徒然想々
ツレヅレソウソウ


イクラの、自由気ままに、感じたり、思ったり。

2005.01
2005.1.31.mon
嬉し楽し大変、録音作業。

これから録音作業に入りまーす!と
景気よく言った翌日が週末で、録音が今日までお預けになったイクラです。

なんせ我が家専用録音基地は
家主さえ築何年か知らないトタンの借家(イクラ基地)の二階ですので、
防音対策とか、当然ないわけで(家賃格安)。
お隣さんとは壁繋がりで、週末はお休みの方も多いので、
近隣のご迷惑になることも避けたいな。とまぁそんなこんなで。
録音は、なるべく誰もいなさそうな平日昼間!
と、決めているのであります。

そんなわけで本日11時より録音開始。
ギターはまぁ…こんなもんで精一杯よね…と涙を飲み。
しかし問題は歌なわけでして。

わたくし、唄を歌っておりますが、この歌の録音というのが
めっぽう苦手なんでございます。
ギターの技量は仕方ないとして、歌はなかなか納得がいかず。
と言うかもうアレです。ぶっちゃけわたくし、
録音マイクの前で緊張するタチなんですわ。
ライブ会場とかだと平気なんですけども…。
緊張はするんですが、その質が違うというか。
あの、静まりかえった室内で、ひたすら一人で自分の声を聞き
録っては歌い録っては歌い、というのが、もう、
…ああああああああ!!!!
と、頭をがしがしやっちゃいたくなるような感じでですね。

結局今日は歌が録れずに終了。

また歌入れやり直しです。ぐぐぐ。
あー、もう、音源作りは楽しいんですが、何が大変ってコレですよ!
ぬあー、早く納得のいくモノを録れるだけの実力を養いたい!
精進精進!!頑張ります!

明日は大寒波襲来だそうですね。
皆様事故や体調不良にお気をつけて。

は、春までには仕上げるぞッ…!オウ!
2005.1.30.sun
節分寒波のせいです。←絶対違う

以前、購入から24時間以内にティーポットを割るという
偉業を成し遂げたわたくしですが。

…改めて書くと本当バカすぎて
目に熱いモノが込み上げてきますな…。

えー、それにも懲りずに、自分なりに考えた末、
「コレなら割れんだろう!」と魔法瓶を購入。

で。

今朝、早速やっちまいました。
ぐらぐらと沸騰したお湯を魔法瓶に入れて、ガス代節約大作戦
までは良かったんですが、
「机」と言い張っている小さい作業台に
マグカップを置いて。
それにティーバッグを入れてお湯を注ぎ、
生姜とハチミツを入れ(冷え性対策)
「いただきま~」
ばしゃっ!
「うわっ!あっつ!!」

…マドラーに肘を引っかけて脚の上に生姜とハチミツ入り熱湯が。
敗因は、間違いなくわたしの記録的注意力の無さと
作業台の小ささです。
しかも人より痛覚が鈍い(と言われている)わたしは
「うわー、熱いよコレは!相当痛いんじゃないの?」
と、半ば他人事のように中継しながら床や座椅子を拭いていました。
更に、湯気を上げるイージーパンツをうっかり右手で持ち上げ
右手も火傷した模様。
右手の指先とフトモモ、赤く腫れ上がる。
「ありゃりゃ」

…普通の人ならここで(と言うか床とか拭く前に)
患部を冷水や氷で冷やす、というのが常識なのですが、
暖かい部屋の向こうのキッチンに目をやり一言。
「…寒いしなぁ」(溜息)

結局、水に軽く濡らして絞ったタオルでフトモモをぐるぐる巻きにする
という、21世紀に有り得ない治療法で手を打った空知。
右手の方は、
「タオル絞る時に冷水に触れたから大丈夫」
と言い聞かせ、何事もなかったかのように紅茶を入れ直しました。

周りの人からは血相を変えられますが、
痛覚が鈍い人ってのは、大体こんなモンです。
多分。

医者に行くといつも
「なんでここまで放っておいたんですか!」という
説教から始まります。
だから、お医者さん苦手なんだよね…。

みなさんも、冬場の火傷とか気をつけて下さいね!
説得力ないなぁ~。
2005.1.28.fri
888HIT!

