卒論などに追われる4年生なのに何故行っているのか分からない。
交通費以外でない。
その上、様々な日に来ることが推奨される。
始めて1か月くらいだがもう辞めたい。
これはもう辞めるしかないのだろう。
始める前から、そんなことは言われていた。
お前のような人間があんなもの向いていない。白魔術師じゃないんだから。お前は黒魔術師だと。
それも、どうすればいいのかわからない。
正直、インターンというのはそう言った事情を抱えた自分の足元を見られたのかもしれない。
反省すべき点は多い。
ただ、新たに知ることが出来たこともあった。
自分よりも偏差値の高い人間があまり思想も知識やらも無いということだ。
彼女を擁護したい人間は、お前と話す気がなかったとか優秀故に内面を隠しているのだというだろう。
しかし、そんなこともないのだろうと感じた。
それは飲み会の席だけでなく、業務上での対面、オンラインでのコミュニケーションなど様々なものを見てだ。
それを踏まえて、思想やらありとあらゆるものに興味などないのだ。
自我が薄いとでも言おうか。
現代の若者の状況などの分析などを見る限り、教養やら思想というものはあまり重視していない人間が多い。
何か深く物事を考えても、思想やらがあってもモテるわけでも就職が良くなるわけなどない。
上手にペーパーテストで点数を取り、遊んで生きていくのが一番良い。
ファシズム、ネオリベラル、絶対王政 ありとあらゆる時代に適合して生きていくような人間だろう。
ただ、彼女は頭がいいのだろう。
IQ88で低偏差値大学の自分が記念受験をした大学に入学している。そう思うと無力感しかないものだ。
無関心のコストパフォーマンス重視な人間と権力に媚びるネオリベ的人間である。
自分は、インターンでまさに現代の政治状況の原因が少し分かった気がした。
そして、大学が始まる前にインターンに行けなくなることを伝えなければならない。
あまりのわかりにくさに、半分ほどで挫折した。
思想なき時代に思想を語る人か
≫卒論が何とか完成しても、就職先も進学先もない。 ≫それも、どうすればいいのかわからない。 大変だ(^_^.)