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【芸能・社会】

ゆいP、モテモテ役「ヤバイ」連発 東海テレビ新ドラマ、ヒロイン起用

2018年9月23日 紙面から

7人の夫に囲まれるゆいP(中央)。夫役の「劇団ヘラクレスの掟」のメンバーは(前列左から)小木曽龍之介、マイキ、(中列左から)中村パウロ、折戸正大、(後列左から)大西翔、鶴田亮介、吉田光

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 東海テレビの新ドラマ「7人の夫-劇団ヘラクレスの掟NextStage-」(10月18日スタート、木曜深夜0時25分)が制作され、お笑いコンビ「おかずクラブ」のゆいP(32)がヒロインを務める。ゆいPが演じるのは何と7人のイケメン夫がいるモテモテの女性。撮影を前に、このほど本紙の取材に応じたゆいPは、自身と懸け離れているという“いい女”役に大慌てで、「ヤバイ!!」を連発した。

 物語の舞台は名古屋。ゆいP演じる作家の神宮寺朱美には、戸籍上の夫のほかに6人の内縁の夫がいる。朱美は一人娘の世話もしながら毎日違う夫と過ごし、夫たちを満足させる努力を怠らない“プロ彼女”。単なるコメディーではなく、殺人事件も発生するサスペンス要素も含んだ奇想天外なドラマとなりそうだ。

 おかずクラブの人気上昇とともに、バラエティー番組やイベントに引っ張りだこのゆいP。2015年放送のフジテレビ系ドラマ「ブスと野獣」には、W主演の1人として出演。久しぶりの大役にも「腕は鈍っているかもしれないけどやってやろうかな」と上から目線でオファーを快諾。しかし、他のキャストとともに臨んだ最初の「本読み」で鼻っ柱をへし折られる。「今やった演技を全部忘れて」「そういう演技を求めていない」などダメ出しの連発を受けた。“いい女”役であるがゆえに、鞄の持ち方など細部にわたって指導が入る。「石原さとみさんじゃないんだから…。要求するレベルがヤバすぎる。オファーを間違えたのでは」と不安に。

 それでも制作側は「ゆいPさんは魅力的。(役柄と)懸け離れているとは思わない」と期待。「雨上がり決死隊」の宮迫博之(48)や「ココリコ」の田中直樹(47)など、俳優としても活躍する芸人は少なくない。目の前の高いハードルを、ゆいPが渾身(こんしん)の演技で乗り越え飛躍できるか。「『楽しかったな』と言えるように頑張ります」と気合を入れた。

 最後に制作側が「今まで見たことがないゆいPさんが見られる」とPRすると、ゆいPは「…とのことです。私は言ってません」と笑わせた。放送は東海地区のみだが、ネットでの配信も検討されている。

本紙の取材に応じたゆいP(五十嵐文人撮影)

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◆東海地区の俳優集団メンバー

 7人の夫を、東海地区で活動するイケメン俳優集団「劇団ヘラクレスの掟」のメンバーが務める。

 それぞれ本人名で登場する。鶴田亮介(28)が朱美の戸籍上の夫。曜日ごとに朱美と会う夫役が、月曜・折戸正大(22)、火曜・中村パウロ(25)、水曜・大西翔(25)、木曜・小木曽龍之介(27)、金曜・マイキ(21)、土曜・吉田光(23)となっている。

 さらに、ゆいPが「楽しみ」という「おかずクラブ」の相方・オカリナ(33)が出演する回もある。

 

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