いやー、久々に時を忘れました。

甚六さま!HIT報告ありがとうございました!!

もう、自分はここのサイトのキリ番を自分で踏む為に生まれてきたのかと
思うくらい自分でキリ番を踏みまくってきたのですが、
ついにHIT報告が!
しかもおめでたい上下左右鏡文字の888番!
どれくらい喜んだかというと、このくらいです。

珍しく、本当に珍しく色つき。
目を描いたのも久し振り。
つくしあきひとさまの靴底にも及びませんが、
甚六さまに勝手に贈呈!

わたしはデジタル画が描けないもので、
彩色はいつも「ぺんてる水彩えのぐ」を愛用しています。
絵の具に、金と銀があるって凄いですよね。
使い方が難しいのと、印刷に出にくいのが難ですが、
結構重宝しています。
今回の絵にも使ったんですが、うまく出るか否か。むむむ。

その間、暴れ回る猫はケージに閉じこめられ、
ふて寝してました。
ご、ごめんごめん。

ともあれ、皆様のおかげの888HIT。
本当にありがとうございます。
おっと、 ミリオンまであと一息!?

報告頂ければ、また何か勝手に描くかも知れません。
勝手にかよ。

自分でミリオン踏まなければ、の話ですがね…。
2005.1.26.wed
一人会議

さあ!前々から予告だけ立派にしていたCD制作に
いい加減本気で着手するぞぅ!

というわけで、挙げるだけ挙げておいた収録曲候補と睨めっこ開始。

ぬあ…まとまりやしねぇ…。

なんでこう、もうちょっとポップな歌がないんだ。
んもう、後ろ向きねぇ!何この歌!
コード進行がほぼ同じ!レパートリーないわよッ!

って、全部自分のせいなんですけどね…。
入れたい歌が10曲ぐらいあって、
しかしそんなにいらんだろうと添削添削…。

ま、まとまらない…!

長い戦いの末、結局5曲入りのを2枚創ることにしました。

同時販売はムリ…かも…ですが
出来るだけ時期を合わせて出したいと思いますので
頑張れわたし。

なんだそら。いや、頑張りますとも。

ここで悩むのがお値段です。
いつもは「まぁ、1曲100円で上等だろう」と
そんな安直甚だしい相場で出しておりました。

スナックのレーザーカラオケと同値…。

しかしそんなある日。
イクラの敬愛する、愛と平和の美声デュオワン・トリック・ポニーさんと
セッションさせて頂いた時に
CDシングル(2曲入り)を販売していたら
「えっ、200円!?謙虚な姿勢も大切だけど、
自分の才能を安売りしちゃダメだよ、いいものもってるんだから」
と目覚ましのような一言をいただきました。

何とも有り難いことにワン・トリック・ポニーさんは
イクラのへなちょこシングルを購入して下さり、
そのお言葉以来、ようやく郁海は悩むようになりました。

…遅すぎ。

改めて相場を見てみると、
個人差はあれど大体インディーズとか路上アーティストの方で
シングル1000~1200円・ミニアルバム1500~2000円
といった感じでした。

せ、千円すか!!

自己最高額・ミニアルバム500円の世界しか知らないわたくし
正直かなりビビりました。
わたくし、コインでやりとりする世界におりました…。

この先、出そうと思っているのが5曲入りのミニアルバム2枚。
…ということは、相場で言うなら1枚千円。
2枚セットで…に、2千円…!!?

い、いいんですか、そんなにもらって…!

と、怖じ気づいているわたくしですが
値段負けしないような作品を創れるように
フンドシ締めて掛かりたいと思います。

いや、その例えはどうだ。
せめて鉢巻きとか。

収録曲・値段共にまだまだ一人会議のど真ん中ですが、
いいものをお届けしたいと思っています。
音源も、ここに載せられるように…!

