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年収減です……。


年収を減らします!

実はイケハヤぜんぜん儲かっておりませんで、正直経営が厳しいです……。

なので、現在2,400万円の年収を、来年は半減させようと思っています。800万円くらいにするかも?

もちろん儲かってないというのはウソですが、年収は減らそうと考えています。

なぜガンガン儲かっているイケハヤが、自分の年収を下げるのか?

これも「お金がある経営者が借金をする理由」と同じく、普通に生きているとわかりにくいのでざっと解説します。

関連記事:いい大人なんだから「借金=悪」という中学生レベルの思い込みを捨てましょう。


税金高杉問題。

シンプルにいって、年収2,400万だと税金が高すぎるんですよね

所得税の税率は、この場合40%です。

40%って。おいおい。

額面は2,400万円ですが、1,440万円しかもらえないんですよ……。

社会保険料&保育料もアホみたいに高くなるので、額面年収2,400万といっても、手残りは1,200万くらいの感覚ですね〜。半分は国家に奪われるのです!


さて、ここで仮に年収を800万円にしてみます。

この場合、税率は23%!手残りは616万円。

支払う税金は200万円以下なので、めっちゃ節税できてます。


所得税率と納税額を簡易的に比較すると、こうなります。

  • 年収2,400万(税率40%):納税額960万円
  • 年収800万(税率23%):納税額184万円

納税額5倍も違うんですね……。


経営者は経費でモノを買う。

というわけで、節税という観点においては、個人の年収は低いほうが有利なわけです。

「でも、年収を下げたら、個人的に使えるお金が減らない?」と思うでしょう。

そこは、経営者の強いところ!

お金を使うときは、会社のお金を経費として使えばいいんです!


たとえばイケハヤの場合、「クルマ」は会社経費で買ってます。

普通に仕事で使いまくってるんで、めっちゃ正当な経費ですね。

これはとても重要で、経費をうまく使えば、実質的に割安でクルマを購入できるのです


自分の財布からクルマを買う場合を考えましょう。

年収1,200万円の場合、ざっくり40%が税金で消えます。手残りは720万円。

個人で買う場合は「税引き後」のお金でクルマを買うことになります。


一方で、会社の経費でクルマを買う場合、その購入費用は、売上から費用を差し引くかたちで計算されます。

たとえば、会社の売上が1,000万円だったときに、800万円のクルマを買ったら、残りの利益は200万円になるわけですね。

で、税金はこの200万円に掛かります。3割税金で取られると考えると、納税額は60万円程度ですね。

(実際には減価償却となるので、こういう計算にはなりません。まぁ単純化しているということでご容赦ください)


個人の年収を上げるのは悪手。

この単純化されたストーリーにおいて納税額を比較すると、

  • 年収1,200万円の個人がクルマを買う:480万円納税
  • 年商1,000万円の会社が800万円のクルマを買う:60万円納税

……となるわけですね。わかりますか?

つまるところ、税効率を考えると、会社から支払う給料は極力安くして、なるべく経費としてお金を使うべきということになります。


あなたが経営者であるのなら、個人の年収を上げるのは、悪手である可能性があります。

何か目的があって個人にお金を移転するのはいいですが、使い道が特にないのなら、会社の経費でお金を吐き出したほうがベターでしょうね。


サラリーマンにはわからないかも……。

と、がんばって解説しましたが、これはなかなか伝わらない気がします……。

会社経営していたらわかるんですけどね。

motoさんもツイートしていたので、参考まで。

motoさんのように、サラリーマンでも副業で経費を使えば、実はかなり節税になったりするんですよね。

がっつり副業やってる方は、この話は突っ込んでよく理解しておくべきですよ〜。


こういう話は副業をすると感覚がつかめるので、ぜひチャレンジしてみてください。副業の教科書、よく売れてます。

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