こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。
以前、Mr.ボンドという人物を紹介しました。
簡単に特徴をまとめると
- 30代半ば
- 妻子持ち
- 資産1億5,000万円を築いてリタイア
- 頻繁に転職を繰り返すジョブホッパー(サラリーマン)
この記事では、
- 退職後の彼の動向について
- 彼のサラリーマンとしての労働観
についてご紹介します。会社から搾取することを決めたサラリーマンの生き様をご覧ください。
目次 [表示]
退職後のMr.ボンドについて
原油で3,000万円稼いだ
ここ2年の原油の値動きはこんな感じ。
2,000円ぐらいの水準の時に、総額5,000~6,000万円ぐらい買っていたそうです。これで3,000万円弱の利益をあげたということですね。
彼は『2,000円を切ったら買い』と常々言っていたのですが、私は信用していませんでした。
私はゴールドとか原油とかの商品があまり好きではなくて、なぜならそれ自体が収益を産み出さないからです。
需給だけで価格が動きますからね。結果的にはポジションをとった彼が大正解。利益確定はほぼ済ませたようなので、勝負アリです。

実家のある田舎に帰ってのんびり生活
1.5億円では心もとないと言っていた彼ですが、原油取引の他にもコンスタントに利益をあげていたらしく、今では2億円近い資産を持っているそうです。

なぜ、一介のサラリーマンである彼が、これだけの資産を築くことができたのか?
その秘密は『会社をとことん搾取する』という彼の仕事スタイルにありました。
サラリーマンが会社を搾取!富を築く5つのポイント

- 能力を高める必要はない、書類スペックだけ高めろ
- 評価ではなく資産額のみ気にしろ
- 勤務中は相場に向き合え
- 会社のお金・時間で勉強しろ
- 社内の評価が底辺になったら転職しろ
①能力を高める必要はない、書類スペックだけ高めろ
大前提として、同じ会社には最長でも3年程度しかいません。なぜなら、後述するようにほとんど仕事をしないので、社内の評価が最底辺で吊し上げをくらう時期が必ずくるから。
だから、転職価値だけはしっかりとキープしておく必要があります。

- 仕事をバリバリやっていた有能な学部卒
- 働かないMBAホルダー(トリリンガル)
年収の高い仕事に就ける可能性があるのは後者だそうです。
Mr.ボンドはいわゆる高学歴で、書類上はトリリンガルです。今まで在籍していた企業も有名企業ばかりで、毛並みの良さがはっきりと分かります。

『僕を採用する企業は貧乏くじを引いた』とまで言うMr.ボンド。
ほんの少しでもやったことのある業務は堂々と『経験者』としてアピールするそうで…そういえば弊社に中途で入ってきたときも
すごい人が入ってきたぞ!
と言われてましたが、実際は何もできないひどい人でしたねw
②評価ではなく資産額のみ気にしろ
彼は総合職としての仕事をほとんどやりません。派遣さんや一般職の方が担当するような、単純事務をちょこっとやるぐらいです。
難しい仕事を割り振ると
- 自分には難しい
- 自分には分からない
- 自分にはできない
この一点張りで、とにかく仕事を引き受けません。もちろん周囲からの評判や評価は最低で、ボーナスカットもされていたと言います。

重要な指標は資産額のみ。
仕事をしないことによってボーナスをカットされたとしても、別なことで稼げているならまったく問題ないわけです。
彼は仕事をせずに何をしていたのか?そう、トレードです。
③勤務時間中は相場に向き合え
彼はしょっちゅう
- 空き会議室
- トイレ
- 倉庫
に入り浸っていました。何をしていたかというと、株式トレードです。
- オプションを使った裁定取引
- デイトレ
この2つで、1日平均で2~3万円ぐらい収益をあげていたようで、月間40~60万円になります。
低評価を受けて、給与や賞与をカットされても、痛くも痒くもないわけですね。
ちなみに、特定のタイミングでは空売りも仕掛けていたようです。うまくキメた時には、1度の取引で100万円以上の利益を稼いでいたようです。
取引の履歴を見せてもらったこともありますが、冗談抜きでめったにマイナスを出していませんでした。時々、少額の損切りがあるぐらい。
私はいまだに信じていませんが、彼いわく『大きくは稼げないけど、勝率8割ぐらいなら勝てる手法がある』ということです。
④会社の時間・お金で勉強しろ
相場の地合いが悪いときには、経済ニュースをひたすら読み漁っていたようです。
毎週何十時間も経済ニュースを読み漁っているだけあって、尋常じゃないレベルで経済に詳しかったので、転職の面接のときにも『ただものではない』という雰囲気を出せたでしょうねw
『仕事をしないヤツ』という評価を受けるようになる前、つまり試用期間中だけは彼はしっかり働いていました。
その期間には、やる気をアピールして、会社のお金でしょっちゅうセミナーに行ったり書籍を買ったりしていました。
前職では、会社にMBA(経営学修士)のお金を出してもらったそうですね。大学院卒業後に、すぐ年収の高い企業に転職したようですがw
⑤社内の評価が底辺になったら転職しろ
Mr.ボンドの実態はこうです。
- 高いのは書類スペックだけ
- 一番簡単な仕事をたっぷり時間をかけて(いるように見せて)する
- 勤務時間中はひたすら相場に向き合う
- 会社の時間・お金で勉強
試用期間中を除いては、彼は本当に無能の極みに見えます。

転職活動は、狐と狸の化かし合い。
彼には『労働で自己実現』なんて考えはこれっぽっちもありません。会社に貢献するつもりはまったくありません。
開き直った男の自己アピールは、それはもう淀みなくスマートで…
Mr.ボンドの名言集
とことん会社から搾取することを決めていたMr.ボンド。
彼は、普段からこんなことばかり言っていました。
会社員は搾取されている

彼いわく、資本家は労働者を個別に識別していません。全体として人件費○○円としか見ていません。
トータルで満足のゆく利益が出ていればそれで良いというわけです。

働かないという行動力が大事だそうです。まさかこういう文脈で使う言葉だとはw
僕は市場の裁定者

市場の価格形成を適正化する、崇高な仕事だそうです。無職だなんてとんでもない。
管理職は奴隷を監視する奴隷

あまりにも割に合わない仕事だそうな。
そんな仕事するなら、平でデイトレやってたほうが儲かるというわけですね。管理職は休日出勤・長時間労働から逃れられない運命ですからね~。
僕が経営者なら僕は絶対に僕を雇わない

彼いわく、労働者サイドの唯一の勝ち筋は
会社(資本家)を搾取すること
です。奴隷としての階級をあげることではありません。
自分が雇いたくないと思う人材でいたからこそ、自分はリタイアにこぎつけられたと言っていました。徹底してますねぇ。
まとめ:マネしたいとは思わないし一緒に働きたくないけど
キャラとしては徹底していて面白いなと(笑)
Mr.ボンドは、私が「経理は楽しい」と言っていたことがまったく理解できないようで、しょっちゅう「もったいない。早く仕事やめちゃえばいいのに」と言っていました。
音楽性の違いですねぇ。
彼ぐらい徹底して「会社から搾取すること」を決めれば、会社から卒業できる日は近づくのかなと思います。
本当かどうか知りませんが、どこかの調査によると、日本のサラリーマンって、世界で一番自分の会社を憎んでいるそうですね。自分の人生を取り戻すために、Mr.ボンドのように会社と付き合うという選択肢もアリなのかもしれません。
上司とか同僚としてはたまったものじゃないですけどね!

これがお互いのためかもしれませんねw
それではまたっ!





