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【注意有】ソフトバンクGLIdiC TW-5000をレビューします【完全ワイヤレスイヤホン】

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ソフトバンク GLIdiC TW-5000

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今回レビューするのはソフトバンクのオーディオブランドGLIdiCの完全ワイヤレスイヤホン『TW-5000』です。

オーディオアワードVGP2018金賞・コスパ賞受賞作品。

ソフトバンクセレクションはスマホとの相性を念頭に置いた作品作りが特徴です。

TW-5000もAAC対応でiPhoneとの相性が良さそうですし、接続の安定性も期待したい所。

前回レビューしたAnkerのZolo Libertyは物凄い出来でしたが、こちらはどうでしょうか。

詳しく見ていきたいと思います!

(参考:【Anker】Zolo LibertyをERATO VERSEと比較しながらレビューします)

写真レビュー

TW-5000・外箱

開封の儀。マグネット式で横から開くタイプです。

TW-5000・同梱物

内容物。黒のケースの中身は説明書です。

TW-5000・充電ケース

軽くて極小の充電ケース。ケースへのイヤホンの収まりも簡単フィットで良い感じです。

TW-5000・完全ワイヤレスイヤホン

イヤホン本体。ボタンは中央の多機能ボタン1つ。

極小の充電ケース

これまでたくさんの完全ワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、その中でもこのイヤホンの充電ケースは最小クラス。

 

同価格帯でライバルになるLibertyのケースと比較。

TW-5000_Liberty・ケース比較

Libertyケースの半分以下のサイズです。

これまで手持ちで最小だった15000円ほどするVERSEと比べてもこのサイズです。

TW-5000_VERSE・ケース比較

長さはVERSEのほうがあり、厚さはTW-5000のほうがあるといった感じです。

アンダー1万円でポケットに余裕で収まる充電ケースというのは大きなアピールポイントになるでしょうね。

実用性高いです。

ややクセのある操作性

取り出すだけで電源ON・ペアリングONはGOODなんですが、ちょっとクセのある操作性です。

Bluetoothイヤホンを使うのが初めてという方には関係ないかもしれませんが、ある程度『普通』の操作に慣れている人にはやや扱いにくいかなと。

それも慣れればほとんど問題ありませんが‥。

 

例をあげますと

1.

ケースから出す時はつまんで出そうとすると取れません。

上に押し出すように取り出します。

TW-5000・ケースからの取り出し方

引っ張り出そうとしても取れないので押し出します。

2.

ボタンによる操作は下の説明書の通りですが、ややわかりにくいです。

TW-5000・説明書

【ボタン1回押し】で再生。2回目以降は【ボタン1回押し】が音量調整に変わるなどちょっと特殊な操作。

3.

その他にも2台目以降のペアリングはRイヤホンのボタンを3回連打とちょっと特殊だったり。

(1台目のペアリングはケースから取り出すだけで自動開始)

4.

そして1番驚いたのがイヤホンのボタン操作で電源のON/OFFができないということです。

ココに注意!イヤホン単体での持ち歩きNG

4.で書いたようにこのイヤホンはボタン操作で電源のON/OFFができません。

基本的には【ケースから出してON、しまってOFF】というやり方のみ。

僕が気がついていないだけかもしれませんが‥

説明書にも書いてありませんし、色々試してみてもできませんでした。

OFFにするだけならデバイス側のBluetoothを切ってしまえば、接続先が無くなって3分?くらいで自動で電源がOFFになりました。

でもその状態からONにする術がない‥

わざわざケースにしまってから改めて取り出すしかないのです。

ケースがポケットに余裕で収まるサイズなのでケースが常に傍らにある前提でそういう仕様になっているのかもしれませんね。

でも、これってどうなんでしょうか 笑

手ぶらでちょっとそこまでって時にわざわざケース持ち歩きたくないですよね。

ポケットを圧迫したくないといいますか。

(実はこのイヤホンが届いた日にたまたま歯医者に行く用があり、医院についてから電源を切ったらオンにできず、泣く泣くオフのまま帰ってきたわけですが‥)

短い外出なら電源をOFFにしなければいいといえばそれまでなんですが、ケースがない時に電源をOFFにしてしまったらもうONにできないというのはなんとなくモヤモヤするものがあります 笑

というわけでTW-5000を使う時はケースもほぼ必携といえるでしょう。

僕みたいに説明書読まないで使い始めると痛い目に遭う可能性もあるので要注意です‥。

装着感と遮音性

軽めの装着感です。

付け始めは外れてしまうのではないかという不安感に襲われましたが、ベストポジションをキチンと見つければ安定します。

完全ワイヤレスに有りがちな耳孔への圧迫感がないのが非常にGOOD。

耳孔に差し込まない分、インナーコンクっていうんですかね?

耳の穴の入口にあるくぼみ部分にはめてバランスをとっているみたいです。

ただ、そんな感じの装着感なので遮音性はそこまで高くありません。

airpodsと比べたら全然実用範囲内ですが、音量をあげすぎると音漏れするのでその点に少し注意が必要です。

音質について

音質判定用の音源にかけると中音にピークが有ることがわかります。

低音は控えめ。

高音はまずまずでボーカルは近いです。

ただ、同価格帯の有線の良いイヤホンや高価格帯の完全ワイヤレスイヤホンSONY WF-1000Xなどと比べてしまうとややベールがかかったような篭り有。

(参考:SONYの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000Xをレビューします【ノイズキャンセリング機能搭載】)

とはいってもアンダー1万円の完全ワイヤレスイヤホンとしては中々良い音じゃないかなと思います。

すっきりした音を聴かせるので普段iPhoneで付属のイヤホンearpodsを使っている方やairpodsからの乗り換えなら違和感なく乗り換えられるでしょう。

Bluetooth接続の安定性

  • 家中→安定
  • 街歩き→時々左右の途切れ有
  • 地下鉄→安定
  • 満員電車→ほぼ安定

前回レビューしたZolo Libertyも素晴らしいBluetoothの安定性でしたが、TW-5000も安定感はかなりありました。

実用性は十分にあります。

街歩きで時々途切れることがある分、若干LIbertyのほうに分があるかなといったところです。

これまで高価格帯でもある程度途切れるのは仕方ないところがありましたが、LibertyやTW-5000が1万円以下でこれだけ安定しているとなると評価を見直す必要があるかもしれません。

総評:GLIdiC TW-5000の評価

TW-5000

 

TW-5000の感想をまとめます。

操作性にクセはあるものの、コスパの高い完全ワイヤレスイヤホンだと思います。

VGP2018受賞作だけあってデザインも良いですし、なんといっても極小の充電ケースですね。

ポケットに簡単に収まる充電ケースのおかげで着け外しが他のイヤホンよりもスムーズに行なえるのはポイント高いかなと。

ソフトバンク的にはairpodsよりこっちのほうが安くて良いですよって売りたいんだと思うんです。

接続の安定性はさすがにairpodsのほうが安定していますが、遮音性や値段・デザインも考慮すれば十分対抗できる仕上がりになっていると思います。

(個人的にはairpodsは遮音性とデザインで使う気になれないのでTW-5000のが良いです。)

Libertyが出てなければ完全ワイヤレスのコスパゾーンはこのイヤホンの独壇場だったかもしれませんね。

TW-5000とLibertyが完全ワイヤレスイヤホンのレベルを一気に押し上げた感あります。

この2つでどちらが良いかといえば個人的にはLibertyのほうがおすすめですが、極小ケースの使い勝手の良さやデザインの良さでコチラを選ぶのもアリでしょう。

値段の割に非常に良く出来たイヤホンでした!