頑張ります!オウ!
2005.1.25.tue
朝から遠い目。

たまに、自分のことを本気でバカじゃないのかと
思う事ってありませんか?
そう、例えば、昨日の夜に新しく買った念願のティーポットを

今朝割った時。

いや、割る…っていうか、これは日本語でこう言いますね。

木っ端微塵。

ば、バカじゃないの、この子!!(From自分)

朝から声なき絶叫。
口のとんがった生意気な社長子息に
「ネネネ、ジャイアン、見てよ。バカがバカなコトしてる」
と指さし確認されても反論出来ません…。
購入から24時間経ってねぇ…。
ティーポットからしてみれば、天国から地獄ですね。
エゲレスぶりやがって!キサマなんか紙コップで充分だ!
水でも飲んでろ!

…。

狭い台所がガラスの海に。
あ、危ねぇ~!と一人でわめきつつ
破片を処理&朝っぱらから掃除機大活躍。

そして先日、大さじスプーンでスープを食べたら口の端を切りました。
「どんだけ口ちっさいねん!」と自己突っ込みをして、
ひとまわり小さい「煮豆スプーン」を購入したにもかかわらず
それを使ってまたスープを食べたら次は反対側の口の端を切りました。
もう、食事はティースプーンとヒメフォークでしてやろうと思います。

2005.1.22.sat
これわれものこわれもの。

最近、コンポの電源を入れると、
呼んでもいないCDの挿入口がウィーンと開くようになりました。
世間一般ではこれを故障と言うんでしょう。
そこで、「ま、いいかぁ」で済ませるのもまた性格というか何というか。

そして、皿洗いをしていた時に、
急にガラス製のティーポットが割れました。
これは参った。
コーヒーが飲めないわたしの主飲料は紅茶。
ティーポットがないと困るじゃないですか!
とまぁ、割れたティーポットに文句を言ってみたり。
気に入ってたのになぁ。残念。

明日は日曜。
散歩ついでにティーポットを探しに行こうと思います。

2005.1.18.tue
録音。

わたしはちょこちょこと唄を唄ったりしていて
恥ずかしながらCDなんかも少々販売したりしているのですが、
そんなわたしの創った唄を、歌の発表会で使わせて欲しいという
かみさまのような方がいらっしゃいました。

ところがわたしは楽譜が書けないので(汗)どうにもこうにも…
というわけで、
へっぽこギターでカラオケバージョンの録音を致しました。

スタジオを借りる余裕など当然ないので
壁繋がりのお隣さんがいない隙を狙って
がら空き状態で持て余していた二階の6畳和室に機材をセットして
スタジオ(風)に。

空気の揺れが入るので録音中はヒーターも切って、
どうにもならないくらい寒くなったらものすごい勢いで焚く
という感じでスタート。

引き慣れている曲だったので、すぐ出来るかなと思いきや
やっぱりやり出すと凝っちゃって。
あーでもない、こーでもないと一人でいいながら楽しんで録りました。

いやしかし、自分が創った唄を歌って頂けるなんて、
嬉しさこの上ないです。
この場を借りてお礼。
ありがとうございます。
CDも出してみるもんですね(笑)。

このHPでも、そのうち音源紹介が出来れば、と密かに目論んでおります。

…え~、イクラのやる気次第ですね…(苦笑)。

2005.1.17.mon
大体思いつきです。

今日は歯医者に行きました。
そんでもってその帰り道に、ふと思いついて、
昨年9月から伸ばしっぱなしの髪を整えることにしました。
つか、ほったらかしすぎですよ、空知さん…。

とりあえず、鼻の下まで伸びて
だいぶ見分けがつかなくなった前髪を切ってみた。

鏡の前でハサミを持ってスタンバイ。
確か、前はこれ位の長さだったはず、と
ざくざくと豪快に眉あたりまで適当に切りました。
子供が人形の髪を無造作に切るように、
ほんとに「ざく、ざく」って音がした。
適当さ加減が判りますな…。
O型ですから!
↑最強の言い訳

さて、出来上がってみると。
今まで売れない漫画家みたいだったのが
ホトちゃん(雨上がり決死隊)のような、
日本人形のような。
まとめると、ホトちゃんを日本人形にしたような、そんな感じに。
面白いのを目指していたので、これはまぁ、大成功かと(上機嫌)。

それにしても、前髪だけで変わるもんですね~。
髪の下の冴えない目が急に目立って見えるようになりました。
ふかわくんみたいにならなくて良かったと思います(こら)。

道楽者なので、後ろ髪は括ったまま伸びるに任せてあるのですが、
ちょっといい加減調整しに行かないとまずいなぁ…とようやく思いました。
遅いですか。遅いですね。

ちゃんとしなさいよう、女の子なんだからっ。

…なんつって…。ぐふ…。

が、柄に合わない…、切腹!

