンシャルは大きい。コストの最適化は始めるのが早ければ早いほど効果も大きくなる。手続きに1時間かからないものもあるので、楽天に変えても良いと思ったサービスはこの機会に申し込んでほしいと思う。