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Nintendo Switch、複数の本体にダウンロードソフト等がプレイ可能に。ただし一定制限あり

ようやく「DLソフトと本体の紐づけ」が緩くなりました

Kiyoshi Tane
6 時間前 in Game
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Nintendo Switch本体がバージョン6.00に更新され、購入したダウンロードソフトや追加コンテンツを、複数の本体にてダウンロードおよびプレイが可能となりました。

Nintendo Switch Onlineの利用に必須であるバージョン6.00では、「ダウンロードできる本体」が「いつもあそぶ本体」に変更され、購入したコンテンツが複数の本体にダウンロード可能となりました。利用に一定の制限はありますが(後述します)「友達のSwitchで手持ちのダウンロードソフトを遊びたい」ときの面倒さから解放されそうです。

合わせて本体バージョン6.00以降は、ユーザーとニンテンドーアカウント連携の解除ができなくなるとのこと。これは裏返せば、「Switch本体とダウンロードソフトとの厳密な紐づけ」が緩くなったことを意味します。

さて、従来はダウンロードソフト等を購入したSwitch以外の本体にダウンロードする場合は、まず元の本体、つまり「ダウンロードできる本体」からニンテンドーアカウントを削除。購入情報の紐づけを解除し、新たな本体を改めて「ダウンロードできる本体」に登録し直す必要がありました。
Xbox LiveやPSN、Steamのように「複数の本体にダウンロード」は、簡単にできなかったわけです。

バージョン6.00移行の新システムのもとでは、購入情報がSwitch本体ではなくユーザー=ニンテンドアカウントに紐付けられるため、そのユーザーが複数の本体に連携することで、別のSwitchでもダウンロード可能となったわけです。
細かな手順については、任天堂公式サイトの解説ページをご参照ください。

ここで「いつもあそぶ本体」とそうでない本体との違いは、後者で遊ぶ場合はインターネットに接続しておく必要があるということ。起動時にインターネットに接続していても、その後接続せずにプレイし続けていると、一定時間経過後にプレイが強制中断されます。

nintendo
また、同じニンテンドーアカウントを連携させたユーザーは、同時に複数の本体でダウンロードソフトをプレイできません。
さらにダウンロードソフトが保存された本体であっても、購入と紐付けられたニンテンドーアカウントを持つユーザー以外は、ソフトが起動できないとのこと。

要するに「1本のソフトで2人が(別のソフトとして)同時プレイ」や「ゲームの無限増殖は不可」というルールです。こうした点から今回のポリシーは、あくまで「友達や家族などのSwitchで一時的にソフトを遊ぶ」的な運用を想定していると思われます。

しかし、データ引っ越しに関しては、これだけでもかなりシンプルになります。同じユーザーがもう一台Switchを買ってダウンロードした上で、「いつも遊ぶ本体」に切り替えれば、事実上の「引っ越し」と呼べる状態になるため。
Nintendo Switch Onlineのセーブデータお預かり機能と合わせて、本体の買い替えがスムーズとなりそうです。

ただし注意点は、本体を譲渡・廃棄する前に「いつもあそぶ本体」の登録を解除しておく必要があるということ(インターネットに繋がった状態で「本体の初期化」を行っても同じ効果があります)。
もし解除し忘れて本体を廃棄したり、ないしは盗難に遭った場合は、任天堂への連絡などで少し手間がかかるかもしれません。

なお、本体バージョン6.00のその他の変更点は以下のとおりです。

  • Nintendo Switch Online の正式サービス開始に対応
  • 「セーブデータお預かり」に対応
  • 「アルバム」に保存されている画面写真をSNSに最大4枚まで同時に投稿可能に(動画は一度にひとつだけ)
  • ユーザーに設定できるアイコンを追加(『進め!キノピオ隊長』より6種類)
  • 「みまもり設定」で設定されている年齢制限に応じて、「ゲームニュース」の視聴も制限
  • 「設定」でUSBキーボードのキー配列を指定可能に
  • ユーザーに連携しているニンテンドーアカウントを変更不可に
  • 任天堂ライセンス商品のコントローラーの動作を改善

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