その昔、幽玄佐東氏というもの凄い伝説的ネトウヨがいました、一人の相手に粘着してと言うのではなく、誰かれなしに暴言やヘイトスピーチを吐くし、クリントン国務長官(当時)を自分は動かしたとか、東日本大震災のときに線量計を政府に自分が出させたとか、尋常ではない嘘を吐きちらしていて随分な有名人でした。景品法違反で逮捕されて、実名や居住地が明らかになりましたが、ネットの中で知っている人たちが騒いだだけでテレビに取りあげられることはありませんでした。
ジャーナリストの安田浩一さんが取材を試みる程の大物で、安田さんが自宅を突き止めて取材に行くと大荒れしたこともありました。
景品法違反で逮捕されたときには、ネットの内の知っている人たちは騒ぎ立てましたがマスコミからは殆ど無視されました。今回の森義之氏のマスコミの扱いとは全く違っていました。森氏に関するテレビ報道はフジテレビのバイキングで見たのですが、スタジオに来ていた芸能人などに袋叩きにされていました。森氏は袋叩きにするが幽玄氏はスルーするのです、それは何故なのか。
それは森氏は愉快犯だったのに対して、幽玄氏がネトウヨだったからです。
愉快犯の森氏には思想的な背景がないので、テレビの出演者も救急隊員に酷いことを言っている、他に重病人がいて救急隊が駆けつけることが出来なかったらどうする、といった具合に、お気楽に批判ができるのです。
幽玄氏の場合であれば、テレビのワイドショーで逮捕を取り上げるとなれば、出演者はヘイトスピーチの内容に触れることになり、朝鮮人はそんなことをやっていないこの人は嘘ばかり書き込んでいる、人を民族や国籍で差別する考え方は間違っていると言うことになります。
そうなれば、ネトウヨから、まとめサイトにはそう書いてある、やっていないというあの出演者は朝鮮人だ、民族や国籍による区別であり差別ではない、このような内容の放送をするこのテレビ局は朝鮮人の支配下にある、などといった大量の抗議がテレビ局に寄せられることになります。
つまり、テレビ局は、森氏のような逮捕された愉快犯を叩くことはできても、幽玄氏のような逮捕されたネトウヨは、ネトウヨ仲間からの仕返しが怖くて叩けないのです。
その結果として、テレビしか見ていない人たちはネットの中の愉快犯を知ることはできても、もっと悪質なネトウヨが存在することは知らないまま行ってしまいますし、ネトウヨは自分たちに対してはマスコミは批判することが出来ないという特権意識を確認することになります。
自分たちの気に入らない相手に対してデマを流して、集団的な抗議を行なう手法によって、逮捕されてもマスコミ的な批判にはさらされないという特権を間違いなく手に入れてしまっています。
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それは森氏は愉快犯だったのに対して、幽玄氏がネトウヨだったからです。
愉快犯の森氏には思想的な背景がないので、テレビの出演者も救急隊員に酷いことを言っている、他に重病人がいて救急隊が駆けつけることが出来なかったらどうする、といった具合に、お気楽に批判ができるのです。
幽玄氏の場合であれば、テレビのワイドショーで逮捕を取り上げるとなれば、出演者はヘイトスピーチの内容に触れることになり、朝鮮人はそんなことをやっていないこの人は嘘ばかり書き込んでいる、人を民族や国籍で差別する考え方は間違っていると言うことになります。
そうなれば、ネトウヨから、まとめサイトにはそう書いてある、やっていないというあの出演者は朝鮮人だ、民族や国籍による区別であり差別ではない、このような内容の放送をするこのテレビ局は朝鮮人の支配下にある、などといった大量の抗議がテレビ局に寄せられることになります。
つまり、テレビ局は、森氏のような逮捕された愉快犯を叩くことはできても、幽玄氏のような逮捕されたネトウヨは、ネトウヨ仲間からの仕返しが怖くて叩けないのです。
その結果として、テレビしか見ていない人たちはネットの中の愉快犯を知ることはできても、もっと悪質なネトウヨが存在することは知らないまま行ってしまいますし、ネトウヨは自分たちに対してはマスコミは批判することが出来ないという特権意識を確認することになります。
自分たちの気に入らない相手に対してデマを流して、集団的な抗議を行なう手法によって、逮捕されてもマスコミ的な批判にはさらされないという特権を間違いなく手に入れてしまっています。
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