2005.1.15.sat
PRIDE

近所(と言う程近所でもないんですが)のスーパーに
買い出しに行ったところ、
ブリのアラがトレイにてんこ盛りで300円で売られていたので、
アラでもブリはブリだ!と即購入。
自宅に帰って、適当に味付けをしながら色んなものと一緒に煮込んで
「ブリアラ鍋」を作りました。
うまいうまい!さすがブリです!
家中に漂うブリの香りに、んもう猫も黙っちゃいません。

「にゃおー!」
「こらっ、お前のんちゃう!」
「にゃー!」
「お前、さっき晩ご飯食べたでショッ!」
「にゃー!!」
「にゃー、じゃないッ」
「むにゃあー!」
「何言うてもあかん!」

ばりっ。

「い、いったぁ!」
「にゃあー!」
「あかん言うてるやろッ!」

がぶっ。

「噛むなー!」
「にゃあー、にゃあー!」
「…ああ、もー!」

というわけで、結局立ち食い。
家の中で立ち食い。
足下では、ブリを狙ってトビウオのように跳ね回る猫。
魚料理の時はこれが非常に厄介です。
魚大好きなのに。
ウチの猫も魚大好きでした。

明日もブリアラ鍋をかけて戦います。

ま、負けねぇっ…!

2005.1.13.thu
魂込。

先日、久し振りに唄を一つ創りました。

ここのところ、心の中が浮いたり沈んだり…
いや、むしろ落ちたり沈んだりと言う方が正しいかも…。
とにかく、大変不安定だったので
わたしにとって、とてもエネルギーを使う
作詞曲に至っては創作意欲が殆ど出ず
半ば「もうわたしに唄なんて書けないかも知れない」と
まあ大袈裟に言うと絶望の淵というか、あぜ道?
みたいな所を渡り歩いていたんです。

つらつらとここに載せているお話は、
たまに休んで、また続きを書いて、と、
長めのスタンスで取り組めるんですが、
わたしが唄を創る時は、もうそれこそガツッと
胸の内の思いを高めに高めて
5分10分の内に、剛速球で、一発本番で、心の中にある思いを
全て言葉とメロディに託して歌う
という集中力一本勝負法で原型を創ります。

そして、その詞を忘れないうちに薄っぺらい紙に書き写し、
楽譜が書けないわたしは、そのメロディを忘れないうちに
何度も繰り返し繰り返し唄って、頭と体に叩き込む。

わたしにとって、とても、気合いと集中力と、
情熱と換言しても過言ではないくらいの
思いを必要とする作業です。

平たく言うと、唄を一つ創る、と言うことは、わたしにとって、
とても大変なことです。

なので、落ちたり沈んだりの中で、正直またこうして、
一つ唄を創れたのは嬉しかった…というよりも、
本気で自分にびっくりしました。
まだ、わたしもすてたモンじゃないな、と(笑)。

まだ、それだけの活力はあったんだな、と。

今回創った唄は、わたしの抱えた、痛みの唄です。

制作中、わたしは歌いながら泣きました。
それにびっくりして、せっかく覚えたメロディが
飛んでいってしまうくらいでした。

けれどもそれは、少なくともわたしにしか書けなさそうな
唄であることは確か。

痛みを歌う唄を書くことは、密かにずっと、わたしのテーマでした。
痛みに共感する人が少ないことを祈り、
聴いた人達が、自分の中にある優しさや
暖かさや、希望に気付いてくれる事をわたしは祈ります。

なんて、大それた事を言うにはまだまだ力が足りませんが(苦笑)。

暖かくなる頃に、どこかで披露出来たらいいなと思います。

何に付けても、「創り出す」ということは、難しいものですね。