[TGS 2018]「海腹川背 Fresh!」体験版をプレイ。今度の川背さんは配達人の板前としてオープンワールドの異世界をサバイバル!?
「海腹川背」シリーズは,スーパーファミコン版の第1作から20年以上にわたって続いているアクションゲームだ。プレイヤーは流しの板前をしている女の子・海腹川背さん(タイトルによっては他のプレイヤーキャラクターも登場)を操作して,アスレチックのようなマップでゴール目指して進んでいく。
このシリーズで特徴的なのが,「ゴムひものような釣り糸が付いたルアーを地形に打ち込むことで,釣り糸の張力でルアーを基点として飛んだり跳ねたりできる」というポイントだ。これを使いこなせたときの爽快感が多くの人を病みつきにさせており,いろいろな紆余曲折はあったものの,今日までシリーズが続けられている。
そんなシリーズのファンは,本作の初報(関連記事)で大いに驚いたはずだ。まず,絵柄が今までとは大きく異なっている。
また,プレイしてみると違いはそれだけじゃないことに気付く。川背さんの名前がカタカナ表記で,ケモノ耳のお姉さんと会話していて,魚だけでなくキノコにも脚が生えているし,フィールドの構成もなんだか以前とは異なる。なんと,本作の川背さんはいつもの“夢の中”でなく魔法世界・ミシュラーナに来ており,そこで配達人をしているというのだ。
……まあ,最近は「Blade Strangers」で他ゲームのキャラクターと殴り合っていたりもする川背さん(関連記事)なので,異世界慣れしたのかもしれない。
マップを進むにあたっては,これまでと基本的には変わっておらず,離れた足場にルアーを打ち込んだら,振り子運動や釣り糸の伸縮で慣性を付けて,ルアーを外して次へ次へと飛び渡っていけばいい。出展版は「Nintendo Switch Proコントローラー」が用いられており,[L/ZL/R/ZR]のボタンが,それぞれ左上/左下/右上/右下へのルアー発射にアサインされているので,慣れている人なら快適にプレイできるはずだ。
旧作では敵の攻撃や敵自体にぶつかったらミスとなっていたが,本作は体力制になっており,体力に余裕があればダメージだけで済む。なので,初心者でも即座にゲームオーバーとなることはないだろう。また,ルート途中には復帰ポイントも用意されているらしい。
操作系はともかく,かなり様変わりした「海腹川背 Fresh!」。なぜこのようになったのか,開発元であるスタジオ最前線の近藤敏信氏に話を聞いた。
それによると,本作での様変わりは,前作にあたる「さよなら海腹川背」(PC / 3DS)がスタンダード路線だったことに起因しているとのこと。「海腹川背」シリーズは,スーパーファミコンの「海腹川背」では実写画像を使ったり,PlayStationの「海腹川背・旬」では手描きイラストを使ったりと“変わったこと”をやってきたが,前作がスタンダードなので一気に異世界まで飛んでみたそうだ。ある意味,川背さんらしい“ラバーリングアクション”だと言えるかもしれない。
本作はリブート作品的な位置づけにあたるとのことで,キャラクターデザインの変容もそのためだという。舞台がファンタジー世界になっている理由は,シナリオを進めていくと明らかになっていくとのことだ。
マップは従来のステージクリア型ではなく,1つの大きなマップの上でクエストによって目的地が変わる……要するにオープンワールド的な設計になっているとのこと。目的地への到達ルートは多岐にわたるため,クリアタイム争いが白熱しそうだ。
システム面では,「さよなら海腹川背」のラバーリングエンジン(本作のゲームエンジン)をもとに,同作では制限をかけていたロケットダッシュなどの高等テクニックが解禁されており,熟練プレイヤーなら「海腹川背・旬」のような感覚で飛び回れるという。
また本作にはアイテムの概念があり,採取した食べ物を調理して食べることも可能なのだとか。これは広大なフィールドを移動するにあたってのサバイバル要素らしい。食べ物があるなら,それによるパワーアップもあるのだろうかと気になるところだが,そういったバフ的な要素は検討こそしているものの,実装に関しては慎重に考えているらしい。たしかに,プレイヤーの腕前がものを言うタイプのゲームなので,「あのアイテムさえあればひとっとび」みたいな効果は興醒めになりかねない。
そんなわけで,「熟練者は思うままに飛び回れて,初心者はじっくり挑戦できる」といった形で新生した海腹川背。旧作プレイヤーはビジュアルの変化に戸惑うかもしれないが,まずは触ってみてほしい。ちなみに今回の試遊版では,初心者/経験者/歴代の戦士といった,3種類のプレイヤーに向けた難度が用意されている。変化に戸惑うほどのこだわりを持つプレイヤーに試してほしいのは……もちろん“激闘・歴代の戦士”コースだ。
- 関連タイトル:
海腹川背 Fresh!
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