Amazonは米国時間9月20日、音声コマンドに対応する独自ブランドのWi-Fi接続電子レンジの販売を開始することを発表した。「AmazonBasics Microwave」(59.99ドル)は、Amazonのデジタルアシスタント「Alexa」に対応する。「Dash Replenishment」や「Auto Popcorn Replenishment」にも対応し、ポップコーンを自動的にAmazonで注文することができる。この電子レンジは、米国で20日から予約注文可能で、年内に出荷開始される予定だという。
Amazon Devices担当シニアバイスプレジデントを務めるDave Limp氏は、AmazonがAlexa機能を電子レンジに追加することを決めた理由の1つは、そのユーザーインターフェースが「1970年代終わりから進化していない」ためだと述べた。Amazonはこの電子レンジに、新しい「Alexa Connect Kit」を装備した。Alexa Connect Kitは、Amazonが管理するクラウドサービスに接続する、Wi-Fi接続のスマートホーム製品を開発するための開発者向けツールキットだ。
この電子レンジをAlexaと連携させるには、その近くにAlexa搭載スピーカを置かなければならない。そうすれば、「Alexa、コーヒー1杯温めなおして」といった音声コマンドで、特定の操作に対する調理設定を自動的に開始することができる。タッチスクリーンの制御パネルには「Ask Alexa」ボタンも用意されており、ボタンを押せば、「Alexa」と先に言わなくても、調理時間を音声で指示することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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