■基本
フィルタは部分一致。"*"は1個以上の任意の文字列をあらわす。
ホワイトリストではフィルタの先頭に"@@"をつける。
正規表現ではフィルタの先頭と末尾を "/" でくくる。
正規表現はパフォーマンスが低下するので非推奨。
■セパレータ文字
"英字、数字、%"を除く文字(正規表現でいう"[^a-zA-Z0-9%]")を指す。
例としては "/" "&" "=" ":" "?" など。
ただし "." や "_" は除くので注意。
これらはフィルタで "^" を用いて表記することが可能。
■最適化
3文字以上の"英字、数字、%"で構成されるキーワードを1つ以上含む。
キーワードの両端はセパレータ文字にする。
"*" はセパレータと見なされないので注意。
■フィルタのコメント
フィルタの先頭に "!" をつけた場合はコメント扱いされ無視される。
■フィルタオプション
"$" で始まるオプション。フィルタ末尾に書かなくてはいけない。
複数記述したい場合は "," で区切る。(例: "$script,third-party" )
マッチしないものを指定したい場合は "~" をオプションの先頭に記述。 (例: "$~script" )
$script : スクリプト。
$image : 画像ファイル。
$stylesheet : CSS(スタイルシート)ファイル。
$object : ブラウザプラグインに利用されるファイル。FlashやJavaなど。
$xmlhttprequest : XMLファイルによる呼び出し。
$object-subrequest- : Flashのようなプラグインによる呼び出し。
$subdocument : 埋め込みページ。フレームなど。
$document : そのフィルタが呼び出すファイル。ホワイトリストでのみ使える。
$elemhide : マッチした場合、非表示要素を無効。ホワイトリストでのみ使える。
$other : これらに含まれない要素。
$third-party : 違うドメインのファイル。
$domain=example.com : ドメイン指定、複数指定は "|" で区切る。特定ドメインの除外も可能。(例 : "$domain=example.com|~foo.example.com" )
$match-case : 大文字、小文字の区別をする。
$collapse : Adblockのオプションに関係なく、ブロック後の空きスペースをつめる。
$donottrack : DNTヘッダーを追加。
■非表示要素
主に3つのパターンで書く。
"*" は使用できないので注意が必要。
"div" のような要素は "##div" だけでなく "##*" と省略が可能。