こんにちは
「はむすた母」と申します
趣味で楽しむピアノの先生をしています
幼稚園生、小学生がお稽古事を始めるなら
秋からがお勧めです
ただし、運動会が終わってからにしてくださいね
秋からがお勧めの理由
春は、集団生活に変化がある季節です
入園・入学で生活そのものが変わったり、
進級で、仲間や先生が変わったり
子供たちは緊張することが多いです
夏休みにお子様とコミュニケーションしてみて、
子供自身がやってみたいこと、
親から見て身に着けさせた方がいいこと
伸ばしてあげたい特技
目についたことがあったのではないかと思います
子供の
学力の不足が気になった方
体力の不安を感じた方
集中力をつけた方がいいかなと思った方
お稽古事を始めるなら、2学期です
長いお休みが終わって、普段の生活に戻り
運動会のような体力的に大変な行事を終えると
子供たちは、通常運転を通り越して
ぼ~とした状態になってしまうことがあります
そんなとき、何かを初めて生活に刺激を与えるのは
いいころ合いなのです
2学期はほかの学期より長いので
安定して取り組めるのもお勧めです
習慣化しやすい時期なのです
指導者の評判が聞こえてきやすい
それぞれのお教室は、春にスタートしていることが多いので
評判が聞こえてくるタイミングが秋ごろです
実際に通っている方に接触できるチャンスも多いと思います
無料の体験講習を受けるとき、
先生やメンバーの評判をしっかりリサーチしてみましょう
春にスタートしたお手本がいる
チームスポーツなど、春に募集したメンバーが多い場合
ある程度、上手になっている子たちがすでにいます
この子たちが、いいお手本になってくれるのです
身近な年代のお手本がいるということは、
追い付こう、追い越そうの気持ちが
モチベーションアップになります
春にスタートしたメンバーのライバルになるには、
少し時間はかかるでしょう
一斉にスタートしたメンバーにどうすれば追い付けるか
自分で考えるチャンスが生まれます
もちろん、上手なメンバーにどんな練習をしたのか
尋ねることもできます
指導者だけでなく、メンバーから学べることに気が付く
いい機会です
そこから自主トレの大切さに気が付いてくれれば
その後の上達も見込めるでしょう
幼稚園、小学校低学年の場合、
どの世界でも、追い付くのはそう難しい事ではありません
遅めのスタートをサポートする声掛けを
保護者の方は見つけてあげてください
親以外の人が指導するということ
すでに集団生活を初めている子供たちは
親や、先生が同じ意見ばかりではないことを知っています
そのあたりのことは、子供たちはとても敏感です
保護者によっては「子供が混乱するのではないか」と心配される方がおられます
私は、その心配はないと思っています
「お父さん、お母さんと違う考えの人がいること」
は、社会に出れば当たり前です
考えの違う人にたくさん出会うことで、
子供たちが大人になった時、自分なりの対処を覚えるいい機会だと思うのです
実際、私がピアノのレッスン中に
「お家で毎日3回、練習してね」
というと
「お母さんは10回って、言うよ」
というお子さんがいます
「どうしてそういうと思う?」
と聞くと
「いっぱい練習すれば、早く上手になるから」
と答えます
ここまでは、たぶんお母さんの意見です
「○○ちゃんは、何回練習すれば上手になると思う?」
と、ふってみると
「5回でいい」
と、お母さんの指示とも、私の指示とも違う回数を答えることがよくあります
二人の指示のバランスを取っていることもあれば、
自分で考えを言っていることもあるのです
どちらにせよ、そのお子様自身が考えて判断していることは間違いありません
違う意見の中にいることで、自分で判断する力を養っていると私は思うのです
間違いなく、これは大人への自立の一歩だと思います
親がサポートに回るチャンス
専門家の指導を仰ぐことで、
親はマネージャー、サポーターの立場に専念できます
お子様の勉強を見たことがある方は経験があると思いますが
我が子の冷静な指導者になるのは、かなり難しい事です
何度も同じ間違いをされて、イライラしたり
うまく支持が伝わらなくて、つい声を荒げたり
場合によっては手が出ることもあるかもしれませんね
報道を見る限り何人かの指導者は、
残念なことに今でも手が出る方がおられるようですが
子供たちを指導する方々は、たいてい
子供に伝わる言葉を知っていて
何十回も同じ間違いをされることにも慣れています
「仕事だと思うと違う」ということもありますし
子供の側の緊張感も違います
専門家に任せるなら、保護者の方は
新たにできるようになったことを「ひたすら褒める」役割になることができます
誰と比べる必要もなく、
昨日より今日、できるようになったことだけに注目して、褒めまくることができます
結果だけでなく、頑張った姿勢を褒めてあげることもできます
お子様にとっては、最高のサポーターでありファンです
お子様が
「ここがうまくいかない」
「うまくなりたい」
と言った時には、マネージャーになれます
アドバイスも、その子だけにすることができます
専属のマネージャーです
小さいうちは、一緒に指導者にアドバイスを求めに行くのもいいでしょう
上手な子に教えてもらうこともいいと思います
少しずつ、一人で解決できるように
後押ししてあげられる最高のマネージャーが保護者です
次の春に始まるメンバーより先んじることができる
自分の成長を確認することは、大人でも難しい事です
特に一斉スタートした場合、周りも同じように成長していくので
自分自身の成長として認識することが困難です
半年前の春スタートのメンバーに追いつけずにいたとしても
次の春、新たに入ってきたメンバーを見て
自分のできるようになったところを再認識することができます
自分の努力がどういう結果になっているか
考える機会が多い秋スタートは
自己肯定感が多いように感じます
幼稚園や学校とは違う価値観で、
自分を見つめるチャンスにも恵まれると思います
少しだけ、みんなと違う環境に自分を置くことで
見える景色が変わることを体験するチャンスです
秋から始めるお稽古事、
私はお勧めです
気になっているお稽古があったら、体験に行ってみてください