先日、わたしの両親が車でわが家に遊びにきてくれたのですが、
その帰り道、父が居眠り事故を起こしてしまいました。
「今家に帰ったんだけど…
ケガはないんだけど帰りに居眠り事故してなぁ…
車がダメになったから電車に乗って帰ってきた」
父からの電話でそれを聞いてほんとうにビックリしました。
え?事故?とつぜんのことで頭の中が真っ白に。
話を聞くと事故を起こしたのは午後3時くらい。
高速道路での運転につかれた父がパーキングエリアで休もうと母と話していたところ、突然父が寝落ちして中央分離帯に衝突。
中央分離帯にある金属製のポールを5本なぎ倒し、それが対向車にあたり傷をつけてしまったらしい。
父の車の右前タイヤは動かなくなり運転席のドアも開けられないような状態に。
そんななか父母も対向車の人もだれひとりケガすることなく済んだのが本当によかった…
だけどもしも…
もしも中央分離帯がない道路だったら…
もしも対向車と正面衝突したら…
そんなことを考えるとゾッとして。
車はダメになったけど誰も死ななくて本当によかった。
反対車線を運転していた方にはとても怖い思いをさせてしまって申し訳ないです…
車に傷もつけてしまったし。
それでもそのかたは事故当時なかなか車から出られない父母のことを心配してくださったようでした。
車のナンバープレートを傷つけてしまったけど「大丈夫ですよ、気にしないでください」と言ってくれたそう。
なぜ父は居眠りをしたのか。
母の話では事故の直前までふつうに母と会話していたらしい。
ふつう一瞬で眠りに落ちるものなのでしょうか。
なにかの病気が隠れてるんじゃないか…
これからも同じようなことが起きるんじゃないかと心配です。
父は2年前にトヨタのエスティマを買って、それでよく母と旅行へいっていました。
ホテル代をうかすために車中泊などして、不便そうだけどそれもどこかたのしんでいるようでした。
あと2年したら父は定年退職する予定で、その後はエスティマで日本中をまわりたいと以前話していたけど、今回の事故でそれも叶わぬ夢となりました。
でもそれでよかったのかもしれない。
体力的にも長時間の運転はきついってわかっただろうし、これからは長距離の移動は新幹線とかつかってゆったりしたらいい。
今回の事故で周りの車や警察のかたにはたくさん迷惑をかけてしまいましたが、
だれひとりケガしなかったのは不幸中の幸いです。
これから二度とこんなことがおこらないように父もわたし自身も気をつけなくてはと思います。